驚愕の活躍⁉同志社大学拉麺研究会の活動とは?
同志社大学拉麺研究会に取材させていただきました!
鶏白湯ラーメンの試作会に潜入し、色々と説明を受け、実食もさせてもらい大満足でございました。
拉麺研究会のラーメンを麺への深い愛とあくなき探求心がひしひしと伝わってきた貴重な経験をさせていただきました。
なんとさらに、拉麺研究会の皆さんのご厚意によってインタビューもさせていただきましたのでその模様をお届けしますよ!
もくじ
拉麺研究会がラーメンを作り始めた経緯
桐山さん:まだうちって設立から5年しかたってない若いサークルなんですよ。
設立当初はラーメンに対する情熱が高く、初代・2代目の先輩方が、麵屋ひろさんと仲良くしていただくようになってから、ラーメンの作り方や機材等をいただくようになりました。
拉麺研究会に入ったきっかけ
桐山さん:ラーメンが好きでツイッターで興味を持ち、体験会を通して拉麺研究会の活動の面白さに惹かれて入会しました。
東谷さん:新歓のビラで拉麺研究会(以下ラー研)の存在を知ったんですけど、ラーメンを研究する機会なんて大学生の時ぐらいしかないじゃないですか?(笑)。
そして麺活に行ったときにラー研の雰囲気や先輩が良かったことから入会しました。
鳥越さん:「拉麺研究会」って名前のインパクト凄くないですか?そのインパクトとラー研の規模の大きさから友達ができやすいんじゃないかと思って入会しました。
普段はどんな活動をしていますか?
桐山さん:主に4つの活動があります。麺活、試作会、出店、遠征があります。
この中では麺活が一番多いです。月に2、3回京都のラーメン激戦区に会員たちで行き、ラーメンを食すライトなイベント。
サークルのことを知ってもらうため、またおいしいラーメンを作るには味もわかってないとダメという考えから行っています。
グループで分かれていくつかのラーメン店に食べに行き、それぞれのラーメンの感想をみんなで共有しています。活動の様子はツイッターであげていますよ。(https://twitter.com/doshisha_ra_ken)
試作会と出店
桐山さん:試作会は、一か月に2、3回ラーメンをお祭りやイベントの際に出店する準備として味や量を確かめるために行っていて、 作りたいラーメンをみんなで作っています。ラーメンを作りながら、お菓子を食べたりジュースを飲んだりしてますね。
-失敗もされるんですか?
鳥越さん:結構しますね(笑)。特にやばかったのは新歓の試作会で博多とんこつラーメンを作り失敗!気を取り直して富山ブラック(黒色の醤油ラーメン)を作ろうとして…うーーーーん(笑)。
試行錯誤している内に時間がなくなりましたが、本番直前に醤油だれを漬け込む時間の重要性に気が付き、なんとか盛り返すことが出来ました。
-逆にこれは美味しく作れたと思えたラーメンは?
鳥越さん:それこそ新歓で出した富山ブラックですね。失敗を乗り越えて美味しくなりました。
醤油だれを漬け込む時間や醤油の種類や量を変えました。たまり醤油を使ってうまく、ブラックさ、醤油っぽさを出せたなと思います。
東谷さん:過去の代では同志社クローバー祭(同志社大学京田辺キャンパスの学園祭)で、スープを泡立ててカプチーノみたいにした「ゆず鳥白湯ラーメン」を作りました。女子受けを狙いました!
また、2016年の京都学生祭典縁日企画S1グランプリでは、スープのないベジ混ぜそばを作り、出店しました。
ラーメンにはトマトジュースや夏野菜を盛り込み、投票の結果、縁日企画のグランプリを受賞しました!
まだまだ出てくる出店の思い出
鳥越さん:印象に残っているのはラーメン屋とのコラボですね。にぼ次郎ではメニューを共同で開発させていただきました。
天下統一ラーメンバトル(関関同立のラーメン研究会がラーメンを作って味や見当た目を競う 大会)で特別審査員賞を受賞した事がきっかけで、ジャンクストーリーというお店の店舗を貸していただき、自分たちの作ったラーメンをお店で販売する機会もありました。
本格的なラーメン屋で売ることになったので、気軽な楽しいラーメン作りとは違い、唯一緊張しましたが、いい経験になりました。
ほかにもラグビー祭や、はんなりフェスにも出店しました。「ツイッターで見たよ!」と言われたり「コラボのラーメン美味しかったよ!」と声をいただけてうれしかったです。
ラーメン遠征
桐山さん:伊勢など地方の美味しいラーメンを食べつつ、会員と遊びに行く目的で遠征に行きます。
個人的な考えではラーメンの味だけで、普通にお店と勝負すると負けてしまいますが、それ以外で負けないことは学生らしさや楽しくやること、会員一丸となってラーメンを作ることだと思うんです。
この遠征も拉麺研究会の雰囲気を知ってもらえる機会になるかなと思います。
-遠征の思い出は?
