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【AO入試勉強法】面接?小論文?AOで立命館に入った私が思うAO対策の5つの要点

みなさんAO入試って知っていますか。

AO入試とは、小論文、面接、フィールドワーク、ディスカッションなどによる受験方式で、大学ごとに様々な試験内容があります。
実施時期はさまざまですが、私立大学や専門学校は6月~12月頃、国公立大では9月~2月頃。
(複数回に分けて募集を行うところもあるようです)

私はAO入試で立命館大学に合格しましたが、受験当時は「面接」も「小論文」も苦手で、なにをどう対策したらいいのかわからず苦労しました。

そこで今回は、私の経験をもとに「小論文」と「面接」をクリアしてAO入試を突破するために私が大切だと思う5つのポイントをご紹介します。

 

小論文① まずは時間を気にせず文章を完成させる

私は、小論文の問題集や高校の進路指導室にあった過去の問題を解いて勉強しました。
ただ最初に困ったのが「文章が書けないこと」

だいたい数百文字単位の文章を書くことが多いのですが、内容以前に流れの整った長文を書くことができませんでした。

そこで、しばらく時間や字数を無視して「流れのきれいな数百文字の文章」を書けるように練習。
問題集にあるような難しいテーマでなくても、感想とか日記みたいな文を考えたり書いてみたり。日常的にいろいろな文章を書くようにしていました。

意外なことに、登下校の合間の数分にも、身近なことであれば長文をすらすらと書けるもの。一日の予定とか、そんなレベルのことから始めるのがおすすめです。

【AO入試勉強法】面接と小論文が苦手だったけど、AOで立命館に入った私が思うAO突破の5つの要点
(いろんな本を読んでいました)

 

小論文② なるべく多くの人に読んでもらうこと

自分の文章を自分で評価する、というのはとても難しいことです。
私の場合は、担任の先生と通っていた塾の先生に添削してもらっていました。ただ、身近に添削してもらえる人がいないということもあるかもしれませんね。

そんな時は、友人や母に添削ではなく、感想を言ってもらい参考にしていました。
文章に詳しい相手でなくても、他者にチェックしてもらうということは大変参考になります。

【AO入試勉強法】面接と小論文が苦手だったけど、AOで立命館に入った私が思うAO突破の5つの要点
(当時、文章を書くためにまとめていたメモです)

 

小論文③ 難しい問題を解くこと

一つは、純粋に自分が受験する大学より難しいだろうなと思う大学・方式の小論文を解くこと。

もう一つは、「時間」と「字数」を変えて問題を解いてみること。

例えば、60分で800字の文を書く問題があったとします。
これを「40分で800字」でやる。あるいは「60分で1000字」でやる。
私はこの二つを繰り返すうちに、ずいぶんと数百文字の文を書くことに慣れました。

【AO入試勉強法】面接と小論文が苦手だったけど、AOで立命館に入った私が思うAO突破の5つの要点
(当時買った原稿用紙がまだ残ってます)

 

面接① 作った文に頼らない

面接でまず聞かれるのが、「志望理由」と「高校時代」について。

聞き方は違っても、この内容に触れられないことはないでしょう。
そして、その時にやりがちなのが「作文の暗記」。

「私の志望理由は~で、~だから、~です」といった具合に文を作って覚えますよね。
たしかにこれは、自身の体験や気持ちを整理することができるので有効です。

ただこれに頼りすぎると、なんだかセリフを言っているみたいになってしまって自然さが失われてしまうことがあります。
私自身、高校受験でも面接を受けたのですが、その時は作った回答に頼りすぎた結果、少し言い間違えただけで詰まってしまい、後に続く言葉が出てこなくなってしまいました。

そこで、AO入試では「質問に対してキーワードがいくつか浮かぶ」ように意識してみました。
試してみたら、これでも質問に答えることができました。さらに、考えながら話すようになるのでセリフっぽくなく自然になるのも好都合です。

もちろん、文を作って暗記しただけでも自然に話すことのできる人もいると思うので、いろいろ工夫しながら自分に合いそうな形で対策してみてください!

 

面接② 緊張になれること

面接で一番怖いのは「緊張」ですよね。緊張してしまうと、自分の実力がうまく発揮できません。
自分の将来がかかった受験ですし、会場は高校よりも大きい大学のキャンパスだったり。
現地に向かうには時間もかかるし、何より本番は見ず知らずの大人に囲まれ、あれこれ聞かれるわけです。どうしたって緊張してしまうのですが、それでも少しでも緊張を和らげたい、というのが正直なところ。

そこで、私が当時アドバイスを受け実行したのが「緊張するイベントをたくさん経験すること」

学校の中でも
・授業で発言する。
・リーダー役を買って出る。
・文化祭で目立つ役割に立候補する。
・テストで100点取ると宣言する。
・あまり話したことないクラスメートに話しかける。 etc

他には、とにかく大人と話す機会を増やしてみることもいいかもしれません!

私の場合は、好きな人に話しかけてみました!
これが当時は一番緊張すると思ったので(笑)

挙げたもの以外にも、自分が緊張するようなことにあえて取り組んでみると緊張に慣れることはもちろん、思いがけない収穫もあったりと、きっと有意義な結果に繋がると思います!

【AO入試勉強法】面接と小論文が苦手だったけど、AOで立命館に入った私が思うAO突破の5つの要点
(当時の受験計画をまとめていたメモ)

 

AO入試を受験して

AO入試で受験を終えて入学することの一番のメリットは、「入学までの数ヵ月間自由な時間が得られたこと」だと思います。私の場合は、3年生の10月の半ばに合格の発表があり、入学が決まったので、その後の約半年間「受験に縛られない時間」がありました。その間は、本たくさん読んだり、センター試験の勉強をしたり、調べ物をしたりしていました。入学試験のために、という意識がなくなり、はじめて「楽しい」と思いながら勉強できた期間だったかもしれません。その他にも、大学進学を前に心身ともに見つめなおし整理することもできたと思います。時間の使い方は人それぞれですが、こうした経験をできたことも含めてAO入試を受験してよかったと思います。

いかがでしたか?
AO入試を目指す受験生に少しでも参考になれば嬉しいです。
頑張ってくださいね!応援しています!

(立命館大学 産業社会学部 岡嶋望)

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