見て、聞いて、食べて、着て!? 京都精華大学の学園祭を満喫してきた
こんにちは、秋といえば学園祭ですよね。
今回は、左京区にある京都精華大学の学園祭「木野祭」(11月3日・4日に開催)に突撃取材!
人文学部に加え、芸術系の学部4つを併設する京都精華大学。芸術系の学生ならではの個性的な展示が楽しみですね! 早速見ていきましょう。
もくじ
コスプレイヤーの殿堂
この学園祭のみどころは、なんといってもコスプレ。
そのクオリティの高さ、賑わいに取材陣一同、驚かされました。
そこで、コスプレイヤーさんの協力のもと、「ファッションスナップ~コスプレ編~」をご紹介します!
「目の大きさ」にこだわった!
【キャラクター名】『けものフレンズ』キタキツネ・ギンギツネ
【注目ポイント】普通じゃありえへん目の大きさ
最初は世間を沸かせた昨年の大人気アニメ、『けものフレンズ』のキタキツネ・ギンギツネのコスプレイヤーさん。アニメイベントに参加しているようなクオリティの高いコスプレに大盛り上がり! ふわふわの耳やしっぽにも注目。
「コスプレをしたい人は、ぜひ京都精華大学へ!(笑)」
「同じキャラ」でこだわった!
【キャラクター名】『黒執事』シエル・ファントムハイヴ(通常時・女装時)
【注目ポイント】メイク、手作りパーツ(眼帯・ソックスガーターなど)
次は演劇部の2回生。実はこの2人、同じキャラに扮しているのですが、男装姿(右側)が女性、女装姿(左側)が男性なんです!
しかも普段はお付き合いしているカップルだとか……♡ 繊細なメイクや自分で切りそろえたというウィッグからも徹底っぷりが伝わります。
「演劇部の1回生公演が来年1月にあります! 観にきてください!」
「陶芸コンビ」がこだわった!
【キャラクター名】『Re:ゼロから始める異世界生活』レム・ラム
【注目ポイント】キャラに近づけようと頑張りました!
こちらは芸術学部 陶芸コースの2回生。
普通じゃなかなか見ることの出来ない「陶芸」の模擬店のスタッフさんでした。息の合ったポーズで快く写真撮影に応じてくださったお2人。カラコンやウィッグにもたくさんのこだわりが。
「陶芸、楽しいですよ!ぜひ体験してください!」
番外編:イエエエーーーイ!!!
きっと一度は目にしたことのある某お笑い芸人にそっくりな彼女、実はすごいんです。
これが彼女の作品。水彩やペンなど多彩な画材を使って描かれたイラストの数々に、われわれもつい見とれてしまいました。
このように、芸術系学科の有志で行う展示も、芸術系学部を擁する大学だからこその魅力の一つですよね(今回はカートゥーンコースの3回生による有志展示でした)。
まだまだあるぞ楽しい模擬店!
こちらはその名も「レインボーチュロス」。揚げたてチュロスを、カラフルなシロップに漬けこんだという不思議な一品。
実物がこちら。うーん、アメリカンな色をしているな!
インスタ映えを狙った一品だとか。青いチュロスにはブルーハワイ、緑のチュロスにはメロンのシロップがたっぷりしみ込んでいます。
こちらは手作りの凝った看板が光るお店。
自分たちでデザイン~印刷(シルクスクリーン)まで行ったというこだわりのTシャツをイラスト学科の学生さんが販売。
食べ物を提供する模擬店が多いなか、一際目立つと思い出展したとか。
「作成するのは大変でしたが、やってよかったです!」
最後は「しらさぎレコード」。
こちらは、芸術系分野を専攻する学生と音楽バンドがコラボレーションし、架空の「二次元バンド」を作るという画期的な取り組み。
芸術系分野の学生が考えたキャラクターが、音楽バンドの創った曲を演奏するという設定です。
それぞれの個性に合わせたジャケットがおしゃれですね。
なんと、ギターなどの演奏に使える自作のエフェクター(音響効果を与える目的で使用される機器のこと)まで販売する気合の入りよう。
よく見るとキャラクターのステッカーが貼ってありますね。
「しらさぎレコード」はこの学園祭以外でも精力的に活動中なので、要チェックです!
いかがでしたか?
先日訪れた「京都造形芸術大学」の学園祭ともまた違う、京都精華大学独自の雰囲気が味わえた学園祭でした。
コスプレイヤーしかり、模擬店しかり、展示しかり、学園祭は見て、聞いて、味わって、学生の熱気を五感で楽しむ祭りだということを再認識しました。
大学コンソーシアム京都のウェブサイトでは、京都の大学の学園祭カレンダーを掲載しています。
[学園祭カレンダー]
http://www.consortium.or.jp/event/admission/campus-festival
みなさんもぜひ、気になる大学の学園祭に足を運んでみてください!
(京都大学 文学部 池垣早苗)