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圧倒的な世界観!女子大生がゼロから作り上げるファッションショー!

8月24日にロームシアターノースホールで行われた京都女子大学「アパレル企画製作部twinkle *」のSummer Showにお邪魔しました。

twinkle*について

顧問の渡邊先生 の下、衣装のデザイン・製作・ヘアメイクを始め、動画・音源などを全て部員が行っています。部員はモデル・クリエイター・PRスタッフなどに分かれて活動しており、今回のSummer Showのほか、京都女子大学 藤花祭など年に3、4回のファッションショーを開催しています。

今回のショーに向けては6月には製作にとりかかったそう。

この日は、

重力
GA ta PI shi(ガタピシ )
Dreamy (ドリーミー)
Revolve(リボルブ)
hanamatsuri (ハナマツリ)
わんぴーすこれくしょん
MYRTILLE (ミルティー)

をテーマにしたショーが行われました。

 

重力

ショーの始まりは鮮やかな赤の衣装から。

どんなショーが始まるのかと胸を膨らませていましたが、自分たちで作ったとは思えない完成度の高さに衝撃を受けました。赤色の人を惹きつける力に凄さを感じました。

モデルが颯爽と歩く姿に学生らしさはなく、一瞬でtwinkle*がつくりだす世界に引き込まれました 。

 

GA ta PI shi

我他 彼此(ガタピシ) :私に執着する私。

自分と他人 違っていて当たり前。違いがあるから素晴らしい。

そう認めればいいのではないか。

そしたら ガタピシの音も段々小さくなって、やがて心地よいBGMになるかもしれない。

(パンフレットより)

我他彼此とは「物事を対立関係で見る」ということ。

衣装は白と黒の2色で構成されていますが、衣装によって色のバランスが異なるため一着ごとに個性が溢れていました。

対立関係で人を見る事なく、他人の個性を個性と認める必要性が表現されています。

2色しか使われていないのにこんなにも違った雰囲気を出せる事に驚きました!

衣装に加え、後ろの映像とBGMがかっこよく合わさり視覚・聴覚ともに楽しめる演出でした。

 

Dreamy

続いてのテーマはDreamy。

ロリータファッションやゴスロリファッションに身を包みステージでポーズを決める姿は思わず見とれるほど!あまりの可愛さにうっとりと見入ってしまいました。

 

Revolve

白いマントに身を包み登場。

「revolve=回転する、ぐるぐる回る」という意味の通り、ウォーキングしながらくるりとマントを脱ぎすてると、色とりどりの衣装が現れます。

人と同じものが欲しい“同一化願望”

人と違うものが欲しい“差別化願望”

1人の中に共存する2つの矛盾する願望

そこから流行が生まれ、

そして繰り返される

(パンフレットより)

人と同じものが欲しい“同一化願望”は白のマントによって表され、人と違うものが欲しい“差別化願望”がそれぞれの衣装のカラーやデザインによって表現されています。

それぞれの衣装が刺激的でかっこよく、白のマントを脱ぎ棄てた後との対比が圧倒的で一人一人の存在感に思わず目を奪われました。

 

hanamatsuri

花やレースをたくさん使った衣装は、とても優雅で繊細さを感じました。

BGMに合わせてポージングを取る姿やくるくると回るような、他のテーマの時には見られない演出も加わり、時間の流れがゆったりと感じるようなステージでした。

 

わんぴーすこれくしょん

今回のショーが初出演となる1回生が参加。一人一人が自分のワンピースを製作し、衣装に合わせてヘアメイクも考えたこともあり、それぞれの個性が光るショーでした。

 

MYRTILLE(ミルティー)

べリーをイメージした紫や赤を基調とした衣装にクリアバックからのぞくポップな中身  は目を奪われる可愛さでした。リボン、フリルなども使われており、かっこよさの中にも可愛さを感じられました。

 

さいごに

「ファッションショー」というものを初めて見た私にとって、同じ学生が作り上げたとは思えない本格的なショーで、終わったあともしばらく興奮冷めやららぬ状態でした。

11月には京都女子大学の学園祭である、藤花祭でもショーが行われるなど、アパレル企画製作部 twinkle*の今後の活躍から目が離せません。

取材や撮影にご協力いただいたtwinkle*のみなさん、ありがとうございました。

 

過去 に取材をさせて頂いた記事はこちらからご覧ください!

 

(京都女子大学 文学部 村上莉菜)

 

 

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