京都大学生図鑑vol.5‐京都学生祭典と歩んだ4年間‐2025年度実行委員長峯田さんにインタビュー!

「学生のまち、京都。」
そんな京都を、熱い想いで盛り上げているのが…京都学生祭典!
京都学生祭典とは、平安神宮前・岡崎プロムナードにて開催される学生プロデュースのお祭りで、今年でなんと24年目を迎え、毎年多くの人が訪れています。
そして、今回は京都大学生図鑑vol.5ということで、昨年度(2025年度)の実行委員長としてご活躍された、京都産業大学4回生の峯田真裕さんにお話を伺いました。祭典への想いや、大学生活についてたっぷりお聞きしたので、ぜひご覧ください。
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もくじ
京都学生祭典との出会い

―京都学生祭典にはいつから入部されているのですか。
1回生の時から入部しています。大学の新歓祭でチラシ配りをしていて、それをもらって面白そうだなと思ったのがきっかけです。
―1回生の時から自分の大学の中だけではなくて、地域での活動に目を向けていたなんて、すごいですね。祭典が面白そうだなと思ったポイントはどこですか。
高校生の時に生徒会に入っていて文化祭運営の班長をしていたのですが、それがとても楽しかったので大学でもこのような活動をしたいなと思っていました。チラシをもらったときにそれが実現できそうだなと感じたんです。
あとは、祭典の運営だけではなくて、ボランティアや踊りなど様々なコンテンツを大学全体や京都府全体を巻き込んで開催されていたので、色々なことに挑戦できそうだなと感じたのも理由の一つです。
―確かに、祭典の活動はとても幅広いですよね。入部してからはどのような活動をされていたのですか。
1回生の時は総務部に所属していました。もともと人数が少なかったというのもありますが、総務部だったら他の部署と比べて最初から仕事を任せてもらえそうだなと思って選びました。2回生の時は、当時の実行委員長からの推薦で副実行委員長をしていて、3回生になり、立候補をして実行委員長になりました。
実行委員長になって実感した、苦労とやりがい

―4年間の活動や実行委員長としての仕事を通して大変だったことは何ですか。
うーん、人間関係ですかね(笑)。やっぱり部員が多いと、積極的に動いてくれる子もいればそうではない子もいて。私自身、人に頼ることがあまり得意ではないので、結局自分の中で解決させてしまうことが多かったです。
―100人近くの部員をまとめることは、やはり大変なんですね…。その中でも学生をまとめていくために、意識していたことはありますか。
全員に対して直接指示を出さないようにはしていました。
組織として、実行委員長の下に部長がいて、その下に部員がいるという構図になっています。このような環境の中で、私が部員に対して直接指示をしてしまうと部長の立場がなくなってしまうのです。だから、部長や副実行委員長に対してはかなりきつい言葉で指示をしていましたが、部員に対しては“優しい先輩”でいるようにしていました(笑)。
―なるほど。このような苦労がある中でも、やりがいを感じたのはどのような場面ですか。
やりがいを感じたのは、地域の人との交流です。ボランティアに行くのはもちろん、市長に表敬訪問に行ったり小学校に踊りの出前に行ったりして、地域の人と話すことが楽しかったです。小学校に踊りを教えに行ったときは、子供たちが踊っている姿がすごく可愛くて!仲良くなって昼休みにみんなで鬼ごっこをしたりしました。(笑)。
地道な活動ではあるけど、それが結果として祭典を知ってもらうことにつながっていると思うと、やりがいを感じますね。
―活動を通して成長できたなと感じる部分はどこですか。
周りの方への感謝は年々感じるようになりましたね。私は物事を自分の中で抱え込んでしまうタイプなのですが、振り返ってみると、結局は実行委員会のメンバーや教員団体の方など、周りの人たちに助けてもらいながらここまでやってくることができたのだなと実感しています。
ワンキャンパスだから広がった大学生活と、学びのつながり
―現在は京都産業大学に通われているんですね。京都産業大学を選ばれた理由は何ですか。
初めは漠然と経済学部に行きたいと思っていたんですが、オープンキャンパスに行く中で、経営学部の方が面白そうだなと感じて、経営学部のある大学を探し始めました。ただ、経済はもちろん文学や観光についても興味があったので、全ての学部・学科が1つのキャンパスに集約している京都産業大学が一番魅力的に感じて、選びました。
―実際にワンキャンパスでよかったなと感じたのはどのような時ですか。
京都産業大学では、他学部の授業を融合科目という形で受けることができるので、私は経営学部ですが地域に関することに興味があったので、法学部の授業を受けていました。普通だったらキャンパスが違って、別のキャンパスまで受けに行かなければいけないと思うのですが、ワンキャンパスなのでそのようなことはなく、他学部の授業がとりやすいというのが良いところです。あと、他学部にもたくさん友達ができるというのも魅力です。
―大学生の間にもっとしておけばよかったなと思うことはありますか。
祭典の仕事に力を入れてよかったなと思いつつも、大学にもっとちゃんと行けばよかったなとも思います。祭典の仕事を優先して、あまり大学に行かなくてもいいような映像授業ばかりを取っていたり、2回生からは月曜日と金曜日に授業を固めて、火曜日から木曜日は祭典の仕事のために空けておくということをしたりしていたので、もっと面白そうな授業を取っておけばよかったなと思います。友達に「この授業面白かったよ」と教えてもらっても、私はもう取ることができない…となっていました。
―学生祭典での活動中心で授業を組まれていたんですね!祭典の活動と学業はどのように両立されていましたか。
学業は祭典とかなりつながっていたかなと思います。3回生の時から組織論を専攻していたので、教科書やレジュメで学んだことを祭典で実践していました。逆に、授業を聞いていて「あ、これ祭典のことやん」「聞いたことあるな」となることもありました(笑)。
こういう面では学業と祭典の活動をうまく両立できていたかなと思います。
京都だからこそ見えた魅力とこれから

