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こだわりぬいて決めた場所、「京都」。

居心地の良い「雰囲気」。これが決め手でした。

私は生まれてから20年以上、大阪で暮らしています。大学がある京都市内に通い始めたのは1年半前のこと。通い始める前は正直、「京都といえば、観光地…」くらいのざっくりとした印象しかありませんでした。しかし、いざ毎日のように京都へ通学するようになると、一年中観光客がやってくる理由もわかってきました。京都で目に飛び込んでくる景色は、大阪の景色とは全く違っていたんです。
私は、大学のキャンパス地を選ぶ際、“大学生活4年間を過ごしやすいまち”にこだわりました。夏に催された大学のオープンキャンパスでは、海からの風が感じられる大学や、キャンパス周辺がにぎやかな大学など、いくつかの大学を見て回りました。
そんな中訪れたのが、京都市北区にある立命館大学。キャンパス内にちらほらと木々や自然があり、気持ち良い風を感じることができました。また、大学の周りには山が多く落ち着いた雰囲気が漂っていて、多くの大学生が行き来する時間でもその雰囲気が保たれていました。4年間を過ごしやすいまちにこだわっていた私の希望が叶う環境を見つけた瞬間でした。
自分がしっくりくる“雰囲気”や“環境”はひとそれぞれで分かりにくいものですが、ピンときた時は驚くほどすぐに気付くんですよ(笑)。現在は、私のこだわりの環境、「京都」で大学生活を送ることができています。

日常の中に世界遺産!?

私は大学に通い始めるまでは京都市に行く機会がほとんどなかったため、京都に関する知識はあまりありませんでした。関西圏に住んでいるのに、京都の観光地にほとんど行ったことがなかったんです。しかし、大学入学後に立命館大学から徒歩十数分のところに世界遺産の「金閣寺」があることを知ったんです。世界各地からの観光客で大変にぎわっている「金閣寺」に、徒歩で行くことができる!と本当にびっくりした記憶があります(笑)。
ある日、京都に雪が降り、まちが雪に包まれました。金閣寺に行くなら今日しかない!と、放課後に友達を誘って金閣寺へ向かいました。雪に包まれた金閣寺のキレイさと、初めて見る金閣寺の堂々とした雰囲気に感動しました。この時初めて、「京都のまちに触れたんだ」としみじみと実感しました。この機会がきっかけとなり、「京都のまちにもっとふれたい」と思うようになったんです。

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まだまだ「観光客」として楽しみます。

金閣寺での経験から、観光地めぐりが私の楽しみになりました。大学の帰りに少し足を延ばせば行けるこの手軽さがいいんです。紅葉シーズンには清水寺を訪れました。初めての「清水寺」と「紅葉」を堪能でき、大満足でした。時間があれば観光客や修学旅行生に混じって「観光」しています。知らない場所ばかりなのでまだまだ「観光客」目線ですが、こうして様々な場所を観光してみて、多くの人が京都を訪れる理由も少しずつ分かってきた気がしています。

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ありそうでないまち、それが京都なんです。

京都のまちでは、季節ごとに見られる、違う“顏”を楽しめるんです。私は高台寺や円山公園へは桜を見に、貴船神社へは夏の納涼という目的で訪れました。違う季節になるとまたそれぞれの場所の雰囲気が違ったものに変わるのでおもしろいと思います。こういった「旬」の観光ができる場所はもちろん、他の都道府県にもありますが、京都にはそういった場所が特に多い気がします。一年中観光客の足が向き続けることには、そんな理由があるのではないでしょうか。

私は京都の雰囲気が好きで進学先に決めたものの、魅力は思っていた以上にまだまだ詰まっていました。今もそれを一つずつ見つけています。ほかの都道府県を選んでも自分がしっくりくる雰囲気や、そこならではの魅力があったでしょう。しかし今、美しい景色を眺めながら季節を感じられる京都の魅力に、とても満足しています。

京都を訪れたことがない人には、ぜひ一度、京都を、いろんな季節を感じてもらいたいです。

 

(立命館大学 産業社会学部 2回生 宇高 浩嗣)

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