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世界中の学生映画が集まる、京都国際学生映画祭に行ってきた!

世界中の学生映画が集まる、京都国際学生映画祭に行ってきた!
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みなさん、学生映画を観たことがありますか?

実は、日本だけでなく世界中で学生映画が制作されています。

同じ学生の目線で描かれているからこそ大いに共感が持てる作品や、「これを学生が作ったの!?」と驚くほどクオリティの高い作品など、それぞれの作品に違った良さがあり、観ていて飽きません。

10分から30分程度の短編映画も多く、気軽に観られるのも魅力です。

 

そんな学生映画をたくさん観られるのが、国際学生映画祭としては日本最大規模の「京都国際学生映画祭」です。
「学生のまち」である京都で、世界各地から集まった作品を鑑賞することができるんです。
26回目の開催となる2024年は、2月10日から12日にかけて、京都文化博物館で行われました。

この記事では、最終日に行われた授賞式の様子をお伝えします!

すばらしい作品の数々

今回は世界各国から434作品の応募があり、アクション、ドキュメンタリー、アニメなどさまざまなジャンルの16作品が入選しました。
私もいくつか観ましたが、どれも個性的で見入ってしまうような作品ばかりです。

授賞式では、その中から最終審査員賞、実行委員賞、準グランプリ、そしてグランプリ作品が発表されました。

会場に来ていた受賞監督のコメントを聞いていると、それぞれこだわりを持って映画を制作されていることがよく伝わってきました。

栄えあるグランプリ作品は……?

最後は、グランプリ作品の発表です。
400を超える作品の中から、みごとグランプリに選ばれたのは……

 

 

楊宇安監督の、『映画の夢/Movie Dream』でした!


(京都国際学生映画祭HPより)

この作品では、コロナ禍で映画制作や留学など、さまざまな夢を追いかける学生たちの姿が描かれています。

この映画は実話をもとにしたストーリーで、主人公のモデルはなんと監督自身!
身の回りにあるものを素朴に捉えていたところが評価されたということです。

受賞作品発表の後は、会場でグランプリ作品が上映されました。

私自身も、コロナ禍でできなかったことがたくさんありました。多くの人に数え切れないほどの影響を与えたコロナ禍。会場にいる人全員が、それぞれ数年前に思いを馳せていたような雰囲気が感じられました。

さいごに

ハイクオリティな学生映画をたくさん観られる京都国際学生映画祭、参加してとても楽しかったです。

今回の映画祭に応援メッセージを送られた、ぴあフィルムフェスティバルの荒木啓子ディレクターの言葉が印象に残っています。

自分の探している映画をみつけるためには「片っ端からなんでもみる」という、贅沢が、一番効果があります。映画祭は、その為にあります。

そんな「贅沢」を、このイベントで体験してみては?

 

 

(同志社大学 法学部 足立隼太郎)

この記事を書いた学生

足立隼太郎

足立隼太郎

同志社大学 法学部

好きなもの:唐揚げ、牡蠣
嫌いなもの:イントロに入るまでが長すぎるMV