―4年間京都の大学に通われている中で、峯田さんが思う京都の魅力は何ですか。
祭典の活動を通して、応援してくれる人がたくさんいるなと思いました。地域の人はもちろん、“大学生のまち、京都”だからこそ、私たち大学生を支えてくれる大人がたくさんいるなと京都全体で感じます。
―4回生ということで、就職活動も終えられ、地元である滋賀県、そして大学生活を送った京都で働かれるとのことなんですが、なぜ、関東などではなく自分が育ってきた滋賀・京都で働くことに決めたのですか。
やっぱり、京都の人とまちが好きというところが大きいです。関東なども一応見ていたのですが、そうなると見る範囲が広くなって、自分の目の届く範囲からどんどん離れていくような気がしました。そう考えたときに、私は人を支える仕事をしたいという思いがあったので、そこから逸れてしまうなと思って…。
その点、京都・滋賀はもともとずっと知っている土地ですし、京都の大学で育ってきたからこそ、“この地域の人を助けたい”という思いが強くなったのも大きいです。例えば、祭典に協賛してくださる企業の多くは、「学生になかなか自分の会社を知ってもらえない」という課題を持っておられます。このように困っている企業を、これからは仕事を通して支えていきたいなと思っています。
―祭典の活動を通して、見つけた課題や想いからお仕事を選ばれたのですね!
そうですね。最初から今の就職先を目指していたわけではなくて、活動を通して得たものから自分のやりがいが見えてきたという感じです。
―最後に、これから大学進学をする中高生に向けてメッセージをお願いします!
「今は勉強を頑張って!」と伝えたいです。大学では本当にいろいろな経験ができるので、キラキラした大学生活に向けて、今は一生懸命勉強を頑張ってほしいです。
終わりに
インタビュ―を通して、峯田さんの“学生祭典愛”を感じるとともに、責任感や芯の強さも感じました。
大学生の間から様々な人と出会い、地域と繋がることができるのは学生のまち、京都ならではの魅力です。そして、大学生活の中で何か夢中になれるものを見つけ、全力で取り組むことは、きっとこれからの自分につながるかけがえのない経験になるのではないでしょうか。
この記事を読んでくださった皆さんも、ぜひ大学生活の中で熱中できるものを見つけて、そこでしか得られない出会いや経験を楽しんでみてください。
(取材・文 京都府立大学公共政策学部 森川綾子)
(取材 立命館大学文学部 青木花乃)












