大規模国際スポーツ大会PRイベントでスポーツ体験をしてきた!!
6月30日に京都市内で開催された大規模国際スポーツ大会PRイベントに、京都学生広報部員5人が参加してきました!
ところで皆さん、「ワールドマスターズゲームズ」という大会をご存じですか?
2019年から3年間は、「ラグビーワールドカップ2019」、「東京2020オリンピック・パラリンピック」、「ワールドマスターズゲームズ2021関西」と世界規模の国際スポーツ大会が連続で日本で開催される「ゴールデン・スポーツイヤーズ」です。
3つのイベントの中で、皆さんに特に注目してもらいたいのが、「ワールドマスターズゲームズ2021関西」。
この大会は、国際マスターズゲームズ協会(IMGA)が4年ごとに主宰をし、概ね30歳以上のスポーツ愛好者であれば誰もが参加できる生涯スポーツの国際総合競技大会です。
実施種目は、陸上競技や野球はもちろん、スカッシュやフライングディスクといった個性的なスポーツも実施され、非常にバラエティーに富んでいます。
そして、第10回となる同大会の次回開催地がここ関西!国内外から5万人の参加が見込まれており、京都でも開会式の他、陸上競技(トラック&フィールド)、バトミントン、スカッシュ、空手道の4種目が開催されます。
ワールドマスターズゲームズ2021関西について
今回開催されたイベントは、京都市民の方にスポーツに対する関心を持ってもらい、「ワールドマスターズゲームズ2021関西」をはじめとする各大会を盛り上げていこうという趣旨で企画されたもので、会場には合計7つのスポーツ種目が体験できるブースがありました。
部員が体験した中からいくつかピックアップして紹介していきます!!
もくじ
一度はやってみたかった!憧れのダブルダッチ!
まず目に入ってきたのは、たったの縄二本で華麗なダブルダッチを披露していた男女混合グループの方々です!!初めに、アクロバティックなパフォーマンスを終えた後、少しインタビューをさせていただきました。
―ダブルダッチとはどんなスポーツですか?
ダブルダッチは、縄を回す人が2人・飛ぶ人が1人以上といったように最低3人いないとできないチームスポーツです。いつも一緒に練習を重ねていくため、チームワークを身に着けやすいスポーツです!
―ダブルダッチの魅力を教えてください。
ダブルダッチは身体能力の差別もなく男女共に楽しめるというのが一番の魅力です!!あとは、3歳から65歳ぐらいまでの方がプレイヤーとして活躍しているので年齢も関係なく誰でもプレイできます!!
65歳の方はなんと世界大会でも活躍されているそうです!!!ぜひパフォーマンスを見てみたい!なんて思っていると、我々の順番が回ってきました。
絶対に難しいと部員全員が緊張していましたが……縄を回す方々がスペシャリストだったので、初体験であった私たちも全員楽しく跳ぶことができました!
今アツい!ラガーマン達との楽しいひと時
続いてラグビー体験エリアに向かいました!
こちらでは、パスやラインアウトの体験ができます。
ラグビーといえば特徴的なのが、楕円形のボール。これをまっ直ぐ投げるのが結構難しいです……。
次にラインアウト体験
ラインアウトとは、サッカーで言うスローインのようなもので、ボールがピッチの外に出た時に行われるセットプレーのことです。
ラインアウトでは、競り合ってくる敵チームにボールを奪われないために、選手をリフトアップして敵チームより高い位置でボールをキャッチしたりします。
とまあ無知ながら説明させていただきましたが、百聞は一見に如かずということで部員がリフトアップされた姿をご覧ください!!
実は彼、身長180cmは超えるビッグな部員なのですが、そんな彼を軽々と持ち上げるラガーマン達。
そして、正確なパス。流石です!!ライターの私も体験したのですが、持ち上げてもらうと想像以上に高いです。今までにない目線になります。
ですが、ラガーマン達がしっかりと支えてくださったので怖さは全くなかったです!最後に少しだけインタビューをさせていただきました。
―ラグビーをしていて一番楽しいときはいつですか?
