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「一人暮らしできるかな……」と不安だった私が4年間一人暮らしをしてみた結果

大学生になったら一人暮らしをしようと思っているけど、ちゃんと生活できるかどうか不安だ……という人集まれ!

この記事では、高校生時代に同じ悩みを抱えていた私が大学4年間一人暮らしをしてみてどうだったのかを正直に教えます!

生活習慣、食習慣、精神面の3つに分けて紹介するので、自分が不安な部分から読んでみてくださいね。

生活習慣

まずは私が一番不安だった“生活習慣”から!

……というのも、私は高校時代、朝起きるのが大の苦手で、毎日親に起こしてもらうという日々を送っていたので、一人暮らしをしたら毎日寝坊するんじゃないかとヒヤヒヤしていたんです(苦笑)。

 

そんな生活習慣についてですが、結果から言うと“ほぼ”なんとかなりました。

夜更かししたり昼夜逆転したりと乱れまくりでしたが、授業がある日はアラームを10分おきくらいにかけることで頑張って起きました。

それでも4年間で授業2、3回とバイトで2回寝坊して遅刻したのですが、高校生の頃の私の生活を考えれば及第点でしょう。

 

ただ、この寝坊した授業なのですが、寝坊したのは1限ではなく2限で、しかも同じ先生の授業だったんです。
(2限の終了時刻が12時15分にもかかわらず、12時に起きてしまいました)

つまり、「2限なら起きられるはず」といった気の緩みによって人は寝坊しやすくなるんです。

高校生の頃も「どうせ親が起こしてくれるから~」という気の緩みから起きられなかったのに対し、一人暮らしをすると自然と「起きないと!」という緊張が働いて寝坊しづらくなるのです!

なので高校生の皆さんが今「朝起きられない!」と思っていたとしても、それは「一人暮らし」という環境が変えてくれると思いますよ。

食習慣

「一人暮らしをしたら自炊をするぞ!」と思っている人も多いと思います。

ただ、これは大体の人が忙しさやモチベーションが下がることで挫折します。
(周りで毎日自炊している下宿生は1割もいない気がします)

もちろん、コンビニ弁当や外食で毎日暮らすこともできますが、できることなら自炊できるようになりたくないですか?

 

私の場合、「コンビニ弁当やお惣菜を食べたくない」という意思が強すぎて、めんどくさがりにもかかわらず自炊だけは4年間続けられました。

高校生の頃の私は母の料理の手伝いをするくらいでしたが、自炊で一番役に立ったと思ったのは「実家で食べていたご飯の献立を覚えていたこと」です。

実家で何を食べていたかをイメージして同じようなものを作ると

「今日は魚を焼くから和食系の副菜でお浸しを作って、味噌汁には冷蔵庫にある豆腐を入れようかな」

と献立を考えるときにあれこれ栄養バランスを考えなくても、それらしいものが完成します。
(私は自炊するとき「主菜=魚・肉/副菜・味噌汁=野菜」で栄養バランスをとっています)

レシピは今の時代、ネットで調べればたくさん出てくるので、自炊に必要なのはズバリ、“献立のレパートリーがあること”です!
(「レパートリーない!」という人は、一食の献立がたくさん載った料理本を一冊持っておくと便利ですよ)

 

そしてもう1つ、自炊を続けるのに必要なのは“モチベーション”

最初は自炊をしていたのにアルバイトや勉強で忙しくて作らなくなった、という大学生もたくさんいます。
これに関しては、だんだん料理のモチベーションが下がることは私も予想していたので、ちょっとした工夫をしていました。

それは「自分の作った料理を誰かに見てもらうこと」です。

私は毎日作った料理の写真を家族LINEに送っていました。
(4年間で送った料理の写真は800枚を超えていました)

おかげでほぼ毎日、家族とLINEで会話もできて、一石二鳥だったと思います。

 

私のような方法でなくても、例えばInstagramなどでアカウントを作って発信するという方法もアリだと思います。

自分の作った料理を褒めてもらったり、リアクションがもらえたりすると嬉しくなって、自炊を継続するモチベーションもアップするのでおすすめです!

精神面

一人暮らしをするとなると、家族とは離れて暮らすことになるので、寂しさや、いざというとき頼れる人がいなくて不安だと感じる人も多いのではないでしょうか?

私は一人暮らしを始めた当初、ホームシックになっていました。

家族もそこそこ頻繁に京都に遊びに来てくれましたが、やっぱり1人でご飯は寂しいな……と今でもたまに思います。

 

その不安を完全に拭い去ることはできませんが、仲の良い友達や、同じ一人暮らし仲間を見つけることでこの問題はかなり解消されます。

私の場合、たまたま小中で仲良くしていた友達が同じ大学で一人暮らしをしていたので、毎週お互いの家で一緒にご飯を食べる日を作ったり、昼は学食に食べに行ったりしていました。

 

他にも、何か打ち込めることを見つけたり、サークルに入ったりするのも一人暮らしの人にはおススメです。

勉強が辛かったり他に嫌なことがあったりしたとき、家族以外で気を許せる人が近くにいると、いつでも相談できて気が楽になります。サークルは同じことに興味を持った人たちが集まるので、気の合う友達を見つけやすく、サークル自体も息抜きできる場所になるので、自分の居場所をいくつか持っておくことも大事ですよ。

そして、本当に気の合う友達を見つけるには、待つよりも自分から探したほうが巡り合える可能性は高いので、ぜひ積極的に探しに行ってみてください!
(私の場合大学の授業では、初日は開始ギリギリに行ってすでに座っている人の隣の席に行き、「ここ、座ってもいい?」と聞いて話しかけるきっかけを作っていました)

不安は自分次第でなんとかなる!

ここまで私が一人暮らしに対して不安だったことを中心に、4年間どうだったかを振り返ってみましたが、“なんとかなる!”ものです。

私は高校3年生の頃、できることなら一人暮らしをしたくないと思っていましたが、4年間経ったいま、一人暮らしをして良かったと思っています。

一人暮らしをしたことで、実家での親のありがたみを身をもって実感できましたし、自分自身の成長になりました。

 

ただし、何もせずに一人暮らしの不安が解消されるわけでもない、ということも分かったと思います。

一人暮らしをする以上、誰かが自分のお世話をしてくれるわけではないので、自分から行動しないと不安なことがそのまま結果になってしまいます。

でも、裏を返すと自分から行動さえすれば、大体のことはなんとかなりますし、一人暮らしは新しいことにチャレンジしやすい環境でもあるので、ぜひ皆さんも一人暮らしの生活を満喫してくださいね!

 

(同志社大学 グローバル地域文化学部 西村彩恵)

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