柄シャツはダサくない!絶対失敗しない着回し古着コーデ
もくじ
京都は古着の街
京都市は寺社仏閣が建ち並ぶ古都として有名ですが、 加えて「学生の街」としての側面もあります。古いものを大切にする風土と、若者文化の発信地としての機能。このふたつから導き出されるのは……そう、古着です。
商業の中心地である河原町界隈を筆頭に、京都には素敵な古着屋さんが集まっています。
人気の古着アイテムとして、程良い使用感があるデニムやTシャツなどが挙げられますが、とくに注目を集めているのは唯一無二の存在感を放つ「柄シャツ」!!
でも最近は「柄シャツってダサいんじゃない?」といった声もちらほらと耳にします。そうした声が不安になって、派手な柄シャツを着こなすのをためらってしまう方々も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、私が普段実践している柄シャツの着こなしを紹介したいと思います。
できるだけド派手な柄シャツをダサく見せないように意識してみましたので、「これだったらいけそう!」と思っていただければとても嬉しいです。
おしながき
うちの子たちです。とくに自己主張が強いのを選出してきました。面構えが違いますね。
素材はオールポリエステルです。
ポリシャツは
・サラサラで肌触りが良い
・通気性抜群
・シワになりにくい
などなど良いことずくめなのでオススメです。この3着はどれも古着屋さんで2,000円以下でお迎えしました。
今回はこちらの3着を使ってコーデを考えていきたいと思います。
①タックインしてみる
最近はレディースだけでなく、メンズでもタックインするのがふつうになりつつありますね。
シャツを入れる=スーツや制服をイメージするように、タックインにはフォーマルな印象を与える効果があります。
ここで取り上げたような派手目の柄シャツはカジュアル要素が強いアイテムなので、そうした印象をいかに抑えてカジュアルとフォーマルのバランスを取るかがカギとなります。
フォーマルな印象を与える黒のボトムスはコーデ全体をすっきりとまとめてくれるので、派手なトップスとの相性◎!
今回は黒地の柄シャツと黒のスラックス、黒のベルトで合わせました。スーツみたいに、ベルトと靴の色を合わせてみても楽しいですね。敢えて白いスニーカーを合わせても面白いです。
②ふつうに出して着る
一番ベーシックなコーデです。ポリシャツはサラっとした素材が持ち味なので、ストンと落ちる感じを楽しめますね。
古着の柄シャツは大きめサイズのものが多いので、丈の長さによってはタックインしないと脚が短く見えてしまいがちです。
できるだけ丈の短いものを選ぶか、細身のシルエットで膝下を長く見せてくれる黒スキニーを合わせるとグッドですね。
ちなみに、このボトムスはちょっと変わったシルエットで気に入っています。
裾をリボンで絞ることができる仕様なので、終始ゆるいサイズ感かと思えば最後にキュッと引き締める感じがインパクト大なので私は好きです。
ぽってりとした革靴を合わせると、ボトムスの持つ曲線的でやわらかい印象を強めることができるのでオススメです!
③アウターの下に……
冬物のアウターでは寒色系のものが人気ですが、コーデが「地味になりやすい」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。
そんなときに柄シャツが活躍します。暗めのアウターの下に着て柄を覗かせてみると、パッと華やかな印象になります。普段は派手過ぎて着られないような柄シャツも、冬物のアウターと合わせることで大活躍します。柄シャツの旬は冬なのかもしれません!
基本的に柄シャツにはロングコートを合わせがちですが、真冬以外のシーズンでも使える例としてはジャケットも良いですね。特にジャケットのセットアップは色味が単調になりやすいので、柄シャツとの相性がとても良いです。
柄シャツはダサくない!
いかがでしたか?
ド派手で使いにくく思える柄シャツも、実際にはバリエーション豊かなコーデを楽しめる最強着回しアイテムなのです。
京都の古着屋さんには、1点モノの柄シャツが手に取りやすい価格でたくさん揃えられています。人と被りにくいのも柄シャツの大きな魅力です。ぜひ古着屋さんを訪れて、あなた好みの柄シャツを探してみてください。
(同志社大学 法学部 石井魁人)