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同志社の新たな演劇サークル「Doshisha Shakespeare Company」の魅力に迫る!

Doshisha Shakespeare Companyとは

大学にはいろいろなサークルがあります。自分の大学でも知らないサークルがたくさん!なんてことも珍しくありません。
そこで、今回はできてまだ2年目の同志社大学の新しいサークル、シェイクスピアの演劇を中心に行う「Doshisha Shakespeare Company」のみなさんにインタビューしてきました!

Q1:サークルを作ろうと思ったきっかけは?

同志社の新たな演劇サークル「Doshisha Shakespeare Company」の魅力に迫る!
左から 小幡あさひさん 塩路古都さん 佐藤ふみ香さん 全て4回生

小幡さん:「留学をしていた時に塩路さんと出会いました。他大学の友達もできて話している中で、Shakespeare Companyに実際に入っている人から活動の話をきいて興味をもつようになりました。」

塩路さん:「それに、留学中に現地の大学のShakespeare Companyの公演を観に行く機会があったんです。それを見て、楽しそうだなあって(笑)。シェイクスピアの作品を英語で演じるサークルが同志社にもあったらなあと思い、サークルを作ろうと決めました。日本に帰って来てから、私が文学部英文学科の演劇を学ぶゼミに入っていたこともあり、同じ学科の佐藤さんを中心に周りの友達に声をかけて人数を集めました。」

シェイクスピアの作品を演じる「Shakespeare Company」というサークルは他の大学にもあるみたいです!今まで全然知りませんでした……。
留学での出会いってすごいなあ~

Q2:活動内容は?

塩路さん:「サークルをつくったばかりの頃は、シェイクスピアに関連のある映画鑑賞会などを主にしていました。今は12月の公演に向けて、シェイクスピアの 『ヴェニスの商人』の演劇の練習を始めました。」

小幡さん:「最初は英語でするつもりだったんですけど、やっぱり初めから英語だとハードルが高すぎるので今回は日本語ですることにしたんです(笑)。」

佐藤さん:「原作をみんながわかりやすいように、自分たちで少しカジュアルな内容にアレンジしました。今キャスティングを決めていて、これから読み合わせて練習していくつもりです。」

12月の公演が今までで1番大きなイベントで、演出も自分たちでされるそうです!
1時間半に及ぶ公演が予定されています。
初めての公演で1時間半の大作!これはすごい…!!

Q3:どのような経緯で入部した人がいるの?

塩路さん:「大学に新しいサークルを登録するときに8人以上部員を集めなきゃいけないっていうルールがあったので、まずは同じ英文学科の友達を誘いました。」

佐藤さん:「けど意外とTwitterを見て連絡してくれた人も多かったよね。もともと演劇に興味があって連絡してくれた人もいれば、演劇は初心者だけどシェイクスピアに興味をもって連絡してくれた人もいました。もちろん、どっちも初心者っていう人もいます。」

サークルを新しく作るためには大学に登録団体として申請しなければなりません。そのためには最低限の人数を集めなくちゃいけないんです。サークルを作るのも楽じゃないんです。。。
英文学科の人だけじゃなく、他学部の人も多くいるそう!大学院生の部員もいて、みなさんいろいろな経緯で入部されていますが、やっぱり大学生はTwitterなどのSNSを使ってサークルを見つけるパターンが多いみたいですね!

Q4:サークルを立ち上げてみて大変だったことは?

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部員募集のために作成したポスター

佐藤さん:「人集め……(笑)。」

小幡さん:「そう、やっぱり部員を集めるのが大変ですね(笑)。ここにいる3人は全員4回生で、他の部員もほとんどは4回生で1、2回生がいないので、これからもサークルを続けていくことを考えたら難しいなと思いますね。」

佐藤さん:「できれば来年以降も続けてほしいよね……」

これは新しいサークルならではの問題ですね……。
現在部員は19人とのこと。団体を継続させるって難しいんだなあと感じますね……
興味のある1・2回生のみなさん、ぜひDoshisha Shakespeare Companyをチェックしてみてください!

