地域と大学生が融合♪京都一乗寺音楽フェスにいってきた!
もう少しで新学期!
春から大学生に、または京都の大学に進学するという方、もう下宿先は決めましたか?
人口の約1割に相当する学生が集う京都市では、たくさんの大学生が暮らしています。
京都市の左京区に位置する「一乗寺エリア」は、芸術系の大学をはじめ、多くの大学が集まっています。
北に行けば、京都工芸繊維大学、京都精華大学、京都ノートルダム女子大学、京都府立大学…
南へ行けば、京都造形芸術大学、京都情報大学院大学、京都大学など!
そのため、一乗寺エリアは周辺の大学生が一人暮らしで住んでいたり、遊んでいたり…。
学生が多い地域としてすごくアットホームな場所なんです。
その一乗寺界隈の飲食店や商店を会場とし、学生・音楽が融合した音楽フェス、その名も
「一乗寺the Day of Pleasure 2018」が開催されました。
もくじ
エリアマップ
4年目の開催となる今回は、音楽業界大注目のユニット「ものんくる」をはじめ、地域ともゆかりの深いミュージシャンたちが30組を越えて出場されました。
会場に着くとすでにライブの開始を待つお客さんの列がずらり。
お店の前には会場を盛り上げる装飾がたくさん。なんだかワクワクします!
タイムテーブル
学生からプロの音楽アーティストまで、幅広いラインナップです。
各アーティストは、一乗寺の焼肉屋さん・美容室・カフェなど様々な場所にてライブを行います。
今回は、一乗寺を散策しながら大学生アーティストの演奏・活躍を見ましょう♪
いきなり楽器を発見!
道の途中に、「ご自由にお弾きください」と書かれた電子ピアノを発見。
さぁ何を披露しようかな~。
なんて言いながら、音楽経験のない私は音を鳴らすだけ。
こんな時、ピアノを習っていたら(涙)!
誰でも気軽に音楽に触れることができる工夫が会場内だけではなく、街中にもたくさんありました。
やさしい声にうっとり
さてさて、お待ちかねの弾き語り学生アーティスト。旧こいけさんです。
今回、披露してくださった音楽はすべて本人の作詞・作曲だそう。
包み込むような優しい声で、目を閉じて聞きたくなるような、ゆったりとした音。
そして、どこか自然を感じさせるおもむきがお店を包みます。
「○○やから~♪」と関西弁の混ざる歌詞にもキュンときちゃいました。
次の会場へ向かって歩いていると、出演者らしき同世代の女の子を発見!
背中に楽器を背負って、かっこいいです。憧れる。
ここで、いきなりですが今回一緒に取材を行ったもう1人のメンバーをご紹介!
編集チームの山下さんです。音楽が好きな彼女と一緒に一乗寺のまちを散策しました。
地域全体が会場となる音楽フェスということで、My自転車を持参し会場を行ったり来たり。
有名で美味しいパン屋さんに、たくさんの本が並ぶ恵文社一乗寺店。
地域の学生・家族連れなど住民が主に利用するスーパー、お魚屋さんなど。行き交う人たちもフレンドリーで、一乗寺のあたたかく和やかな雰囲気を感じます。
「一乗寺のまちには、新しいお店も古いお店も残っていて、素敵ですね。」と話す山下さん。
私も、その通りだと思いました。
PAエンジニアの活躍!
(京都精華大学 ポピュラーカルチャー学部 3年生 きゆきさん)
次に紹介する学生アーティストは、PAエンジニアのきゆきさん。
PAエンジニア(通称PA)は音響機材の操作を担当し、アーティストさんと会場、そしてお客様をつなぐ、ライブ演奏には欠かせないスタッフです。
ふんわりとした雰囲気なのに機材を操作するまなざしは、まさにプロそのものでした!
あつあつチーズをたっぷり
日も暮れ、そろそろ小腹が空いてきたなぁと歩いていると「一乗寺ドッグ」という文字を発見!
一乗寺で作った自家製ソーセージと、地域で大人気なパン屋さんの生地を使って、あつあつチーズをたっぷりかけていただきます。
目の前で、フライパンからチーズを注いでくださるので、とっても興奮しました!
もちろん味も格別に美味しかったです。(ヘアサロンとコーヒースタンドが合体したRAVENALA CUT&STANDというお店で、通常営業時も販売されています)
火を使ったマジック体験!
(外国人の方に声をかけられビックリ!南アフリカからの留学生ニコさん(京都大学在学中・一乗寺在住))
「Wow,its magic!!」
一乗寺ドッグをほおばっていると、何やら後ろの方で盛り上がっている声が。
見ると、小さな火を使って熱伝導のマジックを披露していました。
私もお言葉に甘えて、マジックを初体験。
何も触れてない手が、いつのまにか熱くなってなんとも不思議な体験でした。
まだまだ音楽の熱は止まりません。
おっ。Café&BarなのにDJがいる? 音楽スタジオ??
DJのリズムに合わせて
(京都精華大学 ポピュラーカルチャー学部 4年生 Suguruさん)
中に入ってみると、低音のリズムとノリノリの音楽が響いています。
思わずリズムに合わせて首を動かしたり、手を振ってみたり。
DJのSuguruさんは、学生ながらプロとして現在活動をしているとのこと。
自分の音楽を探求しているSuguruさんのプレイからは、力強さを感じました。
個性あふれるあたたかな場所
もし、京都で一人暮らしするなら。
こんなあたたかな地域で暮らすことができたら、きっと楽しいだろうなと想像しちゃいました。
一乗寺界隈は、老舗の食堂や隠れたオシャレカフェ、手芸屋さん、有名ラーメン店などまだまだ魅力的なお店がたくさんあります。
みなさんもぜひ一乗寺を訪れて、京都の大学生の気分でまちの雰囲気を感じてみてください♪
●一乗寺the Day of Pleasureについて↓
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https://twitter.com/DOP0go●もっと一乗寺のことを知りたい!という方は、一乗寺周辺のコアな飲食、お買い物、イベント情報サイトをぜひご覧ください↓
https://www.ichijyoji.net/
(佛教大学 社会学部 唐澤葵衣)