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I♡京都 〜この地に憧れて〜

きっかけ

私が京都を意識し始めたのは、実は幼少期なんです。というのも、私の両親は京都の大学の出身で、京都で学生生活を楽しく過ごした経験から、自分たちの子どもにも!と思ったのでしょう。

特に母は、子どもの名前に京都から漢字をとって付ける程の京都好き。
そう、私の「都萌」という名前、京都の「都」の字を拝借致しました。
「あなたは将来、京都に行くのよ〜」と小さい頃から言い聞かされていた私は、京都がどんなところかもよく分かっていないまま、「将来は京都に行くんだ!」と漠然と決めていました。
一種の催眠術のようなものですね。幼少期の教育って恐ろしい。

一目惚れ

I♡京都

中学生になった時、家族旅行で初めて京都を訪れた私は衝撃を受けました。
なんだこの風景は。なんだこの町並みは。美しすぎる!
まるで日本が大好きな外国人観光客のように感動してしまいました。
実家に和室が1つもないということもあり、自然と京都のいわゆる町屋に憧れを持っていたのかもしれません。

ただ、当時の私は抹茶も餡子も苦手(今は食べられるようになりました)で、神社仏閣の知識は全く無し(これは今も変わりません)という人間でした。
それでも私は家族旅行をきっかけに、この美しい街に住みたい、京都で暮らしながら日本の文化を思う存分味わいたい!と思い、中学生の頃には京都への進学を決めていました。

京都、住んでみた

I♡京都

そして、1年ほど前、秋田から来た1人の田舎娘が京都での学生生活を始めました。
1年京都で暮らしてみて感じたことは、やっぱり京都って最高。
まず、思い描いていた通りの風景。春には桜、秋には紅葉を美しい建物と共に楽しむことができます。
つぎに鴨川ののどかな様子。休日は座り込んでパンなんか食べちゃいます。(トンビにはお気をつけください。私はチキンサンドをかっさらわれました。)
そして、教科書で見たことのある文化遺産に気軽に行けちゃう。私が住んでいる場所から市バスで30分もあれば金閣寺に行けちゃうんです、しかもたった230円で。

I♡京都

京都は調べれば調べるほど行きたい場所が出てきます。有名な庭園、はたまたレトロで可愛いカフェ……。
今は行けないけれど、行きたいところをどんどんリストアップして、卒業までにそのリストを全制覇することが私の夢です。

私と京都

I♡京都

誰でも一度は東京に憧れを抱くのではないでしょうか。
私もその内の一人で、進路を決める際東京の大学への進学も考えました。今でも東京へ進学した友達が東京を満喫している様子をSNSで見かけると、羨ましいなぁ東京行きたいなぁと感じる時があります。

でも、私は京都を選んだことを後悔したことはありません。確かに東京はとても魅力的な場所ですが、京都の、都会的な面を持ちながらどこかゆったりした雰囲気が流れるところが私にはとても心地良く、性に合っているのです。

京都駅や四条に行くと、いつでも外国人観光客やスーツケースをひいた人、着物を着て写真を撮る人がいて、素敵なお店が沢山あって、秋田出身の私は「うわぁやっぱり都会だなぁ」と感じます。

けれど、鴨川をぼーっと眺めてみたり、昔ながらの商店街をぶらぶら歩いていると、なんだかずっとここに住んでいたような、ほっとした、落ち着くような気持ちになれるのです。まるで実家に帰った時みたいに。
私はそんな京都が大好きです。

今、進学先に迷っている高校生のみなさん、京都での学生生活おすすめですよ。
(同志社大学 政策学部 吉尾 都萌)

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