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観光地で単位修得!? 京都世界遺産PBL科目受講体験記

観光地で単位修得!? 京都世界遺産PBL科目受講体験記
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大学の講義って色々あります。
座学(座って教授の話を聞く講義)やフィールドワーク、留学生との交流がある講義など。
今回はそんな中から、これは京都でしかできないだろうという「ある講義」について紹介したいと思います。

その名もズバリ「京都世界遺産PBL科目」(以下、世界遺産PBL)
タイトルにもあるように、観光気分で京都の世界遺産について学べます。座学の講義とは一線を画した、かなり特殊な講義です。

今回はこの講義について私の受講した感想も含めて紹介したいと思います。

世界遺産PBLとは?

人の話を聞く人々

まず、この授業では何をするのか、ざっくりと言えば

大学生が京都の世界遺産の寺社仏閣でフィールドワークのようなことをするって感じです。

しっかり説明すると以下の通り。

PBLとは?

→Project Based Learning の略で課題発見・解決型学習のことです。

主にグループでの学習を通じて、自ら課題を発見し、解決策を提案します。
その過程を通じて様々な能力を養成し、予測困難な時代に活躍できる人材の育成を目指します。
(出典:京都世界遺産PBL科目 京都世界遺産PBL科目とは?
http://www.consortium.or.jp/special/wch_PBL/pbl/)

こう言われると、ものすごく敷居が高そうに聞こえますが、個人的な経験を基に説明すると、世界遺産の周辺地域に住んでいる方やお寺の方にお話を伺い、それを基に自分達で考えをまとめていく、という感じです。
実際の授業は清水寺や仁和寺、二条城など京都観光や修学旅行での定番スポットで行われます。授業ごとにテーマ(課題)が決められていて、外国人観光客、防災、地域…など様々です。
各テーマについてフィールドワーク等を通じて自分達で考えを深め、最終的にはそのテーマに対する意見提案などを行っていきます。

大学コンソーシアム京都の単位互換制度に参加している大学(京都にある大学は全て含まれています。さらに、東京の早稲田大学)の学生であれば受講できます。

世界遺産PBL講座の良いトコ、面白いトコ

発表風景

京都の伝統的な文化や世界遺産に関心があった私はこの講義に興味を持ち、参加しました。実はこの講義、1年に1種類受講することができるのですが、すっかりこの授業の魅力にハマってしまった私は2年連続で講座を受けています。(昨年度と同じ授業でなければ世界遺産PBLの中から1年に1つずつ何度も授業を取ることができるんです。)

世界遺産PBLを実際に受講している私が感じる、世界遺産PBLの面白いところ、良いと思うところについて以下にまとめてみました。

1.普段聞けないことを聞ける
先述の通りこの授業では、実際にお寺の住職の方や世界遺産のある地域の住民の方から、そのお寺についての歴史など様々なお話を聞くことができます。普段みなさんが観光でお寺などに行ってもなかなかこういう機会はないと思います。直接そのような方からお話を聞くと、観光で訪れた時には気付かなかったいろんなことを知ることができます。

2.いろいろな大学、学部の学生と仲良くなれる
この授業では、いろんな大学・学部から学生が集まります。大学生の方はイメージしやすいと思いますが、同じ大学の人でも学部が違うとなかなか会う機会がありません。大学が違うとなおさらです。
この授業では自分と違う大学や学部の人と交流できるので、他大学や学部についてのいろいろな話を聞けますし、世界遺産PBLを通じて他学部や他大学に友達ができます。

3京都でしかできない!
フィールドワークやPBL型の授業であれば、いろいろな取り組みが全国であると思いますが、学生のうちに世界遺産をテーマにして課題解決ができるのは、京都ならではだと思います。京都にせっかくいるならぜひ受講してほしい!

4.達成感
授業では、受講メンバーと活動し、最終的に発表などを行います。
なので、授業が一通り終わったときの達成感はひとしおです。これはいわゆる座学の講義ではなかなか味わえない感覚です。なので、サークルや団体などに入るまではいかないけど、大学生活で何か新しいことをやってみたいなぁ、と思っている人にもおすすめです。

5.単位がもらえる
文字通りです(笑)。単位互換科目なので、所属している大学の単位として認められます。上に書いたようないろんなメリットがありながら単位ももらえるところがポイントです。楽しくて、いい経験になって、単位ももらえて…、といいことずくめですね。

まとめ

「京都世界遺産PBL科目」について少しは理解が深まったでしょうか?

授業によってテーマや世界遺産のスポットが異なるので、それぞれに違った魅力がたくさんあるはずです。
まだ大学生でありながら、非常に贅沢な経験ができるのがこの科目!

単位互換科目は、前期を中心に出願を受け付け、一部の科目について後期の出願受付を行います。ただ、世界遺産PBL科目については、前期の3月下旬~4月上旬に出願受付を行っています。少しでも興味を持たれたり、受講してみたい!と思われた方は大学コンソーシアム京都の世界遺産PBLのサイトを、ぜひチェックしてみてください。

▽大学コンソーシアム京都 世界遺産PBL サイト
http://www.consortium.or.jp/special/wch_PBL/index.php

(立命館大学 産業社会学部 児玉邦宏)

この記事を書いた学生

かれんちゃん

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卒業生が執筆した記事はかれんが紹介しているよ!