「海外へ行くべき」それって本当？留学も旅行もした私が考えてみた

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「大学生のうちにやっておくべきこと」という言葉をよく目にしませんか？
これは社会人になる前の最後の学生生活、無駄にしないために様々なことに挑戦しよう！という意味だと思います。

実際大学生になると、アルバイト、勉強、資格取得など、高校生まではなかなかできなかったことができるようになりました。
そんな「大学生のうちにやっておくべきこと」でよくあげられるのが「留学」。
社会人になるとなかなか時間が取れないから若いうちに経験しておくべき、留学経験が就活に役立つなど様々な理由から留学することを勧められます。
私は高校生になる前の春休みに、カナダへ2週間留学しました。さらに大学生になってからは、友達と2人でアメリカへ1週間旅行に行きました。

どちらも経験してみて思いました。「留学と旅行って何が違うん？」と。
そこで留学と旅行の違い、そして大学生が留学へ行った方が良い理由を考えてみます！

留学と旅行の違いとは

そもそも留学は勉強を、旅行は観光を目的として海外へ行くと思います。

大学生の留学の場合、自身が在籍する大学が提携する海外の大学との留学プログラムを利用する人も多いですが、その場合は事前授業が学校で行われるため、留学先についてしっかり学んでから行くことができます。

また、プログラムを利用する一番の利点は単位がもらえること！
行く期間によっても異なりますが、留学先で取得した単位がそのまま大学の単位に認定されるという形式もあります！
また、現地の学校に通うので、海外の友達ができるという点も魅力ではないでしょうか。

滞在先は、学校の寮かホームステイが多いです。
寮やホームステイでは、現地の方と一緒に生活するなかで生活様式や習慣を知ることができます。
それに日常会話をたくさんできるのも良いポイント！

一方旅行の場合は、ホテルやホテルよりも安く泊まれるホステルに泊まります。
私は大学生協のトラベルセンターへ行って申し込みました。
生協から申し込むとサポートをしっかりしてもらえたり、割引もあるのでオススメですよ！
私の場合は、ホテルや空港からの移動は全て用意してくれました。

ご飯の調達や移動など、全て自分ですることが旅行の醍醐味といえるので、英語を使わなければならなかったり現地のお店へ行くことがたくさんあるかも！
しかし、期間が短いため遠いところへ行くと時差ぼけに悩まされたり、スケジュールをしっかり立てていないとあっという間に帰国の日が来てしまうのです。

留学と旅行、どっちがいいの？

留学と旅行。目的に合った方法を選んで行くことが一番ですが、もしも身近に「とりあえず海外に行ってみたい」という人がいた場合、私は「どちらも良い！」と言うでしょう。

もちろん断言はできませんが、高校留学前に初海外、初留学を経験した私は、語学力が身についたというよりは親元を離れた環境で自分の力で生きる忍耐力を身につけた気がします(笑)。
ただそのころは何かを得るという感覚はなく、学校からホームステイ先までは団体で行動していたため、毎日遠足のような気分だったことを覚えています。

一方、友達と2人で行ったアメリカ旅行では、どんなことも2人で解決するしかなく、ご飯も移動手段も英語で話して交渉したり尋ねたりしました。
訪れたテーマパークで積極的に店員さんと話してみたり、写真を撮ってほしいと頼んでみたり、たくさん英語を話しました。
私の経験では英語を話す力がついたのは旅行だと感じます。

英語を学びたいから留学する！というのは間違いではありませんが、旅行でも積極的に店員さんに話しかけるなど工夫をすれば、自分でしっかり英語を使う機会を作ることができます！

海外へ行くべき理由

海外へ行った人はみんな揃って「価値観が変わる」と言います。
だから海外へ行ったほうがいいと。でもそんなに難しく考えて海外へ行く必要はないと思います。
多くの人は「価値観を変えよう！」と思って海外へ行くのではなく、「英語が話せるようになりたい」とか「あの有名な観光地へ行きたいから行こう！」と思って海外へ行くかと思います。

これまでお話したように私が海外へ行って得たものはたくさんあったけれど、特に価値観が変わったとは思いません(笑)。
それでも私が何度でも海外へ行きたいと思えるのは「海外へ行った」という経験が人生において良い思い出になるからです。
目的なんて些細なことでいいと思います。ただ単に行きたいから、それで航空チケットを取ってしまえば行くしかないのです！

リフレッシュができたり、思いがけない出会いがある中で、多くの人が言うような、価値観が変わる出来事が起こるのかもしれませんよ。