京都市内唯一!?青少年ウクレレサークル『かもレレ』に迫る!
もくじ
はじめに
京都には、青少年ウクレレサークルがあるのをご存じでしょうか。
入学・進学で心躍る季節には、何か始めたいという気持ちが湧いてくる方も多いと思います。
その何か……
例えばウクレレなんていかがでしょうか?
今回は、私もひっそり所属している京都のウクレレサークル『かもレレ』について、学生時代を京都で過ごし、現在も京都在住の発起人・久保智洋さんのお話を交えながら紹介します。
かもレレとは?
『かもレレ』は、
ウクレレという、簡単だけど奥深い楽器の楽しさを共有したい!
ウクレレの縁で出会った仲間たちといろんな体験をしてみたい!
という想いから、鴨川を中心に京都でウクレレを弾き合いたいと立ち上げられたサークルです。
何でもいいから楽器をやってみたいけど自信がないという方からウクレレに興味がある方、ウクレレが好きすぎるという方まで、現在15〜30歳の青少年が30人所属しています。
主な活動内容は、もちろん鴨川沿いでウクレレを弾くこと。
発表会などもありそれに向けた練習をすることもありますが、基本はフォーマルな練習ではなく、高校生も大学生も社会人もウクレレの音を楽しむ場となっています。
“ウクレレを弾く”と一口に言っても、弾き語りやソロ演奏、合奏まで演奏の仕方は様々です。
だから、1人1人やりたいようにのびのびと演奏しています。
ウクレレ以外の活動とつながり
『かもレレ』は人と人のつながりを大切にしていて、ウクレレの演奏以外にもスキーやキャンプ、ウクレレライブの会場スタッフのお手伝いなど、ウクレレ以外の活動も楽しんでいます。
発起人の久保さんは、ウクレレの弾き合い以外の活動を振り返ってこう語ります。
「プロのウクレレ演奏家から機材の援助をしていただくなど、ライブのサポートを通じてウクレレ業界と関わることができるようになり、サークルの組織としての成長を感じています。
また、スキーやキャンプなどのアクティビティでも、学生と社会人が一緒になって計画・実施することで、アウトドア経験が豊富な社会人の先輩から学生メンバーが新たなスキルを学ぶことができ、ウクレレ以外にもいろんな遊びのスキルが身につけられます。
さらに、周りにウクレレ仲間がいなかった若者たちが『かもレレ』に集まることで「1人じゃない」「自分の居場所がある」と感じている様子を見ると、メンバー同士でかけがえのない時間の共有ができていると実感します。」
こうした人との繋がりについては、何よりも嬉しそうに語っていました。
ウクレレの音色と京の町
ウクレレの魅力は、弦が4本で指の力が小さくても弾ける、比較的お手頃なものが多い、などあげるとキリがありません。
さらにウクレレの音と京の町には親和性があると、『かもレレ』は思っています。
ウクレレの奥ゆかしい音量と飛び跳ねたくなるような音色は、歴史ある京都の町並みに調和し、心を浮き立たせます。
また、ウクレレは、単体では他の楽器ほど大きな音がしないので、大学キャンパス内や公園、河原、お花見会場などさまざまな場所で気兼ねなく、そのポップな音色を楽しめるのも魅力の一つではないでしょうか。
さいごに
私は高校生のころからウクレレに少し触れていたので、この楽器の奥深さをウクレレという共通項を持った人に出会って確かめてみたいと思い『かもレレ』に入りました。
実際に入ってみて、鴨川の風を感じながらウクレレの音を鳴らすのは気持ちが良いということを知りました。そして、ウクレレに触れている人・触れたいと思う人は笑顔が素敵な方が多いことも知りました。
そんな『かもレレ』では、4月9日(日)と4月16日(日)の14:00から鴨川デルタ周辺で、新歓ライブがあります。
ウクレレ経験者だ!という方はもちろん、大学に入ってウクレレをはじめてみたい!という方、ちょっと触ってみるだけ・聴いてみるだけという方も、是非『かもレレ』の新歓ライブを楽しんでみてはいかがでしょうか?
新歓やライブ情報などは各種SNSをチェックしてみてくださいね!
『かもレレ』公式Twitter
https://twitter.com/kamolele_kyoto
『かもレレ』公式Instagram
(京都橘大学 健康科学部 小池迪代)