学業と両立できる!学生バイトの平均月収と働き方のコツ

もくじ
はじめに
みなさんこんにちは!テストが終われば、いよいよ楽しみな夏休みですね!
1回生のみなさんの中には、「そろそろバイトを始めようかな?」と考えている学生も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、学業と両立するための働き方のコツや、平均月収などを紹介しています。これからバイトを始める学生はもちろん、すでに働いている学生にも役立つ内容になっているので、ぜひ参考にしてみてください!
アンケートから読み解く、バイトの相場感
まず、広報部の学生18人にアルバイトに関するアンケートをとりました。現役大学生は、どんなバイトをして、どれくらい働きお金を稼いでいるのでしょうか?
一番多かったバイト先は、飲食店。18人中12人が飲食店で働いているそう。やはり飲食店は人気のバイト先のようです。ホールで働いている学生もいれば、キッチンを担当している学生もいました。
飲食店以外だと、ホテルのフロントや学内のTA(ティーチングアシスタント)、長期インターンをしている学生がいました。中には、着物のレンタルショップで働いているという京都らしいアルバイトをしている学生もいました。
次に、大学生はどれくらいの時間アルバイトをしているのかを見ていきます。
アンケートによると、週3日間が6人、週2日間が5人、週4日間が4人、週1日が2人という結果になりました。
また、1日のアルバイト時間は、6~8時間と答えた人が半分を占めていました。
短い時間で入るというよりは、長い時間でガッツリお金を稼ぐ人が多い印象です。
では、一番気になる平均月収はどれくらいなのでしょうか?
今回のアンケートでの平均月収は5~10万円が最も多く、全員の平均は7万5千円でした。他のアルバイトサイトの平均月収は5万~6万円だったので、今回のアンケートの月収は少し高いといえます。
大学生のバイトの相場感を把握できたら、次は現役大学生がどのように学業とアルバイトを両立させているのか、そのコツを見ていきましょう!
バイト中心の生活にしない!龍谷大学1回生Dさん
まずはパン屋でアルバイトをしているDさんに話を聞いてみました。
はじめたきっかけは、求人アプリに出てきて一番楽しそうだったから、とのこと。
平均労働時間は、平日に1回2時間、土日どちらかの1回6時間働いており、平均月収は5万円弱だそうです。
学業との両立のコツは、「バイト中心の生活にしない」ということだそうです。
筆者自身も、1~3回生の時期は、空いている日すべてをバイトで埋めるような詰め込みスケジュールは避けていました。
おすすめのシフトの組み方は、「毎週、あまり大きく変えない」こと。授業の時間に合わせて「この曜日は何時からバイト」といった感じで、ざっくりとしたルールを自分の中で決めておくと、予定も立てやすくなりますよ。
それから、大学生のバイトは1か月前からシフトを出すことが多いので、遊びの予定はバイトのシフトを決める前に立てるのがおすすめです!
掛け持ちでも両立できる!京都橘大学Aさん
次にバイトを3つ掛け持ちしているというAさんに話を聞きました。
バイト先は、大学でのLA(ラーニングアシスタント)、抹茶のお店、回転寿司店だそう。
仕事内容は、LAでは授業中の受講生へのサポートと、生徒に対して行うオンデマンド学習の事前予習をしているとのこと。抹茶のお店では、お土産の販売、回転寿司店では接客や片付け、清掃などを行っているようです。
抹茶のお店や回転寿司店のバイトは、英語力を活かして働きたいということから始めたそうです。
それぞれのバイトの平均労働時間は、LAは月曜日の1.2限に固定の6時間、抹茶のお店は火曜日または土曜日で1日5.5時間、回転寿司店は水曜日と木曜日で1日3時間入っているそうです。
1ヶ月に約74時間働いて、平均月収は7万円ほど。
では、3つもバイトをしながらどのように学業とバイトを両立させているのでしょうか。
そのコツは、時間があるときに課題をまとめて終わらせたり、バイトの日が課題の締め切りだったら、2日前を目標にして課題を終わらせたりするなど、とにかく計画性を意識することだそうです。
先へ先へと意識を持っていき、計画を組むことがコツなようです。
朝にバイトをしてから大学へ 立命館大学Fさん
続いては嵐電でバイトをしているFさんにお話を聞きました。
仕事内容は、車掌業務と切符販売などの窓口業務で、週2~3日のシフトで、平日3時間、休日5時間、繁忙期には10時間働いているそうです。平均月収は6万円前後とのこと。
始めたきっかけは、求人サイトで見つけたことで、もともと電車が好きで珍しいバイトだと思いすぐに応募したそう。
学業との両立のコツは、平日は朝6時30分に出勤し、バイト後に授業に行くことで両立しているそうです。
筆者も以前、モーニングの時間帯にカフェでバイトをしてから大学に行くという生活を送っていました。バイトに遅刻できない、というプレッシャーから早く起きられますし、なにより朝寝てしまうより有意義な時間を過ごしたと感じることができるため、朝のバイトはおすすめです。
番外編:京都らしいバイトをしている学生にも話を聞いてみた。
龍谷大学3回生のNさんは、着物のレンタルショップでアルバイトをしています。始めたきっかけは、何か京都らしいバイトがしてみたかったから。着物のレンタルショップといっても、着付ける方ではなく、帰ってきたお客さんの着物を脱がす方だそうで、特別なスキルがなくてもできるようです。
だいたい週3日、1日4~6時間で月収は6万円~だそう。
学業との両立のコツは、平日の午後、授業後に入れるように調整すること。また、テスト前は早く上がれるように調整することだそうです。
京都らしいアルバイトということで、お客様は外国人がほとんどだそうです。英語を話す必要がありますが、そこまで気を張る必要もなく、楽しく働いていると教えてくれました。
また、京都府立大学4回生Aさんは以前、短期バイトで修学旅行生を受け入れる旅館で働いたことがあるそうで、お話を聞いてみました。
当時は短期バイトであったため、出勤日数の縛りが緩く、入れるときに1日4時間程度働いていたそうです。それで月に約4万円ほど稼いでいたとのこと。仕事内容は、修学旅行生の部屋食の準備や布団を敷くことでした。
夏休みを除く、春から秋にかけてのシーズンは修学旅行生が多く、その時期は短期バイトを募集しているところもあるため、気になる人はチェックしてみてください!
おわりに
この記事では、部員へのアンケートやインタビューからリアルな大学生のアルバイト事情を探ってきました。1度しかない学生生活、勉強をしながらも、今しかできないアルバイトをしてみるのも大事な経験です。自分に合ったアルバイトや、働き方をみつけていきましょう!