【祇園観光】遊んで学べる!?漢字ミュージアムに行ってみた!
みなさん、こんにちは!立命館大学2回生の木村天音です!
私は京都の人気観光スポットの一つである嵐山でアルバイトをしているのですが、最近は修学旅行で訪れている学生の方をたくさん見かけるようになりました。
学校の友達とめぐる京都、素敵なお店やお寺がたくさんあって、どこに行こうか迷っちゃうくらいですよね。そんな学生の皆さん、「漢字ミュージアム」ってご存じですか?ちょっと穴場で楽しみながら学べちゃう施設なので、ぜひおすすめしたいのです!
実際に漢字ミュージアムに行った私たち京都学生広報部員の感想や、見どころについて紹介していきます。
漢字ミュージアム
〇施設名 漢検 漢字博物館・図書館 漢字ミュージアム
〇所在地 〒605-0074 京都府京都市東山区祇園町南側551番地
〇交通アクセス 京阪本線「祇園四条駅」6番出口から八坂神社方面へ徒歩5分
〇開館時間 9:30-17:00
〇休館日 月曜日(休館日が祝日の場合は、翌平日に振替)年末年始/臨時休館あり
〇入館料 大人¥800 大学生・高校生¥500 中学生・小学生¥300 未就学児・障がい者無料
今年の漢字がお出迎え!一年を表す漢字
入り口から入ってまっすぐ進むと、まず見えてきたのは「災」の字。全国的に多くの自然災害が起きた2018年の「今年の漢字」です。
全国から寄せられたその年を表す漢字で最も数の多かったものが12月12日(いい字一字)の漢字の日に京都・清水寺で発表されます。巨大な和紙に大筆で字が書かれる様子に、なじみがある人も多いのでは?
今年はいったいどんな漢字が選ばれるのか、みなさんの予想は当たるでしょうか?
集めて楽しむ、スタンプと漢字
受付でいただいた体験シートを持ってまずは一階を回ることに。スタンプラリーの要領で漢字に関わる面白いスタンプを集められます!
歴史の授業でも出てくる漢委奴国王印のスタンプが押せたり万葉仮名のスタンプで自分の名前を作れたりと、ここにしかない独特な体験がたくさん。
他に普段私たちが使う漢字のルーツである甲骨文字を知ることができるコーナーなどもあり、体験を通して学びを得ることができました。
万葉仮名で名前を作ってみた!
上から下まで漢字・漢字!漢字5万字タワー
二階への階段を上ろうとすると、何やら壁がカラフル……よーく見ると、全部漢字!?
1階から2階まで伸びる柱には「大漢和辞典」に採録された5万字を超える漢字がすべて載っているのだそう。そこで、自分の名前の漢字探しスタート!職員さんの助けを借りながら、何とか発見!嬉しい!(笑)。
漢字は写真のように色分けされていて、色がついている漢字なら職員さんに探してもらうことができるそうなので、あきらめずにぜひ!お友達と名前の漢字を探してみませんか?
あるかな~?
あ!もしかして……
発見!
読むだけじゃない!触って遊べる部首組み合わせタッチパネルかるた
二階に上がると、そこには大きなタッチパネルが。お題で与えられた部首と組み合わせて漢字を作る対戦型ゲームを体験できます!
いざ勝負!始めは知っている漢字を作ろうと、簡単な漢字の取り合いが勃発しましたがそのあとがなかなか続かず……。そんな漢字あったっけ?というものまで勝手に漢字 を作ってしまう始末(笑)。少しでも相手より多くの漢字を見つけようと、とっても盛り上がりました !四人まで対戦でき、楽しみながら漢字を学ぶことができるゲームでした。
もっと漢字が好きになるかも?体で漢字!
まだまだ体を動かし足りない京都学生広報部員。「体で漢字」と書かれたパネルとモニターを発見!なんだかおもしろそう!
ここは、モニターの前で画面を見ながら自分の体とマグネットだけを使って漢字を作り、撮影できるというコーナーです。みなさん、私たちがどの漢字を作ったのかわかりますか?
正解は「山」。我らが京都学生広報部PRチーム山本リーダーの「山」を作りました(笑)。どうしても漢字が好きになれない人は、いっそのこと漢字になってみるのはどうでしょう!?
回転寿司ならぬ、回転漢字!ちょっと変わったネタはいかがですか?
体を動かして、なんだかお腹がすいてきた……。そんな時、寿司とかかれたブースに机といすが!こんなところでお寿司が食べれちゃう!と思いきや、注文しようとタッチパネルに触れると、ここでも漢字クイズが出題されます。
自分の選んだ魚の種類の漢字を完成させ、正解するたびにお皿の枚数が増えていく!さすが漢字ミュージアム。学びでお腹もいっぱいになった気がします(笑 )。
やっぱり映えは外せない!思い出の一枚に
お寿司を食べて満腹になった後はお茶で一服。すぐ横にある巨大湯飲みは中に入って撮影することができます!
魚へんの 漢字が並ぶ湯飲みは、漢字ミュージアムでの思い出の一枚にピッタリ!しっかり学生らしく映え写真を撮影しました(笑)。
京都学生広報部員渾身の映え写真。漢字タワーで「恋」の字を探してみて!
どうですか?漢字ミュージアム、行きたくなってきませんか!?漢字=お勉強という少しとっつきにくい印象をガラッと変えてくれる新しい施設で、実際に訪れ、存分に楽しむことができました !
今回紹介したのは施設のほんの一部分です。ほかにも漢字に関する本がたくさん置いてある図書館や漢字検定の問題に挑戦できるブースがあったり、勉強のコツを教えてくださるボランティアの方がいらっしゃったりとしっかり漢字を学ぶことができる環境も整っています。
また、漢字ミュージアムでは期間限定の企画展示も行われており、現在は京都学生広報部でお話を伺ったことのある、フォントメーカーである株式会社モリサワの協力で「フォントのホント展」を開催しています。
株式会社モリサワさんについてはこちらの記事をcheck!
漢字に親しみを持つことも、より深く学ぶことも、そして何よりそれらを楽しむことのできる魅力いっぱいの漢字ミュージアムにぜひ行ってみてください!
(文:立命館大学 産業社会学部 木村天音)
(取材協力:立命館大学 産業社会学部 山本菜摘)
(取材協力:同志社大学 グローバル地域文化学部 山崎凛)