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大学の空きコマどう過ごす? 京都の大学生がおススメする空きコマ活用法♪

大学生になると、基本的に時間割を自分で決めます。

必ず取らなければならない【必修】授業に加えて、受けたい授業などを授業時間がかぶらないよう、単位数を気にしながら組んでいきます。

しかし、時間割を組む時、出来てしまいがちなのが空きコマ。

空きコマとは、時間割の中で授業と授業の間の空白のコマのことを指します。1授業は90分・前後休憩が10分~15分あるため、空きコマ1つで約2時間の時間が生まれるのです。

なぜ、この必修科目はこの時間にしかないのか。なぜ、このコマには取りたい授業が無いのか。

履修登録期間中は、時間割とにらめっこです。空きコマを作ることなく上手に時間割を組み立てることの出来た人と、やむ得なく出来てしまった人、はたまた目的があり、あえて空きコマを作る人。

今回は空きコマが出来がちだった私・むしろ空きコマが好きな私が、おすすめ活用法を少しご紹介します。

中高生の皆さんは大学生活における“空きコマ”を想像しながら読んでみてください。

最新版の空きコマ特集記事はコチラ

芸術に触れる。

(オットー・ネーベル展 @京都文化博物館)

ちょいと、かっこつけすぎじゃないかい?

と感じる方もいるかもしれませんが、私がまずおすすめするのは、芸術・アートに触れること

博物館や美術館、映画館・写真展・展覧会・ギャラリー…なんでもいいんです。

京都は、博物館や美術館などの展示施設が結構多いまちでもあります。

とりわけ市内では、その他にも、着物や茶道に関するような専門的な資料館や、近年行われているKYOTOGRAPHIEといった国際的な写真祭など、様々な芸術に触れる機会が本当にたくさんあります。

また大学コンソーシアム京都に加盟する大学生、短期大学生を対象にしている「京都市キャンパス文化パートナーズ制度」に入会登録すれば特定の施設に優待価格で入場できるんです。

私も元離宮二条城に、通常600円の入場料のところを、なんと100で行ってきました。(二条城おすすめです。)

また、各大学が持っているミュージアムで展示が行われることもしばしば。

他にも、大学内の建物を使った催しが行われる時もあります。

同志社大学では寒梅館(パフェが有名なレストラン・アマーク・ド・パラディがある建物)で映画を見ることができたり、ハリス理化学館で展覧会が開かれていたり、立命館大学では例年10月頃に世界報道写真展が開かれていたり…

それぞれの大学の在学生なら無料で入場できることも多々あります。

空きコマで芸術に触れて、自分の感性を刺激することができるなんて素敵すぎませんか?

実際私もオットー・ネーベル展に行き、感銘を受けました。

普段は買わないパンフレットを買ってしまったり、行きたい国が増えてしまったりと、着実に自分の世界がひろがりました。皆さんも、ちょっとかっこつけてみませんか?

他大学に行ってみよう。

(友達と立命館大学の衣笠キャンパスへ)

京都は大学が多く、学生のまちと言われています。確かに、そこら中に大学生がいます。

目と鼻の先に他大学があることもあります。だから、少しお邪魔させていただくのです。

大学ごとに、各大学の雰囲気があり、何もせずに、学内を散歩するだけでもかなり楽しめます。

他にも有名な学食やカフェがあったり、図書館も申請すれば入ることもできたり、と、他大学の探検は非常に面白いです。

この大学の学生やで、というオーラを醸し出しながら学内を歩いてみるんです。なんだかワクワクします。

他大学に行く事が難しければ、自分が通う大学の他キャンパスでもいいと思います。各大学から他キャンパスへの直通バスが出ていることもあるので、それを利用してみるのも一つの手です。

でもこの空きコマの過ごし方は、私の中では特別バージョンです。

2コマくらい時間に余裕があったり、他大学の友達に案内してもらえそうだったりする時に行います。特別バージョンなだけに思い出にもなりますし、話のネタにもなるんです。

なにもしない。

(鴨川にて)

え、なにもしない?と思われたかもしれませんね。

そうなんです、何もしないんです。もうほーんとに何もせず、ぼーっとするのです。

ただし、自然の中で行うのが私のポイントです。

自分たちの生活を振り返ったときに、何もしていない時間って実はあまり多くありません。

本を読んでいたり、音楽を聞いていたり、課題をしていたり、スマホを触っていたりと最近の大学生は忙しく、なにかしら動いていることが多いように感じます。

(私も最近の大学生だけど)だから、空きコマの数時間、数十分、数分でもいいので、自然の中でぼーっとするのです。

それは大学の中庭でもいいですし、近くの公園でもいいと思います。

この時のポイントは、自然の中、木や川、山が見えるところで行う事です。

私のオススメは鴨川と相国寺。

鴨川の川辺に座ってぼーっと川が流れるのを見たり、相国寺の境内のベンチや弁天社(弁財天を祀るお社)の前のスペースに座って、鳥のさえずりを聞きながら風に吹かれたりすること。

空きコマを使って、そういう時間をぜひ設けてみてほしいです。リラックス効果も抜群です。

まとめ

空きコマに対する考え方は人それぞれで、意地でも空きコマを作らない人もいます。(私は空きコマ好きなので気にしませんが)}

今回伝えたかったのは、空きコマがで出来たときに「何したらいいのか分からない」とか、「一人でどう過ごそう」などと思わずに、自分なりの有効に過ごす術を見つけてほしいということです。

もちろん勉強したり、課題を進めたり、友達とおしゃべりするのも空きコマの過ごし方の一つ。

部活やサークルの部室へ行く人もいます。

下宿生なら、いったん家に帰って家事をするという手もあるかもしれません。

大学生は自由な時間が多いと言われていますが、空きコマのその一つなのではないかと私は感じています。

この時間を大学生活の思い出の1つに、また自分にとって有意義な時間にしていってほしいと思います。

*今回は、私のお気に入りの空きコマの過ごし方を紹介したので、自分の過ごし方に飽きた人も参考にしてくださったら嬉しいです*

▽京都市キャンパス文化パートナーズ制度について

http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000111091.html

(同志社大学 社会学部 教育文化学科 岩崎亜美)

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