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#緊急未来宣言で、コロナ禍でも未来へ向かう学生の想いを伝える

#緊急未来宣言で、コロナ禍でも未来へ向かう学生の想いを伝える
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皆さん、こんにちは。大学2回生の高岡です。
私は約1年半、京都で大学生活を送ってきましたが、1回生の頃と2回生の今では、その生活スタイルは全く別物になってしまいました。

新型コロナウイルス感染症は、世界中から、これまでの日常や自由、笑顔を奪ってしまったように思います。
私たち大学生にとってもその影響は大きなものでした。
すべての授業がオンライン化され、気軽に出かけることもできず、必要最低限の外出にもマスクが必須。友達と対面で会う機会も減り、サークルや学生団体としての活動にも制限がかかる。

そんな中でも、未来に希望を持って前に進みたい!先が見えない時代でも、私は私を見失わない!
そんな私たち大学生・短大生の想いを形にするため、「#緊急未来宣言」という映像を、学生自身が企画に携わり、出演して作りました。
企画には京都学生広報部の部員も多く関わったので、完成までの軌跡を紹介します。

#緊急未来宣言とは

「#緊急未来宣言」は、京都の大学生・短大生が「未来への宣言」と「笑顔」を発信する30秒間のプロモーション映像です。
映像は、JR京都駅中央口の南北にある大型デジタルサイネージ「京都プレミアムvision」に、10月1日から31日までの間上映されます。
「京都プレミアムvisionってどこ?」と思った方は、下の写真を見てみてください↓

↑ここのことです。
JR京都駅を利用したことがあれば、見覚えのある人も多いのではないでしょうか?

京都市は、人口の1割に相当する学生が学ぶ「学生のまち」です。
私たち学生の前向きな気持ちに触れてもらい、同じく学生の仲間たちや、京都に暮らす人々、JR京都駅の利用者、京都のまち全体を元気にすることが、この映像を発信する目的です。

企画始動!

株式会社JR西日本コミュニケーションズさんのお声がけで始まり、公益財団法人大学コンソーシアム京都で進めることが決まったこの企画。
大学コンソーシアム京都の学生団体である、私たち京都学生広報部員や、留学生PRチームの学生が加わり、広告のプロの視点と現役大学生の視点を交えながらオンラインで会議を進め、企画を固めていきました。

コロナ禍で対面や外での撮影が難しい中、どのようにすればたくさんの人を勇気づけられる映像になるのかをまずは学生で相談していきます。
例えば仮想背景を用いて外で撮影しているように見せる案、着物やスーツを着る案、映像と映像の切れ目に繋がりを持たせる案など、様々なアイデアが出てきました。

そこからJR西日本コミュニケーションズさんに1つ1つのアイデアを検討していただき、最終的には、「たくさんの学生に笑顔やジェスチャーをしている写真を送ってもらい、そこにイラストを合成して1つの映像を作る」という案に決定しました。

写真の募集とイラスト作成

次は写真の募集とイラストの作成です。
写真は公益財団法人 大学コンソーシアム京都に加盟する大学・短大の学生にご協力いただきました!
はじめはなかなか写真が集まらず苦戦しましたが、最終的には51名もの方から応募があり、この時点で既に私を含めたプロジェクトメンバー全員が感動して勇気をもらいました。

また、イラストに関しては、4名の学生がそれぞれのテーマに沿ったイラストを担当して作成しました。
私もイラストを担当させていただいたのですが、私の絵が #緊急未来宣言の一部となって京都プレミアムvisionに映し出されることにとても緊張しました。

制作者・JR西日本コミュニケーションズの想い

この企画が始動した当初、広告のことをまだ知らない私たちに、
「想いを表すのが広告屋の仕事」だと教えてくださったのがJR西日本コミュニケーションズの山本瞳さんと長浜久也さんでした。
今回はそんなお二人に、#緊急未来宣言に懸ける想いを聞いてみます。

1.はじめに、山本さんが京都プレミアムvisionに大学生を投影したいと思った理由を教えてください。
私自身も過去には京都で学ぶ大学生でした。京都での大学生活にはとても楽しい思い出があることから、今年京都で新たな学生生活をスタートする学生の皆さんが、例年とは同じ学生生活を送ることが難しいことを残念に思い、広告の力で何か元気づけることができないかと考えていました。
そんな中、京都プレミアムvisionを活用して京都で生活する人々にメッセージを発信しようというプロジェクトが社内でスタートしたため、同じ大学生に、ひいては京都に暮らす様々な人々に元気を届ける企画として大学生の方に出演していただいて映像を制作することを考え、大学コンソーシアム京都へ話をしました。

2.長浜さんは映像制作のなかでどんなことを感じましたか?
学生の皆さんの「笑顔」と「想い」の強さです。
まず「笑顔」ですが、打合せ時に学生の皆さんから、「日本語がわからない人でも、見たら元気になるような映像にしたい」というアイデアを頂きました。実際、送って頂いた写真を見た時にそれぞれの笑顔がまぶしく、目の前がパッと明るくなるような感覚がありました。やはり人の笑顔にはパワーがあるのだと改めて教えられたことはもちろん、皆さんの明るい表情は、日本語がわからない人が見てもしっかりと元気を届けられるものだと思いました。

