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国公立大学志望受験生必見!秋からのセンター試験勉強

国公立大学志望受験生必見!秋からのセンター試験勉強
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こんにちは、京都府立大学1回生の藤代です。

通学中に英語や古典の単語帳を開いている高校生を見ては、去年のことを思い出します。

1年前は、私も高校3年生として同じように受験勉強に励んでいました。

時間を見つけてはどこでも単語帳を開き、自分より使い込まれた他人の単語帳を見ては、ちょっと焦っていたのを思い出します。懐かしいな〜(笑)。

世の中には様々な大学があります。

どの大学にもそこにしかない魅力があって、みなさんそこに惹かれて受験しますよね。

しかし国公立大学志望者には避けて通れない第一関門があります。そう、センター試験です!

センター試験の結果はとても重要です。
二次試験の方が重要視される大学も数多く存在しますが、点数が思うように取れなかったらとても不安ですよね。

そんなみなさんに朗報です!

筆者が実践していたセンター試験の勉強法を教えちゃいます!

もちろん勉強法は十人十色。私に合っていたからといって全員に合う保証はありませんが、でも参考くらいにはなるはずです!

その1:勉強場所を確立しよう!

国公立大学志望受験生必見!秋からのセンター試験勉強

「え、そこから?」って思いました?でも、何よりも大切なことです!

私が勉強場所を確立したのは高校3年生の夏休み。
それは、塾の有料自習室でした。

実は私、超メリハリ人間でした!というのも、学校とその自習室以外では一切勉強をしなかったんです(笑)。

「そんなのありえない!」って思う人もいるでしょう。

でも裏を返せば、その自習室が見事に私にマッチしたってこと。
まるでスイッチが入ったように、その空間では食べるのも飲むのも休憩するのも忘れるくらい集中できたんです。

センター試験を受験する人は、9月に申し込みを済ませましたよね。
いよいよセンター試験の存在が実感されたのではないでしょうか?

そんな今だからこそ、まずは自分が勉強する環境に目を向けてみてください!

ちなみに志望校の赤本ですが、私は高校3年生の春からずっと自習室に置いていました。

手元にあるだけで志を高く持ち続けることができた!……ような気がします(笑)。

その2:苦手科目は秋から対策しよう!

国公立大学志望受験生必見!秋からのセンター試験勉強
(塾や学校で使用していた黒本、赤本シリーズ。特にセンター試験の過去問題集の黒本は、秋から解き始めていました)

「当たり前じゃん!」という声が聞こえてきそうですね!

でもみなさん、学校の先生たちにこんなことを言われませんでしたか?
「センター試験の勉強は12月から!」

確かに12月には完全にセンター試験へ勉強内容をシフトチェンジします。

私の通っていた高校でも、12月に入ってから数Ⅲから全て数ⅠAⅡBになりました。

 

しかし、本当にそれで大丈夫でしょうか?

私は、12月からの1ヶ月間だけでは無理があると思います。

特に私は苦手科目から逃げて逃げて逃げて……だったので、それを実感しています(笑)。

では、どうすればいいのか。答えは簡単です。時間をたくさんとるんです!

「センターの勉強は12月から……」じゃなくて、もっと早くから苦手科目と関わりましょう。

私は、何なら早めに二次試験の勉強をやめたって全然問題ないと思います。

だって、前期の二次試験ってセンター試験が終わってから約1ヶ月半後なんです。

1ヶ月半あれば十分対策できちゃいますし、受験校も決定しているので一層勉強に身が入るでしょう。

その3:優先順位を見極めよう!

国公立大学志望受験生必見!秋からのセンター試験勉強
(疲れた時はふぅ、と一息。オンオフの切り替えも大事です!)

センター試験が近付くと、どうしても焦りが先行します。

「得意科目を伸ばさなきゃ……」「苦手科目を克服しなきゃ……」と、焦らずにはいられません。

同時並行ってかなり難しいですよね。実際、私はどちらか一方だけで手一杯でした。

そこで、同時並行することを諦めました。

もちろん一方の対策を完全にやめたというわけではなく、科目に優先順位をつけたということ。

私の場合は……
国語 10パーセント
数学 20パーセント
英語 10パーセント
生物 50パーセント
地理 10パーセント

でした。ちなみに得意科目は地理と生物、苦手科目は数学でした。

私は得意科目を伸ばす方向にシフトチェンジしました。

まず、10パーセントの国語と英語。
これらは学校と塾の授業以外、問題を解いたことすらなかったです。

というのも、もちろん英語や国語の文章題にだってちゃんとした解き方は存在しますが、私はそれをちゃんとマスターできなかったからです。

つまり、その時の運次第だと勝手に見切りをつけちゃったんですね(笑)。

ひとつ確実に言えることは、そのお陰で他の科目の成績は伸びたということ。

同じく10パーセントの地理は、単純に得意で自信があったから勉強する割合を減らしました。

次に20パーセントの数学です。

私にとって、数学は小学生の頃からの苦手科目でした。(もちろん今でも……)

でも、理系に進学するにあたって逃げることはできません。しかし、正直克服は絶望的でした。

だから「克服とまではいかなくても、せめて足を引っ張りすぎない程度には……!」を目標にしてみたんです。

すると肩の荷がすっと降りて、以前よりも勉強に身が入るようになりました。

最後は50パーセントの生物です。割合の高さに、みなさんきっと一瞬目を疑ったでしょう。

私は、冬休みもセンター直前もずっと生物の勉強ばかりしていました。

理由としては、やはり一番記憶することが多いから。そして何より、好きだったからです。

「好きこそ物の上手なれ」ということわざがありますよね。

私の場合はまさしくそれで、好きだからこそ何時間でも勉強できたし、分厚い問題集も何周もできました!

この優先順位のつけ方は人それぞれ。

今一度、自分の受験する大学の受験科目や得点の割合を確認して、自分にあった優先順位を作成してみてください!

最後に

国公立大学志望受験生必見!秋からのセンター試験勉強
(休憩中によく聞いていた一曲。お気に入りの曲に励まされることも多いはず)

センター試験まで約2ヶ月半。

どんどん成績が伸びて勉強が楽しい人もいれば、伸び悩んで日に日に気持ちが落ち込んでいく人もいるかもしれません。

でも、どんな人にも言えるのは「最後まで諦めないで!」ということ。

月並みな言葉だけど、私の受験生活を一言で表すならこの言葉です。

私自身、実はセンター試験の直前演習ではずっと京都府立大学のボーダーギリギリでした。

正直、受験を諦めそうになったのだって一度や二度ではありません。

でも本番では、何と自分の最高得点を100点以上も上回る得点を叩き出せたんです!

しかも、前日のパック演習と比べたら約200点アップ!それこそ何度も自分の目を疑いました(笑)。

だから本当に諦めないでください!

残りの受験勉強、頑張ってください!応援しています!

 

(京都府立大学 生命環境学部 藤代菜月)

この記事を書いた学生

かれんちゃん

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