【同志社大学】社会学部メディア学科ってどんな学科?
大学について考え始めている高校生のみなさん、こんにちは。
突然ですが、「社会学」と聞いてどんなものを思い浮かべますか?
ジェンダーや人種、国際社会や社会福祉、教育や労働、SDGsのような社会課題など。人によって思い浮かべるものは様々だと思います。
それでは、「メディア学」と聞いて、何を思い浮かべますか?
動画編集?ジャーナリズムやネットリテラシー?マスコミに関する勉強?メディアという言葉を聞くとこのような学問を思い浮かべる方も多いかもしれません。
今回は、京都の大学の一つである同志社大学社会学部メディア学科の魅力について、在学生である私が紹介していこうと思います!
もくじ
社会学部×メディア
まず、社会学部メディア学科ってどんな学科なの?
ということで、簡単に説明したいと思います。
同志社大学社会学部メディア学科はメディアについて学ぶだけではなく、
“メディアを通じて現代社会について考える学科”になります。
例えば、ドラマや映画などでの性別の表象。
海外での戦争報道。
アルコール飲料の広告の歴史と変遷。
SNSにおける社会心理学。
……などなど。
SNS
や報道、ドラマや映画、漫画やアニメ、広告など、様々なメディアから社会問題に迫って勉強しています。
自分の好き・興味を深掘り
さて、私が社会学部の5つの学科の中でもメディア学科に進学を決めた理由は2つあります。
1つ目は、社会問題に興味があったから。昔からジェンダーや人種などの社会問題に興味があり、高校生の時から漠然と大学では社会問題について学びたいと考えていました。
そして2つ目は、メディアコンテンツが大好きだったから!音楽やドラマ、漫画や広告に興味関心がありました。
そんな理由から自分の好きなこと、そして興味があることについて学べる同学科に進学することを決めたのです。
私は現在、主にメディアコンテンツにおけるジェンダー表象について学んでいます。
しかし、それ以外にも魅力的な内容はたくさん!
メディア心理学やファン行動、広告デザインでの表象やジャーナリズム、人工知能や災害報道。
報道やSNSなど、我々に身近な存在を通じて現代社会について、とことん深掘りすることができるのがメディア学科の魅力の一つ!
実際講義を受けていると、一つ一つのメディアに対する考え方が変わっていきます。
どんな講義があるの?
それでは次に、私が実際受講した際の時間割を公開したいと思います。
社会学部の専門科目は2回生で受講可能となるものが多いので、2回生の春・秋学期の時間割を公開!(※カリキュラム・科目名は2020年生のものになります。カリキュラム・科目名は入学年度ごとに変更になっている可能性があるので、自身の入学年度のカリキュラム・科目を必ず確認してください。インターネット授業についても、変更になっている可能性があるので注意してください。)
これらの中でもメディア学科ならではの魅力的な講義を春学期、秋学期から一つずつピックアップしてご紹介します!
① 国際コミュニケーション論(春学期)
アメリカでの戦争報道について学ぶ講義。講義や課題などは、全て英語で行われます。
日本のニュースやメディアではなかなか触れることのできない海外の戦争報道について学ぶことができるのが魅力!
戦争をお茶の間にどのように伝えていたのか。そして、その情報が国民にどのような影響を与えたのか。とても興味深い内容でした。
海外のジャーナリズムについても学べるし、英語も勉強できるしで一石二鳥!
② メディア心理学(春・秋学期)
春学期・秋学期と受講していた講義です。
この講義では主に、SNSやニュースなど、社会的に影響を与えているメディアを取り上げ、その中の社会心理について学びます。
みなさんは、SNSや報道番組などメディアの情報に影響を受けて行動を取ったり、一喜一憂したりしたことはないですか?
個人的には、身近な存在であるSNSについて考えることができたのが楽しく、興味深かったです。
講義を聞いていると、無自覚にメディアとコミュニケーションを続けていたことを知ることができ、そして受講後はSNSへの見方が変わります!
みなさんが気になる講義はありましたか?
他の学部生がとれる講義もありますが、社会学部生のみの講義も多くあるので、気になった方はぜひメディア学科も検討してみてください!
さいごに
同志社大学社会学部メディア学科でのキャンパスライフを思い描けたでしょうか?
入学してから早3年半。私は、学べば学ぶほど面白い学問だと感じています。
ここ数年、社会は大きく変わり、それに伴いメディアも大きく変化しました。
そんな時代にこの学科で学んでいることは貴重なことだと思います。
この記事を読んで、同志社大学社会学部メディア学科を選択肢の一つとして考えていただけたら嬉しいです!
(同志社大学 社会学部 成田萌)