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【2024年版】参加したほうがいい?インターンや就活について先輩に聞いてみた!

【2024年版】参加したほうがいい?インターンや就活について先輩に聞いてみた!
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就活を始めたいけど、何をすればいいのかわからない。

友達は就活に向けて、自己分析やインターンシップの参加をしようとしているけど、「インターンシップって何?行かないといけないの?」と疑問は浮かぶばかり。そこで、就活を経験した先輩にインターンシップのあれこれを教えてもらいました!

「ちょっと難しそう」、「あまりイメージが浮かばない」と思っているあなた!私と一緒に疑問や不安を解決していきましょう!

そもそもインターンシップって?

言葉は聞いたことあるけど、なんのことかわからない。という方のために、まずインターンシップの説明をします。
「インターンシップ」(以下、「インターン」という)とは、業界や仕事の内容を理解するために、企業が学生に対して業務の一部を体験させる制度です。
3回生の夏から2月末までの期間に参加する人が多く、1日だけの短期インターンから、1ヶ月~1年以上に渡る長期インターンまで、その期間は企業によって異なります。
ほとんどが1日から3日ほどの短期インターンであり、内容は業務の一部体験や社員との座談会、業界や会社についてのセミナーや事業立案などがあります。長期インターンでは、社員と同じような業務内容を経験することが多いです。

業種や業界は絞ったほうがいいの?

取材に協力してくれたのはこの人。

先輩Aさん・立命館大学文学部4回生
長期インターンも短期インターンもどちらも経験している先輩にお話を聞きました。

――インターンに参加するときは業種や業界を絞った方がいいですか?

Aさん:最初のうちは幅広く参加したほうがいいよ!
興味のあるところはもちろん、興味のないところにも行くことで新しい発見ができるし、いろいろなお話を聞くことで自分の成長にも繋がります。

自分が志望していたとしても、業種の相性はあります。あまりに業界を絞り過ぎてしまうと、相性が合わなかった時に困ってしまうので、あえて苦手意識のある業界のインターンにも参加してみるのも良いと思います。なぜ合わないのか、自分のどの部分が合わないのかという自己分析ができます!
ただ、業種は膨大にあるから、ある程度は絞ったほうが就活もやりやすいかもしれませんね!

――やりたいことがまだ決まっていません……。その状態で行ってもいいですか?

Aさん:やりたいことが決まっていない人こそ参加をオススメします!。
やりたいことが決まっている人ならもうあとは会社を絞って参加するだけなので、インターンへ行く企業を選ぶのはすぐにできてしまいます。
自分がやりたいことがなくても、就職を考えているのなら、せめて自分と合わない業界だけは見極めたほうが良いですよ!

期間によって内容に違いはある??

――インターンは長期や短期など期間にも違いがあると聞きました。どちらを選んだらよいかわからないのですが……。

Aさん:私は忙しかったので1日のインターンにいくつか参加して、様々な業種を広く浅く知るという方法を選択しました。
時間があるなら長期も受けたらいいと思います。実際の業務を社員と同じように任されるため、業界やその会社の雰囲気、仕事内容を知ることができ、営業力や企画力などを身につけることができます。

短期だと様々な企業の業務や雰囲気を知ることができますし、オンラインで参加できるところも多いので気軽に参加できるため、気になるものは申し込むべき!さらに、会社によっては早期選考の案内やES(エントリーシート)や一次面接の免除など優遇される場合も!
最近は長期インターンを有償で行う企業も増えてきているので、興味のある企業を見つけた場合は長期インターンで参加してみることもオススメします!

インターンへ参加してよかったこと・困ったこと

――インターンに参加して良かったことを教えてください。

Aさん: 実際に会社の業務を体験させてもらい、社長や社員の方がたと直接お話をすることで働く人の想いを知ることができました。また、多くの職種の方と知り合うことができ、人脈も広がりました。
インターネットで調べるだけではわからない“自分が働くこと”をイメージしやすく、自分はその企業に合うのか、合わないのかを判断する材料も増えます!
また、エントリーシートやグループワークを経験することで就活の練習にもなりました。
それに、インターンに参加したことで企業の方が興味をもってくださり、最終的に内定できたことも!
短期でもインターンに参加するために面接やES(エントリーシート)が求められることも多いので、面接練習や自己分析が進むことも良かったです!

――それはすごい!いいこと尽くめですね。逆に困ったことはありますか?

Aさん:授業やサークル活動との予定を合わせるのが大変でした。
特に企業によっては先に時間が決められていたリ、一日インターンは平日一日使うことも少なくないため、学校を休まなければならないことも多かったです。
面接も平日の17時までなどが多いので、時間が取れないことも多く、全休の日などは一日四件ほど面接が入っていることもありましたが、対策も含めそれは大変でした。

就活や内定に繋がりやすい?

――ぶっちゃけ、就活に有利なんでしょうか?

Aさん:実際の採用にインターンの経験が関係する会社もあるし、関係ない会社もある!
「採用には関係ないよ」、と言われていても“見られている”ということを意識して参加したほうがいいよ!
ただ、面接の経験があると、本選考が始まった時点で場慣れという意味ではとても有利なのでその点では、繋がりやすいと言えます。
インターンを通して実際に会社で働くイメージを持つことができるのは確かだし、インターンに来た他大学の学生と交流できるのでモチベーションがすごく高まります!

――インターンが有意義なことは分かりましたが、いつ頃から何社くらい申し込めばいいのでしょうか?

Aさん:始めるなら早いほうが良いと思いますが、主に6月ごろから夏インターン、10月ごろから冬インターンの申し込みが始まるので、そのタイミングに間に合うように始めるのがおすすめです!申し込みは参加したいインターンによって異なりますが、20社以上は受けるといいです。面接やESで希望が通らないこともあるので、大体7社ほど参加できるように受けることをおすすめしますが、多ければ多いほどいいと思います。

さいごに

いかがでしたか?
「4回生まで時間はあるから」、と思っていても大学生活はあっという間です。
いざ就活!となったとき、自分に自信を持つためにもインターンで社会人への第一歩を踏み出してみませんか?
柔軟に対応できるように、将来の自分のために情報集めは欠かさず、一緒に頑張りましょう!
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(同志社大学 政策学部 嶋倉万由子)
(編集 立命館大学 文学部 吉田玲音)

この記事を書いた学生

かれんちゃん

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卒業生が執筆した記事はかれんが紹介しているよ!