全63組の大学生が集結!?【京都から発信する政策研究交流大会 】が熱かった!
2022年12月18日に国立京都国際会館で「京都から発信する政策研究交流大会」が開催されました。
自分が所属する学部やゼミのことは知っていても、他大学や他学部がどんなことを学び、研究しているのかは意外と知らないということもありますよね。
しかし、この政策研究交流大会は発表を通じて参加者同士で研究内容や活動を共有することができるため、普段とは違う視点で物事を考えたり、新しい知識を身につけたりできます。
政策学部に所属している広報部員2人が大会を見学してきたので、ぜひその様子をご覧ください!
もくじ
京都から発信する政策研究交流大会って?
画像)国立京都国際会館HP「イメージギャラリー」
https://www.icckyoto.or.jp/planner/users_guide_and_tariff/image-gallery/より引用
今大会は、日本を代表する国立の国際会議場である国立京都国際会館を舞台に、3年ぶりに対面で行われました。国際会議場ということだけあってとても立派な建物です!ここで大会を実施するのは今回が初めてとのことです。
「京都から発信する政策研究交流大会」は、都市が抱える幅広い問題・課題を見つけ、解決するための研究を行う学生に発表機会を提供するというもの。教員を含めた研究交流の機会とし、それぞれの成果を発表するとともに自らの研究を深化することを目的に開催されているのだとか。
そのコンセプト通り、大学や学部の垣根を超えた知的交流を目の当たりにすることができました。
口頭発表と質疑応答
↑スライドを用いながら発表している龍谷大学の「東近江プロジェクト」
9つに分かれた分科会では、108組の応募の中から審査を勝ち抜いた63組による都市政策に関する発表と質疑応答が繰り広げられていました。
(発表15分、質疑応答10分)
写真のグループは、『耕作放棄地解消に寄与した付加価値の創出―政所地区の地場産業での実証的検討を踏まえて―』というタイトルで発表されていました。
発表内容を書いた台本を読むだけでなく、身振り手振りで訴えているグループもあり、提案に対する熱意を感じられる場面も……。
また、審査員や他の発表者からの質疑に応答する時間では、深い議論が繰り広げられて圧倒されました。
学生実行委員会企画
各分科会での発表後には、参加者たちの交流を深める学生実行委員会企画がありました。
異なる大学、学部の学生たちが1つのグループになってクイズに挑戦していました。
↑クイズの答えを予想して挙手をしている参加者たち
“京都クイズ”や“京都に関する水平思考クイズ”など沢山のクイズに答える中で、会場のボルテージは最高潮に!
表彰式
学生実行委員企画の後、表彰式が実施されました。
この大会は「論文審査」と「口頭発表審査」の総合評価で審査されます。
優秀な発表を行ったグループには、「大学コンソーシアム京都理事長賞」、「日本公共政策学会賞」、「優秀賞」、「ベスト質問賞」などの賞が用意されていました。
受賞されたグループが、仲間たちと喜びを分かち合っている様子がとても印象的でした。大会のために、仲間と共に一生懸命取り組んでこられたことが伝わってきました。
さいごに
私たちが通っている大学の政策学部では、ゼミ対抗の合同演習討論会が行われるため、見ていて凄く刺激を受けました。
また、自分たちで政策を立案して発表することは普段なかなか経験できないため、参加者にとっては良い経験になったのではないでしょうか。
参加者の皆さん、お疲れ様でした!
「京都から発信する政策研究交流大会」に興味を持たれた方は、こちらもチェックしてみてください。
https://www.consortium.or.jp/project/seisaku/conference
龍谷大学 政策学部 梅垣舞央香
龍谷大学 政策学部 熊谷彩音