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学生プロデュースの祭!京都学生祭典実行委員長 堀瀬さんが本祭直前に思うこと

京都の大学生がプロデュースする京都学生祭典(※1)は今年で13回目。本祭に向けて着々と準備が進んでいます。そこで今回は、京都学生祭典の実行委員長である堀瀬奈央さん(京都女子大学 現代社会学部 3回生)に本祭直前の胸の内を語っていただきました。

(※1京都学生祭典:「学生のまち」といわれる京都で2003年にスタートした学生主体のお祭り。京都の魅力、学生の魅力を毎年発信し、京都を熱く盛り上げている。今年度のコンセプトは「京都があなたを魅了する」 。学生バンドのライブや、ダンスのパフォーマンスが行われる。

本祭まで残りわずか、最後にやりたいことは?

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過去の京都学生祭典の様子

実務や最後の詰めは各部署の部長たちがやってくれているので、実行委員長としては本祭のイメージをスタッフみんなにしっかり抱かせてあげたいです。そうすることで、みんなの気持ちが本祭に向けて高まっていくと思うから。今、スタッフ一人ひとりが忙しさで目の前のことだけにしか目が向かなくなっている。自分がスタッフとして参加した理由や、入ってやりたいと思っていたことを忘れかけていると感じるんです。それを思い出したり考え直したりできるよう私はメンタル面のサポートをしていきます。

実行委員長をやってきて、嬉しかったエピソードはありますか?

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7月5日にイオンモールKYOTOで「Touch the world,Thoch the KYOTO」っていう本祭のプレ企画をやったんですよ。その後の打ち上げで、私がみんなの前に立ったとき、視線が一斉にバッとこっちに集まって(笑)。その目が今までと全然違ったんです。“今日1日やってやったぞ”とか“今日のこの悔しかった想いを本祭に生かしてやるぞ”とか、みんなの想いが伝わってきて…。実践をしたことで、今まで自分が伝えてきたことが本当の意味で伝わったんだな、みんなの中にスッと入ってくれたんだなという手応えがありました。1つになるってこういうことかと改めて感じられて…嬉しかったですね。

今年の学生祭典の見所は?

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今年注目してほしいのは“始め”と“終わり”。“始め”=“オープニング”は平安神宮前の大きい鳥居がある道に並んで、1300人ものおどり手さんが「京炎 そでふれ!」を踊るんです。この踊りは京都学生祭典から生まれたオリジナルのもので、8月に616人で踊ってギネス記録を更新したんですよ。本祭は1300人と規模も大きくなるので私も本当に楽しみです。そして“終わり”=“グランドフィナーレ”は、これまで平安神宮の境内の中に置いていたステージを、外に出して行うんです。ステージの後ろに平安神宮が見えて、周りに松があって…あまり他では見ない和のロケーション。それが京都学生祭典ならではなんです。

本祭にくる中高生たちに感じてほしいことは?

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過去の京都学生祭典の様子

京都の学生のパワーですね!私も初めて京都学生祭典に参加したとき、そのすごさに鳥肌がたちました。京都ってやっぱり学生が多いまちなので、学生で何かやろうっていう活動が多いですよね。例えば、京都学生広報部とか京都学生祭典とか、京都国際学生映画祭とか。そこに周囲の大人たちも一緒に盛り上げようと協力してくれる。だからこそ私たちだけでは出来ないことができてしまうんです。それに、大学生になると時間も沢山あって一つの道を極めようとするから、みんな発信力がすごいし見せ方もうまい。あー大学生ってこんなんなんやっていうのを感じてほしいです!

 

第13回京都学生祭典
日時:10月11日(日) 11時〜開演
場所:平安神宮前 岡崎公園一帯
公式ホームページ:http://2015honsai.kyoto-gakuseisaiten.com

 

(京都精華大学 ポピュラーカルチャー学部 米田真理子)

 

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