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どうしてこんなにも京都は暮らしやすいのか?

わざわざ一人暮らしをしてまで東京から地方へ行くメリットはあるのか。
東京にはたくさんの大学があり、他府県に引っ越さなくとも自分に合う大学・学部は必ずあると思います。
京大は「自由の学風」をうたっており、窮屈な高校生活に嫌気がさしていた私は、その「自由」という言葉だけに惹かれて京大を目指そうと決めました。

京都には何度か旅行できた事があって、古い景観の残る魅力的な街だとは思っていました。
しかし京都で暮らし始めて1年半が経ち、観光地としての魅力より、むしろ住むまちとしての魅力に惹かれるようになりました。
そこで今回は、都心から京都の大学へ進学して私が思ったことを紹介するので、迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

10分あれば移動できる!

京都市内の大学生の移動はほとんど自転車。
毎朝せかせかと電車の乗り換えをすることに嫌気がさしたことはありませんか?
自転車通学なら通勤ラッシュに巻き込まれずに済むので、毎朝穏やかな気持ちでいられます。(通学の自転車ラッシュはあります(笑))
私の場合、バイトに行くのもほとんど自転車。
深夜まで働いても家まで10分くらいで帰ることができるので、通勤の負担が軽いです。
移動時間が短いとそのぶん効率もアップ!
生活に余裕が生まれます。

とにかく下宿生がたくさん

京都の大学生は他府県出身の人が多いので、下宿生がたくさん。
下宿のいいところは挙げ出すときりがありません。
下宿生同士はすぐ会えるので、遊ぶだけではなく引っ越しの手伝いや試験前の勉強など、気軽にお互いを助け合うこともできます。
いろいろなバックグラウンドを持つ学生と触れ合えるので、日本の地域ごとの差を感じることも多々あり、とても面白いです。

ごはん屋さんもたくさん

京都らしい料亭やおしゃれなレストランは勿論、学生向けのリーズナブルな食堂まで、何でもそろっています。
最近はオンライン授業なので昼休みに自転車で食べに行くことも……。
今は新型コロナウイルス感染症の影響で観光する人が慎重になっている時期ですが、新しいお店は次々にオープンしているので、飽きることがありません。

いいとこどりの京都


(鴨川)

京都市の中心部は都会ですが、少し離れると山や川など自然の風景が広がります。
そして京都市景観条例などにより、昔ながらの街並みや神社仏閣は保護されています。
休日は友人と鴨川沿いで運動をしたり、1人で楽器を弾いたり。
京都は全てがコンパクトにまとめられていて、現代の便利な暮らしを送りながらも、
疲れたときはいつでもリフレッシュできる環境があります。

京都に来て1年が経ち、大学選びには、大学だけではなくその地域の特徴も考慮することも大切だとわかりました。
確かに東京は何かと便利です。機会にめぐまれています。
しかし東京に住んでいたころは、生きているだけでストレスがたまるような状況でした。
京都に来て思ったのは、とても暮らしやすいということ。なのに東京に劣らない利便性。
今は京都での暮らしがとても楽しくて、本当に京都大学を選んでよかったと思っています。

(京都大学 法学部 矢野史穂)

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