京都の大学生のリアルなライフスタイル紹介メディア



豊田市の学生、京都市の学生達と意見交換してみた!

2月15日(土)、愛知県豊田市で活動する「とよた学生盛りあげ隊」の皆さんと、「ユースカウンシル京都」の皆さんと私たち「京都学生広報部」が集まり交流イベントを実施しました。
それぞれの団体の活動内容を理解し交流する中で、お互いの持つ目標や現在の悩みを話し合い、新しい視点から悩みを解決するというのが企画の目的です。
今回はその時の様子をご紹介します!

とよた学生盛りあげ隊、ユースカウンシル京都とは?


(とよた学生盛りあげ隊による活動紹介の様子)

「とよた学生盛りあげ隊」は、豊田市青少年活動センターを中心にイベントの企画・運営や、ボランティアなどを行っている団体です。
「#とよまっぷ」の作成や、大学受験を控えた高校生にノートや参考書を渡す支援イベント「PASS THE NOTE」など、豊田市の魅力発信と学生同士の交流を目的とした活動をされています。

「ユースカウンシル京都」は2019年に設立したばかりの団体で、京都市内にある青少年活動センターを中心に活動されています。
「京都にゆかりのあるすべての人々の暮らしをより良くする」というビジョンを掲げ、若者の声を集めながら交通インフラ改善のプロジェクトや、「こたつジャック」というイベントを実施されたそうです。

交流会開始!!


(アイスブレイク中)

会場に入ると3団体の部員が混同したグループごとに机と椅子が並べられており、まずはグループメンバー内で自己紹介。お菓子を食べながらリラックスした雰囲気でイベントがスタート!!
とよた学生盛りあげ隊ならではの楽しいアイスブレイクで、参加者の緊張がほぐれたところで、今回のメインともいえる各団体の活動紹介とお悩み相談タイムへ。

ところで、先ほどユースカウンシル京都の活動についてご紹介しましたが、「こたつジャックって何?」と気になった人もいたのではないでしょうか。活動紹介で、詳しく教えてもらいました。
大学、学校、世代を超えて若者が交流する機会を創るため、青少年活動センターの一画に本当に“こたつ”を設置したそうです!気軽にコミュニケーションを取るための場づくり=“こたつ”って面白い発想ですよね。
同じ若者が集まる団体でも、活動に対する想いや企画内容が違うので、皆さんの報告を聞いてすごく刺激を受けました。


(みんなで各団体の悩みについて話し合い、解決策を提案して行きます)
私たち京都学生広報部の悩みは、「中高生にもっとコトカレを広めたい」「部員同士の連絡をもう少し円滑に行いたい」の2つです。
まずは3つのグループで話し合い、グループ内ででた意見を全体で共有します。
「体験入部等の機会を増やす」や「他のアプリの導入を視野に入れてみる」等、これからの活動で試してみたい意見をたくさんもらうことができました!

休憩中も団体を超えてお菓子を食べながら雑談をするなど、仲が深まってきました!

京都の学生が京都を案内

いよいよ楽しみにしていたまち歩きの時間です!
京都学生広報部が考えたルートに沿って案内しました!
会場となった京都市中央青少年活動センターを出発し、
錦市場や祇園に向かう「京都学生広報部ゆかりの観光名所を巡るコース」と、
同志社大学のある今出川通り周辺を散策する「『京都の大学生』体験コース」に分かれて行動しました。


(錦市場を散策中の学生たち)
錦市場、祇園周辺を巡るグループは市バスに乗って八坂神社へ向かいます。
八坂神社でお参りをしてから、祇園の街を歩いて漢字ミュージアムへ!
漢字ミュージアムで十分に遊んでから、錦市場へ向かいました。
漢字ミュージアムの魅力は、以前「コトカレ」で紹介していますので、こちらの記事もあわせてご覧ください!

錦市場では、京都の歴史の話をしながら豆乳ソフトクリームや豆腐ナゲットを食べ、祇園では、京都の老舗の飴を食べたり好きな芸人について話しながら散策しました。

同志社大学、今出川グループは、大学のカフェでフォトジェニックなパフェを食べ、さらには出町柳にある有名な和菓子屋さんの大福を購入。
最近流行りの「鴨チル」をしながら食べる大福は絶品でした!

京都を“良くするための仕掛け”を考える


(鴨川で大福を食べながら大学の話で盛り上がる参加者たち)

散策を終えると、今回のルートや見たもの感じたものを各グループで書き、良かった点と、気になる点をまとめて発表しました。
良かった点は「歴史が学べる街」、「建物の景観が条例で和風とモダンに統一されている」、「お店が充実している」などが挙げられていました。
一方で、「道幅が狭い」や「交通機関の運転手の運転が荒い」、「ごみ箱が少ない」など、いくつかの問題点なども挙げられ、今後京都を盛り上げていく中で改善したい課題があることに改めて気づくことができました。
そして、豊田市の課題についても共有し「バスの利用者を増やす為にイベントを考えてみる」など“良くするための仕掛け”について話し合い、大盛り上がりで交流会は終了しました。


今回の交流会を通して、自分達が暮らしている京都が他府県の人からどの様に見えているのか。そして、京都の魅力を伝えるためにはどうすれば良いのかを考える機会になりました。
お世話になったとよた学生盛りあげ隊の皆さん、ユースカウンシル京都の皆さん本当にありがとうございました!

皆さんも一度自分の住んでいる街の新たな魅力を見つけるために、ぶらりとまち歩きをしてみてはいかがですか?

(文・同志社大学  政策学部  嶋倉万由子)

(写真・矢野匠人)

 

合わせて読んでみては?

ソーシャルメディア

ソーシャルメディアでも最新情報をゲットしよう!