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オンラインと対面の併用?京都の大学生のリアルな時間割を聞いてみた

オンラインと対面の併用?京都の大学生のリアルな時間割を聞いてみた
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もうすぐ新学期。大学生になって1つ目の難関は履修登録!
自分の取りたい科目を選べるのはいいけれど、その仕組みを理解することが大変です。何より、今は新型コロナウイルス感染症の影響でオンライン授業と対面授業が入り混ざっています。

ということで今回は、先輩の時間割を紹介しちゃいます!オンライン授業と対面授業の比率なども参考にしてみてください!

京都女子大学史学科2回生Aさん


(オレンジ・対面授業 青・オンライン授業)
史学科なので歴史を学んでいるのだろうなと思っていましたが、歴史と言っても日本史だけでなく、服飾や芸術の面からも歴史を学んでいることがわかります。時間割を見ているだけでも楽しそう!
オンライン授業と対面授業のバランスは半分半分くらいですね。
では、詳しく聞いてみましょう!

よかったことは圧倒的に自宅時間が増えたので料理に時間を割けるようになったこと!
あと、図書館にもよく行きました。図書館では、授業で扱ってない分野の歴史や他学部の内容の本を読んでいました。移民・船・建築の歴史とか、著作権・福祉政策・栄養学のような自分のやりたかったことをひたすら勉強できたのがよかったです。
でもオンライン授業はなかなか集中できません。あとはパソコンとプリンターの調子が悪いとストレスが溜まりました(笑)。
レジュメを印刷することが多かったので、プリンターが使えないと授業を受ける気持ちがなくなってしまいます……。
私は通学距離が短いので大丈夫だったけれど大阪から来ている子は、通学に時間がかかってしまい、家に帰る前や学校に着く前に授業が始まってしまいます。通学電車で授業を受けるのが嫌なので、オンライン授業のために早めに来たり遅めに帰ったりと、通学時間に支障が出ているのが大変そうだなと思っていました。
対面授業が毎日あったため学校には毎日行っていました。なかなか会えないと言いながらも学校に行くと友達に会うことができたので良かったです。
1回生の時は授業が詰まっていて忙しくて、せっかく京都にきたのに近所の観光ができていなかったけれど、オンライン授業も増えて時間ができたので、近所の散歩がてら観光もたくさんできました。
私にとってオンライン授業と対面授業の併用は不便もあったけれどメリットの方が多かったです!

オンライン授業と対面授業が混ざり合っていて学校に行ったり家に帰ったりの繰り返しだったのかと聞いてみると、オンライン授業といってもリアルタイムではなく、課題の提出に1週間ほど猶予があったため、いつも自宅で締め切り直前に提出していたそうです。
やはり学校に行くと授業を受けるだけでなく、友達に会えるのは大きなメリットですね。あとプリンターの調子が悪いと授業を受ける気が無くなるのはとっても共感しました(笑)。

同志社大学政策学部2回生Sさん


(オレンジ・対面授業 青・オンライン授業)

こちらの時間割は筆者の時間割です。なんとも少ない。対面授業は週に1回しかなく、ほぼ大学へ行っていませんでした。その分アルバイトをしたり、趣味にのめり込んでみたりと充実した日々を送っていました。
私は春学期(前期)は新型コロナウイルスの影響でずっと家にいたため、春の時間割に必修科目を詰め込みました。そのため、秋学期(後期)はほとんど授業がありませんでした。
ちなみに私の春学期の時間割はこちら。

1限から5限までぎっしり詰めました。これが対面授業だったとすると地獄です……。
秋学期はオンライン授業といってもリアルタイムの配信は全く無く、後から見ても良いものだったので、自分の好きな時間に授業を受けていました。ただ、アルバイトなどが入っているとついつい課題のことを忘れがちになるので危なかったです。
対面授業だけだとついつい空きコマのことを考えてしまって、自分の好きな授業を取ることに躊躇してしまうのですが、オンライン授業だと友達と合わせたりする必要もなく、自分の興味がある授業を取ることができてよかったです!
あとオンライン授業だと友達と授業中に話したりケータイをいじったりしなくなるので対面授業よりも集中して授業に望んでいた気がします(笑)。

京都大学理学部3回生Nさん


(オレンジ・対面授業 青・オンライン授業)

THE 理系!と言わんばかりの時間割。今学期は少ないですが、と言ってくれたのですが、1コマ1コマが難しそう。
では詳しく聞いてみましょう!

