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【受験生必見】3人に1人が留年!?京大法学部のコスパについて考えてみた。

【受験生必見】3人に1人が留年!?京大法学部のコスパについて考えてみた。
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夏休みに多くの大学で開催されるオープンキャンパスに向けて、そろそろ志望大学について考える時期になってきたのではないでしょうか。

私は受験生だった時に京都大学(以下、「京大」)の学部を調べていて、
「え、法学部に学科ないの?法律家目指す道しかないの?」
と戸惑ったこともあり、この記事では京大を目指す皆さんへ「入学後に後悔しないためにも今知ってほしいこと」をざっくりとまとめてみました。
ぜひ学部選びの参考にしてみてください。

何を学べる?

1年次 ほとんど一般教養科目。法律と関係ない科目ばかりとることもできる。
2年次以降 大きく分けて、①法律②政治③経済の科目の中から自由に選択することができる。必修科目は特になし。ただし経済をとる人は少ない。

https://law.kyoto-u.ac.jp/undergraduate/about/kamoku/
京大の法学部は時間割を公開しています。

法学部では現代の法律・政治だけでなく、法律や政治に関する歴史についても学ぶことができます。
(私は受験生のとき世界史が好きだったので、法学部でも世界史に関連することを学ぶことができてとてもうれしかったです。)

さらに寄附講義科目といって、現役裁判官や弁護士、生命保険会社や銀行、商社の職員の方が講義をしてくださいます。
これらの授業では実務についてかなり本格的に学べます
実際の金融系企業の方からじっくり学べるので、特に金融系のお仕事に就きたい方にはおすすめです!

法学部生の進路


参照https://law.kyoto-u.ac.jp/tokei/shinro/(平成23~28年度平均)
グラフを見てわかる通り、法律家を目指す(大学院へ進学する)のは全体の3割程度です。

https://www.gssc.kyoto-u.ac.jp/career/misc/brochure/
(↑京大の卒業生の具体的な就職先は、ここから見ることができます。)

法学部は就活に弱い」と京大内でも言われることはありますが、そんなことはない
と、私自身、インターンの選考を受けていて感じます。

法律を学ぶことで社会全体の仕組みを知ることができるので、政府機関・民間企業含め、どんな仕事にも役立つ
例えば、「労働法」で学べる知識はどんな企業の人事を担当する際にも必要です。
実際、法学部の卒業生も幅広い業界に就職していることが分かります。

もちろん司法試験合格を目指す方にとっても最適な環境が整っています。
京大法学部は自主ゼミ(学生が自ら開催する勉強会)が充実しており、他大学と比べてロースクール(法科大学院)への進学を目指す学生の割合が高いです。
また3年間で学部を卒業してロースクールに進学することができる制度もあります。

現在、私は法学部の3回生ですが、今頃(6月)にはもう大体の人が法曹(裁判官や弁護士、検察官などの法律家)を目指すか就職するかを決めています。
入学時には法曹を目指していたけれど、就職に切り替える人は多いです。

学部の雰囲気 3人に1人留年するって本当なのか

本当です。

私が1回生のときに、3月に掲示板に張り出される「卒業確定者一覧」を見たのですが、同じ入学年度の人は200人ちょっとでした……(入学時は1学年約300人です)。
3人に1人留年するなんて冗談だろうと思っていた私は震え上がりました。
「え、入試の成績下から1/3以下の私、留確じゃん(笑)。」(留確:留年が確定する)

その原因として考えられるのが、法学部は成績が期末試験のみで決まるということ。
逆に言えば、レポートもないし、授業に出席しなくてもよいのです。

とはいえ、法学部は入学後すぐ司法試験に向けて予備校に通う人もいるというくらい、まじめな人が多いので勉強したい人にはうってつけの学部です。
勿論まじめではない人もいますが、なんだかんだ試験1か月前になるとまじめに1日中勉強しはじめます。
総じて、まじめな人が多い

ちなみにこちらが留年する人のイメージです。※私の個人的な見解です。参考程度にご覧ください。

・ 出席点がないので、だんだん一つも授業に出なくなる。
・ 厳しい体育会に所属し、部活に4年間打ち込みすぎて留年する。もちろん超優秀な人もいる。
・ 京大のロースクールに不合格して、もう一度内部生としてチャレンジするためにわざと単位を取り切らないでおく。

入試の成績が下から1/3以下の私でも、今のところ4年で卒業できそうなので、留年の心配はいらないかと思います。(まじめに授業受けていれば単位は取れる。by京大法学部卒業生)

結局コスパは悪いのか

あくまで私個人の意見ですが
まとめると

コスト 好きなことを自由に研究することは難しい。単位認定は厳しい。
パフォーマンス 法律業界で超有名な教授から学べる。何千字ものレポートを書かなくてもよい。授業に出なくてはいけないと気負わなくてもいい。

だと思います。

これをコスパが良いととらえるか悪いととらえるか。

良いのではないでしょうか!?

 

京大のすぐとなり!同志社大学法学部に通う部員が書いた記事についてはこちらをご覧ください。

(京都大学 法学部 矢野史穂)

この記事を書いた学生

かれんちゃん

かれんちゃん

卒業生が執筆した記事はかれんが紹介しているよ!