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【2024年版】京都の大学生のリアルな時間割を聞いてみた

もうすぐ新年度ですね。大学が始まって誰もが悩むことといえば履修登録!

私も入学当初は、時間割をどのように組み合わせればいいのか、情報をひたすら収集しましたが、とても苦戦した覚えがあります。

そこで今回は、先輩がどのような時間割を組んだのか、後輩へのアドバイスなども含めて聞いてみました!調査の対象を1、2回生に絞ったので、春から大学生になる1回生や、まだ慣れない部分がある2回生は特に参考にしてみてください。

立命館大学法学部2回生Yさん


(黄→必修科目、青→オンデマンド授業)

Yさんの時間割は、さすが法学部!といえるほど法律に関する授業が多いことが分かります。

しかも、法律関係は全て必修科目(立命館大学の法学部では専門科目と呼ぶそう)で、英語も含めると半分以上を必修が占めていることになります。

これは大変そう…というのも、必修科目が入りすぎてしまうと、空きコマを埋めることに相当苦労してしまうのです。本人も、「木曜日を全休にしたかった」「火曜日の3限を空けたくなかった」と言っていました。

また、必修科目の成績評価の割合はテストが6割だそうで、出席やレポートだけではないことが大変だったそうです。

筆者は成績評価の方法がレポートの割合が多い授業を多く履修しましたが、学期末に課題が一気に山積みになるので、精神的に追い込まれて大変でした。

自分に合った成績評価の方法を模索していくことも重要だといえるでしょう。

 

京都府立大学公共政策学部2回生Eさん


(黄→必修科目)

Eさんは社会福祉士の受験資格を得るために、必修の授業を多く履修する必要があり、春学期はほとんど必修の授業で埋まってしまったそうです。よって、空きコマが多い時間割になってしまいました。

これは、Yさんと同様の事例ですが、学部によっては2回生になっても必修科目が多いことに驚きました。筆者も2回生ですが、春学期と秋学期ともに必修科目は語学の授業のみでした。

自分の学部や学科がどのようなカリキュラムなのかを調べ、必修科目以外で興味のある講義は計画的に受講していくことが大切ですね。

また、京都府立大学には「CAP解放」という一定以上の成績を取ると単位の上限が上がる制度があるそうで、Eさんはそれを活用して春学期だけで30単位も取ったそうです。なかなかハードですね。しかし、大学特有のシステムをうまく使うことができれば、授業を選択する幅が広がるかもしれません。自分の大学にはどのような制度があるのか、要チェックです!

 

同志社大学文学部1回生Iさん


(黄→必修科目、青→オンデマンド授業)

Iさんは、1回生なので必修科目が多く、全て少人数クラスだったため友達は作りやすかったものの、その分興味のある科目が必修科目と被ってしまい、選択の幅が狭かったそうです。これは、1回生あるあるですね。学年があがるにつれて必修科目は減っていくので、それを楽しみにして興味のある授業に集中できるとよいですね!

また、Iさんは教職科目を取っているそうです。よって、水曜日のように3限しか授業がない日もありますが、午前中にアルバイトを入れるなど、空いている時間を有効活用していました。大学生になると、アルバイトやサークル活動など忙しくなるので、空きコマができたとしても、隙間時間を有効活用できるようにしたいものです。

個人的に、1限に必修科目がほぼないことが羨ましいと感じました。「1限はいれない方がいい」と先輩方は口を揃えて言うように、朝が苦手な人はなるべく2限以降の授業を履修するように気を付けましょう!(笑)。

 

大谷大学文学部1回生Uさん


(黄→必修授業)

Uさんは文学部生ではあるものの、高校では理系の学科に在籍していたため、生物やPCリテラシーの授業を履修したそうです。確かに、仏教に関するものから、Webサイトの構築に関するものまで、幅広いですね。学部の垣根を越えてさまざまな授業を履修できるのは大学の授業の特徴でしょう。

また、Uさんも1回生なので必修が多かったものの、先のことも考えて、できるだけ授業を詰め込んだそうです。授業が多い分、友達との出会いも多く、とても楽しかったと教えてくれました。1限や5限が埋まって大変だったけど、興味のある授業しか取っていなかったので、なんとか乗り切ることができたそうです。これは本当に大事だと思います!!特に1限の授業は起きるのが億劫になりがちですが、自分の興味のある分野であればモチベーションになりますよ。

 

最後に

いかがでしたか??

コロナ禍を経て、オンデマンド授業も残りつつ、ほとんどが対面授業に移行していることが分かりますね。時間割を組むのは一苦労ですが、自分はどんなことを学びたいのか、そのためにはどの授業を履修するべきなのかを想像しながら時間割を考えるのは案外楽しいものです。

今回紹介した先輩たちのリアルな時間割を、これから履修登録をする際のヒントにしていただけたら幸いです。失敗例やアドバイスを参考にして、自分らしい時間割を組んでみてくださいね。

この記事を読んでくださった皆さんが、素敵な大学生活を送ることができますように!

(立命館大学 文学部 小関萌嘉)

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