物理科学課題演習(実験のある授業)を数回対面授業で行ったのですが、それ以外は試験も含めてオンラインでした。
数回の対面授業では実験装置を見学します。実験自体はレーザー冷却の内容でパラメーターの値をパソコン上で入力するとその値が実験装置に送られて、それに応じた実験が行われます。そのため遠隔操作ができるので、オンライン授業で実験をしていました!
実験そのものよりも、実験メンバーとのやりとりがオンライン越しになるのがとても不便でした。
講義直前まで家でゆっくりできるのはよかったけれど、やはり家で勉強すると勉強へのモチベーションを維持することは難しくて大変でした。
試験は2回生の対面の頃と比べてそもそも難しくなっているのですが、オンラインでの試験でも対面の試験とやりづらさや難しさはあまり変わりませんでした。

理系といえば実験!そんな実験がオンライン授業になるのは大変なのではないかと思っていたのですがまさかの「遠隔操作できる」という。ハイテクすぎます。そして実験自体はオンラインでもそこまで不便を感じないということに驚きました!

同志社大学グローバル地域文化学部2回生Yさん


(オレンジ・対面授業 青・オンライン授業)

時間割からグローバルなことを学んでいるのだなと一目見てわかります。そして初めての6限。対面授業だとかなり遅い時間に行われているので避けがちですが、オンライン授業だと関係ありません!
では本人に詳しく聞いてみましょう!

金曜日の3限以外は全てオンライン授業でした。
1限でも朝ギリギリに起きて朝ごはんを食べながら受けられるのがよかったです。オンライン授業なら好きな時間に受けられるのもよかったです。
ただ、交友関係がなかなか広がらなかったことと、グループ発表の時にオンラインで話し合うと対面で話し合うときより円滑に進まなかったことが不便でした。
他にも対面授業ならば授業後に些細な質問をすぐにできるけれど、オンライン授業だとなかなか質問できませんでした。また、発表の時にフリーズしてしまって授業が止まってしまい手間取ってしまうのが大変でした。
時々先生の奥さんの「パパ〜ご飯できた〜。」という声が聞こえてきてほっこりしました!

オンラインだとフリーズしてしまうなど不慮の事故が起こりがちで、ついイライラしてしまうことがありますが、奥さんやお子さんの声が入るというほっこりエピソードがあると先生の新たな一面も見ることができて楽しいですね!
また、Yさんは通学に3時間もかかっています。金曜日の90分のために通学するのは大変ではないかと聞いてみたところ、学校で課題をやったほうが捗るため、金曜日は朝から学校に行って課題をしているのだとか!なんとも真面目な一面を知ってしまいました。確かに、せっかく学校に行くのならば図書館や食堂を利用したり、課題をしたりするのはいいアイデアだと思いました!

最後に

いかがでしたか??
共通してみんなが言っていたことは「オンライン授業だと好きな時間に授業を受けることができるのが良い」ということでした。1限は眠たくて遅刻してしまう、ということが対面授業ではあったかもしれないけれどそれが無いと思うとオンライン授業も便利です!
対面授業とオンライン授業の併用は大変なこともあるけれど、工夫してみればやりたいことができる時間が増えたりと充実させることもできます。
これから時間割を組むときにはどの授業がオンライン授業でどの授業が対面授業なのかを考えながら組むことがポイントとなってくるかもしれませんね。

ぜひこの記事を参考にして、自分にぴったりの時間割を組んでみてください!

(同志社大学 政策学部 嶋倉万由子)

この記事を書いた学生

かれんちゃん

かれんちゃん

卒業生が執筆した記事はかれんが紹介しているよ!