Q5:演劇をする上で難しいことは?

同志社の新たな演劇サークル「Doshisha Shakespeare Company」の魅力に迫る!
話し合いの様子

塩路さん:「私と佐藤さんは高校までも演劇部に入っていたんですけど、今回は初めて演出を担当するんです。その当時にもあったのは、演出の人とキャストの人たちとで意見が分かれることです。今から練習していく中でそういうのが出てくるんじゃないかなって思っています。」

佐藤さん:「それは本当にあると思う(笑)。演出の人がやりたいこととキャストの人たちが思い描いていたことがずれてくることは絶対にあると思います。方向性をどう合わせていくかっていうところでギクシャクしたりするよね(笑)。」

小幡さん:「普段は穏やかな人が多いけど、もしかしたら練習していくうちに本性が出てくるかもしれないよね(笑)。」

自分たちで演出もするからこそ、キャストや演出などの立場によって意見が食い違ってくることもあるんですね。
意見を出しながらみんなで方向性を合わせて1つの作品を作るのって大変なことだなあとお話を聞いていて感じました。

Q6:新しいサークルをつくってみて今、思うことは?

同志社の新たな演劇サークル「Doshisha Shakespeare Company」の魅力に迫る!
練習風景

塩路さん:「サークルを立ち上げたのは3回生の秋だったんですけど、まさか3回生の秋から新しいことをするなんて思ってもみませんでした(笑)。」

佐藤さん:「就職活動とか勉強に影響が出ない程度にマイペースに活動できてたし、始めてみたら新しいことをするのに時期は関係ないなって思いました。」

塩路さん:「サークルを作っていろいろな人と出会えて人脈を広げることができたことも嬉しいです。」

3回生の秋って就職活動を控えて忙しくなり始める時期なんです。そんな時期に新しいことを始めるなんて筆者は考えたこともありませんでしたが、みなさんそれを負担に感じることなく、楽しんで活動されてる様子が伝わってきました!

Q7:ズバリ!Doshisha Shakespeare Companyの魅力は?

同志社の新たな演劇サークル「Doshisha Shakespeare Company」の魅力に迫る!
部員のみなさん

小幡さん:「オープンでアットホームな雰囲気ですね(笑)。留学生の入部もOKです。それに、他のサークルだと『〇回生までに入らなきゃダメ』とか『○月までに入らなきゃダメ』とか決まりがあることが多いですけど、私たちは何回生でも、何月からでも入部を受け付けています。大学院生の方でも全然大丈夫です。そういうマイペースでオープンな感じがアットホームな雰囲気を出してるんじゃないかなって思います(笑)。」

皆さんインタビュー中も終始明るく、アットホームな雰囲気はインタビューをしていてもとても伝わってきました!
3回生で作ったサークルだからこそ、どんな人でもウェルカムな雰囲気を感じられるのかも。
演劇は難しそうですが、みなさんの優しさを感じるとても魅力的なサークルでした。

まとめ

インタビューをしていて、とにかく皆さんの仲のよさや楽しんで活動されている雰囲気がとても伝わってきました!
留学を通じて偶然出会った人や作品をきっかけに始まったサークルというのも、偶然の出会いってすごいなあとしみじみ感じました。

初の公演の情報はこちら!
同志社の新たな演劇サークル「Doshisha Shakespeare Company」の魅力に迫る!
『ヴェニスの商人』
公演日:12月7日
会場:同志社大学寒梅館クローバーホール
定員:80名

また、Twitter(@DUShakesComp)も要チェック!
演劇やシェイクスピアに興味のある方はもちろん、Doshisha Shakespeare Companyに魅力を感じる方もぜひ観に行ってみてくださいね!

 

(同志社大学 商学部 竹縄琴夏)

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