京都での生活 「ここでしか出来ないこと」
「京都」のイメージといえば、古風な街、おしゃれな街などなど・・・
SNSが流行っている中、そんな風景を求めて京都に訪れる方はたくさんいるのではないでしょうか。
皆さんは京都にどのようなイメージをお持ちですか?
ここでは私が実際に京都の大学に来てみて・京都に住んでみて感じたこと、体験したことなど、京都にあるたくさんの魅力を紹介していきたいと思います!
もくじ
“京都”に来た理由
私は国公立大学への進学を目指していましたが、第1志望校に届かず、第2志望で受けていた京都の大学に来ることを決めました。
小学校の修学旅行以来、京都には来たことがなかったので、知らないことだらけの地での生活は不安でいっぱいでした。しかしその反面、憧れの一人暮らしが始まることへの希望で満ち溢れた気持ちは、今になっても忘れることができません。どんな出会いが待っているんだろう、どんな体験が待っているのだろう、ワクワクで胸がいっぱいでした。
憧れのキャンパスライフ
たまに賀茂川に行って弾き語りをします!
私の地元は岡山で、最寄りの駅やコンビニ、スーパーまでは車で30分ほどかかるような田舎に住んでいました。そんな環境の中で育った私は、キャンパスライフと聞くだけでワクワク。毎日の授業で好きな事を勉強する、サークルで友人と過ごす、自転車で近くのお店に行ってショッピング、バイトをして社会勉強をする・・・全てが新しいことだらけで、毎日が新鮮でした。
高校生の頃からアコースティックギターをしていたので、音楽サークルを見つけて入部しました。同じ趣味を持った仲間ばかりで、毎回楽しみながら活動をしています。たまに近くの賀茂川で、まったり弾き語りをしています。また高校の部活でバドミントンをしていたので、それを生かすために、また体も動かさなければ!と思い、バドミントンサークルにも入りました。今は部長を勤めていて、日々運営に精進しています。
ここでしかできないこと
私が一番魅力に思っていることは、京都は街を歩けば(必ず?)1日に1人以上は、外国人に出会えることです!街を歩いているとき、通学中、バイト中などに、道や場所を尋ねられるなど、他の地域ではなかなかできない体験が、 京都では出来ます!
私は海外の人と英語でコミュニケ-ションをとったりすることが好きで、国際系の学部に来ました。なので、京都の大学に来て、普段の生活の中でも国際交流が簡単にできてしまうことに、とても魅力を感じています。
2回生の頃は、京都市内の有名な観光地を循環しているバスの添乗員として活動をしていました。海外の方がよく利用するバスだったので、英語で質問をされることがたくさんありました。慣れてきたら英語を聞き取れるようになり、応答もできるようになりましたが、たまに理解できなくて悔しい思いをしたことがあります。これが今も私の英語を勉強するモチベーションにつながっています。
また、京都は「学生のまち」とよく言われます。言葉の通り、京都にはたくさんの大学があり、学びが盛んな地域でもあります。私はそれを活かして、新しい視野や考えを得られたらいいなと思い、いろんなイベントに足を伸ばし、他大学の人と交流を持つようにしています。
また、古い歴史を感じることができる場所もたくさん。お城やお寺を見学することが好きなので、1日予定を空けてゆっくりと観光地巡りをすることがよくあります。写真が趣味でもあり、観光地にはいつもカメラを持っていきます。そこでしか見れない景色、感じられない空気など、目で見るのと同じような“リアル”を写したいと思い、1回生の時にバイトでお金を貯めて一眼レフを購入しました。今では大事な宝物です。
2年住んでいても、まだまだ気になる場所や行ってみたい場所は京都にはたくさんあります。学生のうちに制覇しようと思っています。
自分を変えてくれた街 京都
京都の四季の中で春が一番好きです。賀茂川沿いの桜が毎年の楽しみです。
私は高校の頃まで、新しいことを始めたりするときに一歩踏み出すことをためらうような性格でした。しかし大学生になり、「なんでもやってみよう」「まずチャレンジしてみよう」という考えを持ち、行動するようになりました。
京都での限られた4年間の生活の中で、どれだけたくさんの経験をして、どれだけたくさんのことを学べるか。今だからこそ、京都だからこそ、できることをたくさんやりたい。そう思いながら日々を過ごしています。
大学入学直前までは、第1希望を叶えることができなかったことに後悔していた毎日でした。しかし今は、この大学を選んだこと、この街に暮らしていること、京都にいることに、何1つ後悔はありません。
毎日新しい発見があるこの街での生活。私は胸を張って、「今が楽しい!」と言うことができます。
中高生のみなさん、京都にはたくさんの魅力が詰まっています!ここでしかできないこと、見れないもの、感じれないことばかりで、毎日が新鮮です。
京都での大学生活を視野に入れてみてはいかがでしょうか?
(京都産業大学 文化学部 馬本加央里)