インタビュー

ついに本祭直前!京都学生祭典実行委員長にインタビュー

ついに本祭直前!京都学生祭典実行委員長にインタビュー
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2023年9月16日、左京区にある平安神宮で、あるイベントが行われていました。それは、10月8日(日)に開催される京都学生祭典本祭の成功祈願。平安神宮のご祭神に、本祭の成功をお祈りするものです。

この日、京都学生祭典の実行委員会メンバーは神職さんからお祓いを受けたあと、本殿に向かってお祈りを捧げました。

この祈願のなかで、メンバーを代表して神職さんから玉串を受け取っていたのが、実行委員長の豊永 菜月(とよなが なつき)さん。厳かな雰囲気のなか、大役を任された豊永さんは少し緊張しているようでしたが、メンバーの思いをしっかり背負っているように見えました。

成功祈願が無事に終了したあと、私たちは豊永さんにインタビューし、本祭前のリアルな感想をお聞きしてきました。多くの人が来場する大規模イベントを統括する豊永さんは、本祭を前にしてどんなことを思っているのでしょうか?

京都学生祭典って?


――京都学生祭典ってどういうイベントなんですか?

京都学生祭典は毎年10月に平安神宮前・岡崎プロムナード一帯で開催されるイベントで、学生が全ての運営を行っているのが特徴です。
踊りや音楽といったステージパフォーマンスをはじめ、食やアートなどのブースが並び、毎年10万人以上が来場しています。

――大学が多い京都ならではのお祭りですね。

そうですね。京都学生祭典の実行委員会は様々な大学の学生が所属する学生団体で、京都以外にも関西のいろんな大学から学生が参加しています。
今は大体100人くらいが所属しているんです。

――今年の京都学生祭典のテーマはなんですか?

『飛んで、翔けろ!〜京に輝く学生の力〜』です。
出演してくださる学生も、私たちのように本祭を運営している学生も、京都学生祭典に関わる学生全員が大きく成長・飛躍してほしいと思って、このテーマにしました。
私自身、企画運営をするなかでいろんな人と関わってきたんです。そして今年実行委員長になって、皆さんがさらに輝けるような舞台にしたいと思っています。

――今年の京都学生祭典で、イチオシの見どころを教えてください。

『SDGs×ファッションショー』という企画です。
私が立ち上げから統括をしていて思い入れがあるというのもそうなんですけど、SDGsをテーマにしているというところが見どころなんです。
京都大学の浅利美鈴先生に協力していただいて、着られなくなった着物を再利用して服を作ることで、環境に配慮した衣装に仕上げています。

京都学生祭典×平安神宮


――京都学生祭典と平安神宮はどんな関わりがあるんですか?

毎年場所を提供していただいているのはもちろん、京都学生祭典のシンボル的存在だと思っています。
ポスターやパンフレットには大鳥居をモチーフにした絵を描いていたり、京都学生祭典のテーマカラーも大鳥居の赤色を取り入れているんです。

――今回の成功祈願では、何をお願いしたんですか?

去年の本祭は雨だったので、「今年は絶対に晴れますように」とお願いしました。他にも、お客さんに楽しんでもらうために無事に開催できることを祈願しました。

――実行委員長として神職さんから玉串を受け取っていましたが、緊張しましたか?

めっちゃ緊張しました(笑)。去年は実行委員として参加していたんですけど、いざ自分が前に出て受け取る立場になると、初めての経験だったので震えましたね。

でも、本祭ではオープニングパレードで先頭を行進したり、ステージに立って挨拶をするので、大舞台のいい練習になりました。

活動は本祭の運営以外にも!


――実行委員会として、本祭の運営以外にはどんなことをしているんですか?

国際交流として留学生との交流会を開催したり、創作おどりの「京炎 そでふれ!」を小中学生にレクチャーする出前教室を開いたりしています。
本祭でも、出前教室の生徒を集めて踊ってもらう企画なども用意しているので、1年を通しての活動がつながって京都学生祭典の企画にできるのは嬉しいですね。

――「京炎 そでふれ!」の踊りも、いろんなところで披露されているんですか?

そうなんです。今年は京都サンガF.C.の公式戦でパフォーマンスもしましたし、他にもいろんな舞台で披露しています。
京都の大学には「京炎 そでふれ!ホストチーム」と呼ばれる11のチームがあって、いろんな大学のメンバーが力を合わせて京都学生祭典を発展させています。

本祭にむけてのメッセージ!


――さいごに、京都学生祭典のアピールをお願いします!

今年は4年ぶりに「京炎みこし」が復活したり体験型ブースがあったりと、最初から最後まで見どころが盛りだくさんなので、ぜひ足を運んでいただいて笑顔になってもらいたいです。
出演してくださる学生の皆さんや実行委員は1年間とても頑張ってきたので、きっと楽しんでいただけると思います!

 

京都学生祭典は10月8日(日)11:00~18:00、平安神宮前・岡崎プロムナードー帯で開催されます。
豊永さんをはじめ、実行委員や出演する学生の皆さんの活躍をぜひご覧ください!

(同志社大学 法学部 足立隼太郎)

この記事を書いた学生

足立隼太郎

足立隼太郎

同志社大学 法学部

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嫌いなもの:イントロに入るまでが長すぎるMV