祇園さんぽ~ミキ昴生さんのアルバイト先「タナカコーヒ祇園店」~ミキ昴生さんのアルバイト時代編
「祇園さんぽ~ミキ昴生さんのアルバイト先『タナカコーヒ祇園店』~お店編」はご覧いただけたでしょうか。
引き続き、「タナカコーヒ祇園店」のオーナーである山田喜久夫さまへのインタビューをお届けします!
まだの方は前編からご覧ください♪
今回は「ミキ昴生さんのアルバイト時代」についてお伺いしていきます。
昴生さんは、タナカコーヒ祇園店ではどんな学生だったのでしょうか……?
もくじ
タナカコーヒ祇園店での昴生さんは
――昴生さんはタナカコーヒ祇園店でのアルバイト経験について、「自分の大学生活の思い出には欠かせない!」と語られていたのですが、思い出に残っていることはありますか?
そうですね、よくお客様から注意を受けてたかな(笑)。「清潔感出せ」とか、「腰までズボンあげろ」とかね。
――ウェイターさんならではのエピソードですね。
そうですね。
アルバイトの面接の時、店に入った瞬間に採用するか採用しないかを一瞬で判断できるんですけど、その時は昴生しか面接に来なかったので、しょうがなしに合格って感じでした(笑)。
――そうだったんですね!面接の合格基準はあるのでしょうか?
第一印象を大切にしています。店に入ってきて1,2分でその人の人格や雰囲気がうちの店に合うかどうかを判断できるんですけども、その時(昴生さんが面接に来た時)は面接に来た時点で合格!
――山田さんは、お店で接客していくなかで人格を見抜くことを学ばれたのですか?
そうですね、常にお客さんと喋ることで分かっていきましたね。
アルバイトを最後まで4年間やり遂げた子は就職もスムーズにいきますねぇ。
――なるほど!
お金を稼ぐだけではなくて、それ以上に得られる学びは、どんなアルバイトにもたくさんあると思います。
――私達は今3回生で就活を始めたばっかりなので、強く心に響きました。
アルバイトを始めたころは誰にでも出来る仕事から始めると思うんやけど、それを誰にも(自分しか)出来ないことにするのが良いと思うなぁ。
大学を卒業したら、嫌な仕事もあると思うけど、嫌な仕事ほど率先してやると伸びると思います。
――心に残るお話、ありがとうございます。
アルバイトを通して、昴生さんの変化
(チョコレートパフェとアイスコーヒー)
―― 山田さんは、昴生さんをどんな学生さんだと感じておられましたか?
4年間のアルバイトを通して、昴生さんが変化したと思われたところもあれば教えていただきたいです。
第一印象とは違って、黙々とやるタイプでした。でも、声が非常に小さい(笑)。
今はあんな大声でワーワー言うとるけど、全然声が出なかったかな。
でもだんだん働くうちに喋れるようになって。
18歳の時に出会って、「今まで何事も中途半端で終わってる」って聞いてたんで、
「何か1つ最後まで成し遂げよう」と話していました。すると、「(アルバイトを)4年間卒業するまで頑張る」という意思を伝えてくれたんです。
それならと、一生懸命教えて成長してもらおうと思っていましたね。
――昴生さんはハキハキ喋っているイメージがあるので、そのエピソードはとても意外です!想像できないです……!
今と真逆やねぇ。声も出ないし、全然、目立ちませんでした。
大学行きながらも寝ずにバイト入ってくれることもあって、頑張ってくれてました。
1つぐらいええこと言うとかんとね(笑)!
――昴生さんも、「『4年間頑張ったら何か見えるかな』と思って働いていた」とおっしゃってました。そういう思いが強かったのだなとすごく感じます。
多分そうやと思います。
現在、昴生さんとの仲は?
(前回の記事で、女子大生におすすめと言われていたロイヤルミルクティー)
――今も、昴生さんと連絡を取られたり、会われたりしているのですか?
ラインでやりとりしたり、お店の公式アカウントに「いいね」くれたりしてますね。
よしもと祇園花月に観にいったこともありますよ。
ミキを結成する前の、「宇宙遊泳」っていうコンビを組んでいたときは、店が所属している組合の懇親会に呼んだこともあります。
――すごい、漫才する場所を提供されていたこともあるんですね。とても夢がありますね。
ミキとして売れる前に8.6秒バズーカの前座で出たときは、応援しにいきましたね。よしもと祇園花月に家族全員で行って応援しました。
「絶対売れるから、そのままのしゃべりのスタイルを貫け」と激励した記憶があります。
――当時の漫才のスタイルは今と変わってないですか?
そうですねぇ。まあ、有名になりすぎたんはあるかなと思いますが(笑)。
――テレビで大活躍されている昴生さんにメッセージがあればお願いします。
ずっとやり続けてほしいですね。身体に気をつけてやっていってほしいですね。
――記事を通して伝えさせていただきます!
――最後に、この記事を読んでいる全国の学生に向けてメッセージをお願いします。
何事も夢を持って、誰にも出来ることを誰にでも出来ないぐらい頑張り続けてやってほしい。その道のプロになってほしいですね。
インタビューを終えて
「タナカコーヒ祇園店」のオーナーである山田喜久夫さまへのインタビューはいかがでしたでしょうか。
山田さまのとても気さくで温かな人柄が伝わっていれば嬉しいです。
山田さまとお話することが楽しくて、お店に訪れるお客様も多いのでは?と筆者は感じました。
今回はオンラインでの取材となりましたが、タナカコーヒ祇園店さんを訪ねて、山田さまとお話しながらコーヒー・サンドウィッチ・パフェを頂く、という私たちのこの夢を早く実現させたいと思います!
今回は、「ミキ昴生さんのアルバイト時代」についてお伺いしました。
インタビューを通して、昴生さんが、何か最後まで成し遂げようと思い、タナカコーヒ祇園店でのアルバイトを4年間続けたことを知ることができました。
何かを最後までやり続けること、一本の道を究めることはとてもパワーがいる。
でも熱意を持って取り組めばいつか夢は叶うということを忘れないようにします。
インタビュー後、山田さまは「毎日めんどくさいことの連続かもしれないけど、人生長いので振り返ったら一瞬」とおっしゃっていました。この記事を読まれている学生の皆さんにも、今、頑張れば未来は変わるという思いで日々を過ごしてほしいです。
山田喜久夫さま、素敵なお話と楽しい時間を本当にありがとうございました。
皆さんもタナカコーヒ祇園店に訪れる際には、こだわりのコーヒーやサンドウィッチ、パフェだけでなく、山田さまとの会話も楽しんでいただけたらと思います!
(新型コロナウイルスの流行が落ち着いたら、昴生さんの手描きの地図を参考して、ぜひ、タナカコーヒ祇園店さんに足を運んでみてください!)
(タナカコーヒ祇園店公式Instagram https://www.instagram.com/tanakacoffe_gion/)
※祇園花月・タナカコーヒ祇園店の正式表記は、しめすへん「示」ではなく「ネ」です。
(同志社大学 政策学部 楊井涼花)
(同志社女子大学 現代社会学部 石黒裕理)
(写真提供 タナカコーヒ祇園店様)