現役大学生が考える!社会学部あるある3選

もくじ
はじめに
みなさんは「社会学部」と聞いて、何を学ぶ学部か想像がつきますか?
具体的に何をやるのかは分からず、「社会科学全般を学ぶ学部」といったように漠然としたイメージしかない人がほとんどではないでしょうか。
実際に、私もこの学部に入る前は同じようなイメージを持っていました。
社会学部を簡単に紹介すると、「〇〇と社会」「〇〇社会学」のように、物事を社会学と掛け合わせて学ぶ授業が多いです。例えば、「ジェンダーと現代社会」「家族社会学」「法社会学」「ロボット社会論」などの授業があります。
この学部に入学し約1年経ちましたが、本当に多くのテーマを扱うので授業内容に飽きることがありません。
今回は社会学部の魅力を多くの人に認知してもらうべく、社会学部に関連した「あるある」を紹介していきます!
この記事をきっかけに、社会学部に興味をもってくださると幸いです。また、現役社会学部生のみなさんにも共感してもらえると嬉しいです!
社会学部ってどんな学部?
1つ目のあるあるは、冒頭でも触れたように「社会学部ってどんな学部?何を学んでいるの?」と質問されると、返答に困ってしまうことです。
このあるあるは、社会学部の人なら1度は経験したことがあるはずです!というのも、社会学部では家族、経済、環境、メディア、政治など、学べるジャンルが多いが故にどんな学部かと説明する際、「多岐にわたる分野で学べる学部だよ!」と、どうしても曖昧な説明になってしまうからです(笑)。
しかし、逆に言えば「まだ自分のやりたいことがはっきりしていない人」におすすめの学部だとも言えます。
私はこのような質問をされた時、自分が面白いと思った授業を例に出して「こんなことをやる学部だよ」と紹介するのですが、他の社会学部の皆さんはどのように説明しているのか気になります!
興味の幅が広がる
2つ目のあるあるは、自分の興味の幅が広がることです。
私が所属している京都女子大学現代社会学部は、必修科目が少ないことが特徴です。自由選択が多い分、学べる分野が幅広く興味の幅も広がりやすいです。もちろん、自分が興味ある分野での学びをとことん追求することもできます。
私の場合、地域社会や観光に興味がありこの学部に入学しました。
入学してから自分が興味のある分野の授業を主に受講しましたが、それだけでは単位が足りないため、環境学や法学、国際関係に関する授業も受講しました。その影響もあり、現在は国際関係や多文化社会にも関心があります。
ちなみに、広報部員の中にはメディアや映像関係に興味があり、社会学部に入学した人もいました。様々な分野の講義を受講し、現在はスポーツ関連にも興味があるそうです!
このように、大学の授業は自分で自由に選ぶことができるので「今まであまり関心がなかったけれど受講してみようかな」というきっかけから、新たな興味関心を引き出すこともあります。
学部学科を略しがち

3つ目のあるあるは、学部学科を略しがちなことです。
龍谷大学社会学部に通う部員によると、社会学部社会学科は「シャカシャカ」とそれぞれの最初の文字をとって繋げて略したり、コミュニティマネジメント学科はCMと略したりするそうです。
私が所属している現代社会学部には学科がなく特に略語はないため、こういった略語に憧れがあります。「シャカシャカ」という響きはかわいくて愛着が湧きそうですね!他大学ではどんな略語があるのか気になります……!
このような略語は同じ学部の人には使えますが、バイト先や他学部の人に言うと伝わらない可能性があるので使う時は注意する必要がありますね(笑)。
まとめ
いかがでしたか?この記事を読んで、社会学部のイメージは変わったでしょうか?
社会学部を有する大学は京都府内に多数あります。
今回は私の通っている大学にある社会学部を主点に記事を書きましたが、各大学によってカリキュラムが異なり、それぞれに特色があるので比べてみると面白いかもしれません!
(京都女子大学現代社会学部 竹原亜月)