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【文理融合?】同志社大学・文化情報学部って何?

【文理融合?】同志社大学・文化情報学部って何?
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突然ですが皆さん、同志社大学・文化情報学部を知っていますか?
同志社大学は知っていても、この学部の名前は初めて聞いたという人、聞いたことはあるけどよく分からないという人が多いのではないでしょうか?
この記事では、文化情報学部を全く知らない人や受験を視野に入れている人に向けて、文化情報学部に通う学生が解説していきます!

文化情報学部とは

文化情報学部は2005年に開設され、2025年に創立20周年を迎える新しい学部です。学生は「文情」と呼んでいます。
同志社大学の中でも理系学部が多く集まる京田辺キャンパスにあります。

文化情報学部(以下「文情」)は、人間のさまざまな生活を「文化」と捉え、データサイエンスを用いて解き明かすことを目的においた学部です。「文理融合」を理念として掲げていて、文系・理系にとらわれず幅広い授業をとることができます。
海外では同様の学部が増えていますが、現在日本に文化情報学部という学部は同志社大学にしか存在しません。

何を学べる?

実際に学部で開講されている授業にはどんなものがあるのでしょうか。

2024年度から新カリキュラムとなりましたが、前述したとおり、文情は文理融合の学部です。
学部専門の科目は、
①  現代文化や美術史学人文科学、古典文学の文献購読などの講義がある文化科学系
②  数理モデル、プログラミング、解析などの講義があるデータ科学系
③  歴史情報学や認知科学、社会システムや身体に関する講義が開講されている先端・融合系
の大きく3つに分かれています。
一見文系のイメージが強い科目も、ソフトウェアを使ってテキストを分析する授業や、文を最小単位にわけて品詞や変化を判別していく形態素解析を使う授業、プログラミングが必須になる授業もあります。

3回生になると研究室に配属されます。
4回生では、芸人さんの動きを測定したり、各地の方言について研究したり、アバターを用いた実験を行ったり、文化情報学部ならではの卒業研究を行うことができます。

文情のおすすめポイント!

ここからは、文化情報学部の学生から見たおすすめのポイントを紹介していきます!

卒業するには、必ずそれぞれの専門科目から一定の単位を取る必要があり、必然的に幅広い分野を学べます。
さらに文情は他の学部に比べると必修科目が少ないため、時間割を比較的自由に組みやすいという利点も!
土曜日に必修授業がないため、1回生の時から週に授業が3、4日間という時間割を組むことができました。そのおかげで長期インターンやサークルなど、授業以外の活動にも不便なく参加できています!

また、高校時代に文系・理系のどちらを学んでいたかに関わらず入試を受けることができ、文系型・理系型の両方の入試方式があることも特徴です。私は高校時代文系だったため、大学の課題が出た時にはよく理系の友達に聞いています!
実際私の周りには、「文化情報学的な勉強をしたい!」という理由で入った人だけではなく、将来のビジョンが明確に定まっていないから幅広いことを学びたい、といった理由や自分の視野を広げたい!と文情を選んだ友人も複数います。
図書館司書や教員免許、社会調査士など様々な資格をとることができるため、進路に迷っている人、やりたいことが絞れない人などにおすすめできる学部です!

まとめ

文化情報学部は、さまざまな学問を融合させた学びで文化を理解することがコンセプトです。在籍する学生は学部生でありながら研究機関の一員として捉えられ、教員と共に研究活動を進めていけるという魅力もあります。
1回生の時から、自分で研究提案書を一から書いて提出したり、4回生の卒業研究の発表を聞いて議論する必修科目があったり、刺激的で飽きない学生生活を送ることができます。

いかがだったでしょうか?
今回は簡単に文化情報学部の特徴や魅力について説明してみました。
興味を持っていただけたら嬉しいです!

文化情報学部が気になった方、ぜひ下のリンクから公式HPを覗いてみてください!

(同志社大学 文化情報学部 齊藤夏帆)

この記事を書いた学生

齊藤夏帆

齊藤夏帆

同志社大学 文化情報学部

かほじゃなくてなつほです。主食は音楽。