桐山さん:伊勢に遠征に行った帰りに京都拉麺小路でまたラーメンを食べました(笑)。
ラーメンを食べに遠征に行ったのに、京都に帰ってきてからもラーメンを食べるのは、さすがラー研!って思いましたよね。
メディア進出する拉麺研究会
ラーメンYouTuberで有名なSUSURUTVさんにお願いして、同志社大学のEVEの時に大学へ来ていただきました。
この反響がすごくって!
ラー研の新入会員も「SUSURU TV見てきました!」って人が多いんです。
友達にラー研入ってるって言うと「SUSURU来たやろ?」ってよく言われるんですよ。
やっぱりSUSURUTVさんの学生への影響力は絶大でしたね。
この前はテレビ取材も受けさせていただいて(AKB48 横山由依さんの番組)、少しずつ団体の知名度が上がってきたのかなって思います。
話題のSUSURUTVはこちら↓
(https://www.youtube.com/watch?v=arUkZLuLzY4)
-設立されてまだ浅いのに、認知度が上がるの早いですね!?
万人受けするからですかね?ラーメンのライト層を取り入れつつ、本格的にラーメンを作る時はしっかりやるようにしました。
活動の楽しさ やりがいとは?
桐山さん:友達を作るためにサークルに入りましたが、皆ラーメンが好きという根底があって、遊ぶにしても好きなもので繋がった友達は楽しくて、かけがえのない存在になっています。
鳥越さん:「くっせぇ(笑)」
(一同爆笑)
桐山さん:くさいかな?(笑)。でも普通に生活しているだけではできない仲間だと思っています。
また自分が努力して作ったラーメンを、行列を作ってまで食べていただけることに達成感があります。
鳥越さん:食に関心のある人が集まっているのでラーメン以外の知識も増えて楽しいです。
でも楽しいだけではなく、なかなかできない経験が出来ていると思います。
ラーメンを作って売るということはお金を頂いて提供しているのでただの遊びじゃすまされないですが、ラーメンの味がびしっと決まった時はうれしいですね。
二十歳前後の人が本気を出した文化祭の模擬店って感じです。
東谷さん:出店中、店の前のごみを回収するときに、私たちが作ったラーメンをスープまで飲み干してごみを出してくれた人を見ると嬉しいなって思います。
作っている時は実感がありませんが食べきってくれた人を見るとやりがいを感じます。
サークルだけれども達成感を感じますね。価格帯も決して安くはないですし。
今後の野望について
桐山さん:同志社大学のEVEで先輩たちのやり残した売り上げ1位を取りたいんです。
先輩たちの思いも引き継ぎつつ、ラー研の活動を長いものにしていきたいですし、ラー研の作るラーメンを好きになってくれる人も増えてほしいですね。
さらに大きな楽しいサークルにしていきたいです。ゆくゆくは定期的にお店を出せる体制にできたらいいなと思っています。毎週土曜はラーメン売る!みたいな。
鳥越さん:ラー研の会員の多くは麺活でとどまってしまうので、もっとラーメン作りに参加してくれる人が増えてくれるといいですね。
ラーメンを作れる人が増えたら原価を抑えることが出来、売り上げが増え、サークルが発展するためのお金が発生しますよね。
今後、ラー研が長く続くためにもお金は必要だと思います。
-とはいえ5年でここまで成長するのは凄いと思います!
桐山さん:一代目二代目の人たちが基礎を作ってくれたおかげで、自分たちが活動できています。
ラーメン作りって知識や経験などの基礎がないと成り立たないサークルですし。
大学に入学したときにラーメン作れる人なんていませんしね(笑)。
部員にはラーメン屋でバイトしている人もいないんです。でもやってくうちに作り方も勉強できて楽しくなっていくんです!
まとめ
先代からのラーメンの熱を引き継ぎつつ、幅広い人に支持されるような活動を行っている同志社大学拉麺研究会の皆さん。
今後も目が離せません!取材させていただきありがとうございました。
(同志社大学 経済学部2年 笠原真史)