私が知らない京都へ。市バスで見つける寄り道時間

私たちの移動手段として日々活躍している京都市バス。
今回は大学への通学で利用している京都市交通局の「市バス通学フリー定期券」を利用して、北区から左京区までを散策してきました!
もくじ
【京都市バスってどこを走っているの?】
皆さんは普段バスを利用してどこかへ出かけることはありますか?
大学に入るまでは、バスよりも電車を使うことが多かった私にとって京都市バスがどこを走っているのか正直あまり意識したことはありませんでした。また、市バスは「観光のときに使うもの」という印象が強く、日常的に利用する選択肢にはあまり入っていませんでした。
京都市バスについて調べてみると、80を超える系統があり、「観光客でいつも混雑」という印象が強いですが、実際のところ、黒字路線が約3割、赤字路線が約7割となっており、市内中心部の黒字路線で、周辺部の赤字路線の運行をカバーしている状況のようです。
そのような京都市バスですが、私たち学生の強い味方が「市バス通学フリー定期券」!
なんと、京都市内の広範囲が乗り放題!大学までの通学だけでなく、アルバイトやサークル活動、休日のショッピングなど、これさえあれば、楽々で移動できます。
実際に市バス通学フリー定期券を使ってみると、行き先を細かく決めずに動ける自由さがあり、これまで気づかなかった京都の距離感が見えてきました。
京都市バスは大学や住宅地が広がる京都の生活圏を網の目のように結んでいます。普段は自転車や徒歩で済ませがちな距離も、バス一本で京都に「わくわく」を運んでいる存在なのだと感じました。
「市バス通学フリー定期券」の利用範囲は、南は中書島から北は京都産大前、西は嵐山から東は銀閣寺周辺まで幅広い範囲をカバーしています。
京都市交通局では路線図をWeb上でも閲覧できるので、ぜひご自身の目でご覧になってみてください!
https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/cmsfiles/contents/0000147/147597/guide.pdf (京都市交通局路線図より引用)
そしてここからは、実際に私たちが市バスに乗って訪れたスポットをご紹介していきます!〔今回のモデルルートはこちら!〕
北大路バスターミナル
↓(市バス205号系統)
下鴨神社前–《加茂みたらし茶屋》
↓(市バス1・205号系統など)
葵橋西詰–《出町ふたば》–《鴨川デルタ》
↓
出町柳駅前
↓(市バス4号系統)
松ヶ崎駅前–《宝ヶ池》
出発地は北大路バスターミナル。ここから205号系統のバスに揺られ、「下鴨神社前」を目指します。車窓から流れる北区・左京区の落ち着いた街並みを眺めていると、15分ほどで最初の目的地に到着しました
立ち寄りスポット① 【加茂みたらし茶屋】
下鴨神社前から徒歩5分の距離にある加茂みたらし茶屋。
実はこの加茂みたらし茶屋は”みたらし団子”発祥の老舗といわれており、観光客だけでなく地元の方々からも長く愛されるお店です。
心惹かれるメニューはたくさんありますが、今回いただいたのはやっぱりみたらし団子!
普段よく目にする4つ串のみたらし団子とは異なり、はじめに一つ、その後に4つ続く計5つの団子が串に刺さっているのが特徴です。
香ばしく焼かれたお団子に甘いタレが絡み、3本のみたらし団子をあっという間に食べてしまいました!
お団子を堪能した後は再び「下鴨神社前」バス停へ。ここから1号・205号系統など河原町方面行きのバスに乗り、数分先の「葵橋西詰(あおいばしにしづめ)」で下車します。
バスの進行方向へ少し歩くと、行列の絶えない「出町ふたば」に到着。お目当ての豆餅を手に入れたら、そこからすぐ先にある「鴨川デルタ」へと足を進めましょう。
立ち寄りスポット② 【出町ふたば】
豆大福といえば、出町ふたば!
開店の午前10時にはお店の前に行列ができるほど人気の和菓子店です。
昼頃には横断歩道をまたぐほどの列ができ、長蛇の列ですが、並んででも食べたい人が後を絶ちません。
私は昼の13時から並びましたが、購入することができたのは14時30分頃でした。
購入したのは名代豆餅、桜餅の2つ。やはり昼過ぎに行ったこともあり、売り切れ商品が多く、人気店であることを実感しました。豆の食感、味、そのどれもが際立っており、並んでよかったと思えるお餅でした!京都に訪れた際にはぜひ立ち寄っていただきたいです。
立ち寄りスポット➂ 【鴨川デルタ】

文学作品を始め、映画の舞台にもなっている鴨川デルタは、地域住民や、学生たちの憩いの場として親しまれています。高野川と賀茂川の合流地点として広く知られており、川に並べられた亀の石も鴨川デルタの見所となっています。川に落ちないようバランスをとりながら石を渡る経験は思わず童心に返ってしまうでしょう!
鴨川デルタの飛び石で遊んだ後は、河合橋近くの「出町柳駅前(でまちやなぎえきまえ)」バス停へ。ここから4号系統のバスに乗り込み、「松ヶ崎駅前(まつがさきえきまえ)」を目指します。旅の終わりを感じながら最後の目的地・宝ヶ池へと向かいました。
立ち寄りスポット④ 【宝ヶ池】
市バスに揺られて最後に訪れたのは宝ヶ池。写真の通り、晴れた日は比叡山まで見ることができ、壮大な景色が楽しめる名所です。街中の喧騒を離れ、ゆっくり落ち着くにはぴったりの場所です。宝ヶ池は一周1500mあり、散歩やジョギングコースとしても親しまれています。コースを進んでいると、水辺で羽を休める野鳥の姿など自然豊かな風景も見ることができました!
最後に
今回、市バス通学フリー定期券で北区から左京区まで巡ってみて、改めて、京都市バスが身近な存在であることを実感しました。観光地だけでなく、大学や住宅地、日常生活にある場所同士を自然につないでくれるのが、市バスの魅力です。行き先を細かく決めずとも、バスに乗りながら周ることができる気軽さは市バス通学フリー定期券ならではの魅力でしょう!
普段は自転車や徒歩で移動することが多い人でも、バスを使えば少し遠くの場所まで気軽に足を伸ばすことができます。京都市バスを「特別な移動手段」と考えるのではなく、日常を少し広げてくれる存在として、気軽に利用してみてはいかがでしょうか!
それにしても、あの大きな車体で、京都の街なかをスイスイと走らせる市バス運転手の運転技術ってスゴいな…と興味を持ちました。次回へ続く。

