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【調査】実家暮らし大学生のリアルに迫る!現役大学生3人に実態を聞いてみた

【調査】実家暮らし大学生のリアルに迫る!現役大学生3人に実態を聞いてみた
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新年度が始まり、多くの新入生が新しい生活をスタートさせます。
「コトカレ」ではこれまで、大学生になったばかりの人に参考にしてもらえるように、一人暮らしに関する記事をたくさん投稿してきました。しかし、意外と実家暮らしの人の生活を紹介する記事は少なかったんです。

一方で、ある調査では実家暮らしをしている大学生は50%近くになるとか(注1)。「実家暮らしの大学生ってどんな生活をしているの?」と気になる人も多いのではないでしょうか?

今回は、主に4月から実家から大学に通う新入生に向けて、すでに実家から通学をしている3人の大学生にインタビューし、高校時代との違いや、実家暮らしならではのメリット・デメリットについて調査しました!

(注1 日本学生支援機構(JASSO)「令和4年度学生生活調査」より)

通学時間は変わった?移動中の過ごし方

――高校の時と比べて、通学時間は変わりましたか?また、移動中は何をしていますか?

Tさん
通学時間は高校時代とほとんど変わらず、だいたい1時間くらいです。
交通手段は、高校でも大学でも電車を使っています。移動中は、テスト前になるとたまに勉強することもあるんですが、基本的に寝ています。

Uさん
高校時代と同じく、通学時間は45分くらいで、電車を使っています。
移動中は音楽を聴いたり、SNSを見たりして過ごすことが多いですね。勉強することはほぼないです(笑)。

Nさん
徒歩通学です。通学時間は高校時代と変わらず、15分ほどです。移動中は特に何もせず、普通に歩いているだけです。

早起きは大変?大学生の朝のリアル

――高校の時と比べて、早起きは大変になりましたか?それとも、変わらなかったですか?

Tさん
高校時代は6時半に起きていましたが、今は7時くらいに起きています。でも、大学生になっても早起きはやっぱり大変ですね……。

Uさん
高校のときより遅く起きても大丈夫なんですけど、逆に起きるのが大変になりました。生活がだらけてしまうこともあるし、体力がなくなってきたのかもしれません(笑)。

Nさん
大学では授業が昼からのときもあるので、むしろ高校時代よりも朝は楽になりましたよ。

生活はどう変わった?

――門限や、家族とのルールは変わりましたか?

Tさん
高校のときはだいたい22時くらいに帰っていたんですけど、大学生になってからは少しだけ遅くなって22時半くらいになりました。でも、そんなに厳密な門限があるわけじゃないです。

Uさん
高校時代から門限は特にありませんでした。でも、帰りが遅くなりすぎると親にうるさく言われるので、基本的に終電までには帰るようにしています。
あとは、大学に入学したらお小遣いがなくなりました(笑)。

Nさん
高校時代は22時が門限だったんですけど、大学に入ってからはなくなりました。そのぶん、夜遅くまで出かけることが増えました。

 

――実家暮らしでも、家事を担当することはありますか?

Tさん
大学生になったからという理由で、お風呂掃除の担当になりました(笑)。高校生のときは別にやっていなかったんですけど。

Uさん
全くやってないです!(キッパリ)
高校のときとあまり変わらず、家事はほぼ親に任せています。

Nさん
掃除や洗濯は、高校のときからやっています。でも、そんなに意識してやっているっていう感じではないですね。

 

――大学生になって、一人暮らしの友達の家に行くことは増えましたか?

Tさん
一人暮らしの友達の家に遊びに行くことはあまりないですね。大学が終わるとすぐ家に帰ることが多いです。でも、たまに一人で出かけることもあります。

Uさん
一度も行ったことがないです(笑)。オール(夜通し遊ぶこと)もできないので、実家暮らしならではの制約はあるかもしれません。

Nさん
一人暮らしの友達の家に遊びに行く機会は確かに増えました。高校時代は夕方までには帰っていましたが、大学生になってからは気にせず遅くまで遊べるようになりました。

実家暮らしと一人暮らし、結局どっちがいい?

――さいごに、実家暮らしと一人暮らし、どっちがいいと思いますか?

Tさん
実家暮らし!
実家暮らしの方が楽に生活できると思っています。例えば、バイトから帰ってきたらご飯が用意されているとか、自分がたくさん働かなくても生活できるので、すごく助かっています。

Uさん
難しいな……。一人暮らしには憧れます。親がうるさいので、自由な生活をしてみたいなと思いますね。
でも、実家だと光熱費や食費を払わなくていいので、そこはやっぱりありがたいと思っています。

Nさん
一人暮らしをしたいと思ったことはないですね。実家暮らしで特に不便を感じることもないので、このままでいいかなと。
何より、毎日ちゃんとご飯が食べられるのが大きいですね。一人暮らしだったら、多分ちゃんと食べていなかっただろうから(笑)。

さいごに

実家暮らしの大学生3人に話を聞いてみると、高校時代とあまり変わらない部分もあれば、自由度が増したり、新しい家のルールができたりと、それぞれの変化があることがわかりました。

一人暮らしに憧れる気持ちはありつつも、「食費や光熱費を払わなくていい」「帰ったらご飯がある」といった実家暮らしのメリットは、やはり大きいようです。

実家暮らしだからこそできることもあると思います。ぜひ、自分なりの大学生活を楽しみましょう!

これから進学を考えている方や、実家暮らしを続けるか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!

この記事を書いた学生

足立隼太郎

足立隼太郎

同志社大学 法学部

好きなもの:唐揚げ、牡蠣
嫌いなもの:イントロに入るまでが長すぎるMV