次に、「想い」です。学生の皆さんの宣言に込められた想いはもちろんですが、私が感じた一番の想いは、一緒に打合せをしていた学生の皆さんのものです。京都の学生、仲間たちを元気にするために一人ひとりが意見を出し合い、尊重し合い、少しでもいいものを制作しようと前進していく想いや熱量には驚かされました。今回制作した映像は、学生の皆さんのそんな熱く、誠実な想いで出来上がっていると考えています。

3.お二人は、#緊急未来宣言についてどう思いますか?
当初は大学生の皆さんからどんな宣言が出てくるか想像がつかない部分が大きかったのですが、打合せの中で、「壮大な夢だけでなく、ちょっとした日常を取り戻すこともまた夢である」という意見を頂き、未来・希望といったものの捉え方が自分の中でも新たになりました。

今回の状況に大きな影響を受けている大学生の皆さんだからこそのリアルで新鮮な宣言は、
学生以外の方たちにとっても新たな発見であり、「自分もがんばろう!」という気持ちの原動力になると感じています。

4.お二人が学生と関わって感じた事はありますか?
リモートでの打ち合わせに皆さんすごく慣れていらっしゃることへの驚き、が最初にありました。
社会人でも「自分が発言する時以外はミュート」「画面共有での資料提示」といった基本操作がおぼつかない人も多く、まだまだWEB会議に慣れないのが現状です。
そのあたりを学生の皆さんは自然に使いこなしていて、この経験は今後社会に出たときにとても役立つだろうなと思いました。
また、単にPC操作ということだけでなく、積極的に意見を出しつつ最終的には一つの意見にまとめる、まとめた意見を元に実際の行動に繋げる、という部分もスムーズで安心感がありました。
特に今回は、短い時間で多くの学生さんの宣言を集める、というなかなか難しい作業を成功に導いていただいたこと、制作側のスタッフとして非常に感謝しております。

打ち合わせ時には知りえなかったお二人の想いを知ることができました。

学生の想い

続いてプロジェクトに参加した学生にも想いを聞いてみます。
まずは今回のプロジェクトの学生リーダーである山本詠明さんから。

1.この企画に参加した理由は何ですか?
いつも何気なく見ている京都駅の大きなvisionに流れるものに関われるということに魅力を感じたからです。

2.参加してみてどんなことを感じましたか?
JR西日本コミニュケーションズさんが広告を作る際に、どういう流れでどういうことを考えながら、どういうことに注意して制作を進めて行くかを、ミーティングを通して実感できました。とても貴重な体験でした。

3.今回集めた写真に込めた想いはありますか?
この活動で写真を集める際、僕の周りの学生の仲間にも声をかけました。彼らはいつ会ってもエネルギーを貰える人達です。そんなエネルギーを、僕たち学生が京都駅から発信して、
多くの方に届けられたらいいなと思っています。

4.京都プレミアムvisionで映像が放映されることについてどう思いますか?
多くの大学生の笑顔と夢が大きなビジョンに映るので、この映像を見た人達が明るい気持ちになってもらえたら嬉しいです。

5.他の学生と関わって感じた事はありますか?
一人ひとりが主体となって積極的に意見を出す学生の柔軟な発想と、映像で思いを伝える
プロの方が力を合わせたらこんなすごいものができるのかと感動しました。

続いて留学生であり、プロジェクトメンバーであるカトリーナ・プラットさんにも想いを聞いてみました。

1.この企画に参加した理由は何ですか?
「我々学生の『未来に向かう、前向きな気持ちやパワー』に触れてもらうことで、学生 の仲間はもちろん、京都に暮らす人、そして、大学&学生のまち京都を元気にしようと考 えています!」という目標に共感したためです。

2.参加してみてどんなことを感じましたか?
学生とプロが共に協力できる場でした。リモートであったとしても、互いの思いを伝え合うことで、いいものができることを知りました。

3.今回集めた写真に込めた想いはありますか?
京都の学生が力を合わせて1つになると、大きな力を発揮できることを感じました。

4.京都プレミアムvisionで映像が放映されることについてどう思いますか?
写真募集のために多くの友達に声をかけました。その友達がどんな夢を持っているのかを大きなスクリーンで見るのが楽しみです。

5.他の学生と関わって感じた事はありますか?
私にとっては初対面の学生が多く不安はありましたが、私の意見も丁寧に聞いてくださったので、悔いなく自分の思いを伝えることができました。

お二人ともありがとうございました。
お二人へのインタビューから、プロジェクトメンバーの私たちが今回の企画に込めた想い・集まった写真と宣言からもらったパワーを知っていただけたのではないでしょうか?

ついに映像が完成!

そしてついに#緊急未来宣言の映像が完成!
ここでは映像の一部を切り取って紹介させていただきましたが、
既に学生の写真と宣言からたくさんの勇気を貰えたのではないでしょうか?

プロモーション映像は2020年10月1日から10月31日までの間、
京都プレミアムvisionで放映していますので、ぜひ見てみてくださいね!

(京都女子大学 現代社会学部 高岡英里華)

この記事を書いた学生

かれんちゃん

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卒業生が執筆した記事はかれんが紹介しているよ!