英検準1級に合格した女子大生が伝授する、おすすめの勉強法
皆さん、こんにちは。
この記事を読んでくれているということは英検を受ける、もしくは受けようか迷っているのではないでしょうか??
特に高校生の皆さんにとっては、英検準1級を取得していると有利かと思います!!
現在では、個別試験や大学入学共通テストでの英語の試験が免除されたり、加算されたり、満点換算してくれたりする大学も多いようです。
また、国際系などの英語に特化している学部では、出願条件が英検準1級以上になっている場合もあります。
このことからも、やはり大学受験において英検準1級は進路の視野を広げてくれる資格といえます。
そこで、この記事では実際に英検準1級に合格した私が感じる英検(一次試験)のコツを3つ伝授したいと思います。
もくじ
リーディングのコツ!!
まず、読解力を向上するためには語彙力をつけましょう!!
準1級では、リーディングの中で語彙問題が25問出題されます。2級、準2級で出題される20問と比べると少し多くなっており、リーディングの半分以上を占めています。また、語彙問題は単語を覚えると必然的に点数が上がるので、一番努力が目に見えて分かるところでもあります。
特に、準2級までくると、リーディングやリスニングで点数を稼ぐのも難しくなります。よって、ここの語彙問題で全問正解、もしくは1、2問の間違いに留めることを目指して点数を稼ぎましょう!!
さらに、語彙力を身につけることで必然的に長文も読みやすくなります。知っている単語が増えるので、長文も理解しやすくなりますよ。
他にも、長文を理解するには基礎的な文法知識が必要不可欠です。というのも、例えばSVOCやSVCなどの英語の基本文型を識別できるようにしておけば、スラッシュリーディング(英文を文節や意味のかたまりごとに区切って読む方法)を行いやすくなり、英語を速く正確に読めるようになるからです!
英文を読みやすくするために基本文型は理解しておきましょう!
リスニングを攻略しよう!!
皆さんはいつもリスニングをどのように勉強していますか?
リスニングの勉強法って少し分かりにくいですよね……。
私もリスニングはどのように勉強してよいのか分かりませんでした。
今回は、私が実際にやってみてリスニング力が伸びた勉強法をご紹介します。
まず、リスニングのスクリプトを見ながらリスニング音源と同時に音読を行います。大体、同じスピードで読めてきたなと思ったらシャドーイング(スクリプトを見ずに、聞こえた英語音声を追いかけるように復唱する学習法)を行います。そして、最後はそのリスニングのスクリプトを暗唱できるぐらい完璧にします。それぐらい聞くと耳も慣れてきて、初見のリスニング問題も聞き取りやすくなります。
この勉強法は、英検だけでなく大学入学共通テストやTOEICなどのリスニングの勉強にも有効だと思います。
ライティングを極めよう!!
英検のライティングはたった1題ですが、リーディングとリスニングと同じ配点です。ライティングの重要性が分かりますね。
ライティングは、テンプレートを覚えてその通りに自分の考えをお題に沿って書くと効果的です。
また、自分が書いた英作文を英語の先生やネイティブの先生に添削してもらえる機会があれば、ぜひ添削してもらうとよいと思います。自分では気づかない文法ミスを発見したり、いろいろアドバイスしてもらえて参考になると思いますよ。
最後に
この記事でご紹介した勉強法が何かしら皆さんのお役に立てば幸いです。
実は、私は高校生の時に英検準1級が取れませんでした。大学に入学してから取りましたが、もう少し高校生の時に頑張っていたら取れたのではないかと悔いが残っています。
高校生の皆さん、私のように大学生になってから後悔しないように、英検の勉強を頑張ってください。
1人でも多くの皆さんが英検に合格できることを願っています。
(京都女子大学 文学部 田中澪弥渚)