8人vs 8人で押し合いながらボールを奪い合うスクラムですね。スクラムでっていう8人vs 8人で押し合って相手のに勝ちボールを奪ったった時が一番楽しいです!!まさに男と男のぶつかり合いって感じでトライを決めた時よりも好きです!!
今年は日本でラグビーワールドカップが開催されますが、鮮やかなトライや正確なラインアウトの他に、迫力満点のスクラムにも注目したいですね!
パラリンピックの選手たちのすごさ。
皆さん、上の写真は何の説明を受けているかお分かりですか?
正解は、パラリンピックの陸上競技などに使われる義足の使用方法です。実際に義足を装着する体験をさせてもらいました。
右の膝下に義足を装着しているのですが、普通に歩こうとすると膝の部分が曲がって転んでしまいます。
上手に歩行するポイントは、義足をかかとから出し、かかとに体重をかけた状態でもう片方の足を出して歩くこと。
頭ではわかっていても、かかとに体重をかける感覚をつかむことが難しかったです。
私は、最後まで膝上と義足といったように、義足が身体と分離しているイメージが消えませんでした。なぜなら、義足で踏み出す一歩ともう片方の足で踏み出す一歩では、感覚が全く違ったからです。この義足を身体の一部のように難なく扱い、走ったり跳んだりしているパラリンピックの選手たちの凄まじい努力を実際に着用することで痛感しました。
スカッシュしてスカッとしたい。
最後に体験したのは、スカッシュと呼ばれるスポーツ。一見、テニスと同じようにも見えるのですが……。インタビューで色々聞いてみようと思います。
―スカッシュの簡単なルールを教えてください。
床にワンバウンド以内で、必ずお互いに交互にボールを打つことでラリーを続けていくスポーツです。
―スカッシュの面白さはどんなところですか?
他のスポーツとは違って、スカッシュは対戦相手と同じ空間で攻めと守りをします。その為、コートの真ん中のTポジションと呼ばれる場所を陣取っていかに相手を走らせるかが勝負のカギとなります!また、壁の反射や角度も考慮しなければならないといったビリヤード的な要素もあるので、体力だけでなく頭脳も求められます!!
お話を聞くと、すごく頭を使うスポーツという印象が残りました。それでは実際に体験していきます!
スカッシュのボールはテニスボールに比べ、弾みにくいのが特徴です。
そのため、腰を低くして打つ必要があり、めちゃくちゃ体力を使います。
また、相手は緩急をつけて球を前に落としたり、うまく壁を利用して足元に落としてくるので本当にたくさん動きます。
ライターの私は、壁の反射など考えている余裕はなかったです。
ですが、壁に思いっきりボールを打ち込んだ時の爽快感は忘れられません!
本当にスカッとしました(笑)。
体験後にへとへとになってしまったので、もっと体力をつけてからまた挑戦しようと思います!今度は頭も使えるように(笑)。
最後の最後でサプライズ!!
全てのエリアの体験と取材を終えて、帰路に着こうとしていたその時……。
なんと!!京都市の門川大作市長とお会いすることができました!!!
門川市長と、ワールドマスターズゲームズ2021関西の大会マスコットである「スフラ」との記念写真です。
初めてお会いしたのですが、写真からもわかるように緊張していた私たちに気さくに話しかけてくれて、優しい対応をしてくださり本当にうれしかったです。
スポーツは多くのメリットをもたらす。
私は、久しぶりにスポーツをしました。体の衰えを感じながらも、やはり汗を流すことは気持ちが良く、とても楽しい1日を過ごすことができました。
記事の冒頭でも述べましたが、今年からの3年間は大きなスポーツイベントが続きます。特に、ワールドマスターズゲームズ2021関西では、概ね30歳以上であれば誰もが参加できる大会です!
趣味の発見や健康維持、リフレッシュなど様々な効果が期待できるスポーツをぜひこの機会に再開してみる、また新たに始めてみてはいかがですか?
(ライター:同志社大学 社会学部 佐渡正弘)
(写真:同志社大学 政策学部 朴田健秀)
(取材協力:佛教大学 社会学部 唐澤葵衣,同志社大学 政策学部 山口実由加,立命館大学 産業社会学部 木村天音)