留学生と交流しながら世界中の文化を知る!「ことばのパートナー」
今回は京都橘大学で活動する「ことばのパートナー」。
その活動の中で行われているグループ発表の紹介をしていきたいと思います。
もくじ
「ことばのパートナー」って?
留学生の大学生活がスムーズで楽しいものとなるように手助けをしながら、お互いの国の文化や言葉について学び、休みの日に一緒に遊びに行くといった活動をする学生のことを「ことばのパートナー」と言います。私も「ことばのパートナー」の一人です。
京都橘大学には現在15名の留学生が在学しているので、彼らをサポートしながら活動しているのです。
ことばのパートナーの活動にはバーベキューをしたりクリスマスパーティーでお互いにプレゼントの交換をしたりというものがありますが、去年の秋からの主な活動として、グループごとでの発表を行っています。
発表内容は文化の紹介や自分の国のおすすめするものなど自由。
私が所属している韓国グループは日本と韓国の遊びの紹介と比較をテーマにして発表を行いました。日本の遊びである「木・氷鬼」という鬼ごっこや韓国の「タンタモッキ」という陣取りゲームの紹介、そして日本と韓国のお手玉の違いを紹介しました。
聞いたことありますか?韓国と日本の遊び
木・氷鬼というのは鬼にタッチされた時、味方に助けてもらうまで鬼の指名するポーズで待たなければならないという日本の鬼ごっこです。
木であれば両手を肩まで上げ、氷であればタッチされた格好のままで待機をします。
これにその場でしゃがみ込んで待機する石というポーズが追加されることもあります。
タンタモッキは枠組みの中に数字を順番に書きます、1の場所から順番に石を投げ、その石の場所まで片足で移動し落ちている石を拾い戻ってくると成功。もし途中で両足が地面についてしまったり石が拾えなかったりすると失敗という遊びです。
留学生の話によると楽しい遊びはまだまだあるそうです。
日本と韓国のお手玉に挑戦!
こちらは日本でおなじみのお手玉。日本のお手玉にも色々な遊び方がありますよね。
一方、韓国のお手玉コンギノリは日本のお手玉よりも小さく、おはじきくらいの大きさなのです。
遊ぶときには4つある玉のうち1つを投げると同時に下に置いてある玉のうち1つを取り、落ちてくる玉を同じ手でキャッチします。何度か繰り返し最後には手の甲で受けると成功するというものです。
実際に日本のお手玉と韓国のコンギノリで遊んで見せて、他の留学生にも挑戦をしてもらうと、難しそうにしながらも楽しそうに遊んでもらうことができました。
少しでも楽しさが伝わったでしょうか?
活動を通じて他国の文化だけでなく、改めて自分の国についても知ることができます。
ことばのパートナーのような活動は、大学に入って何か新しく始めたい、海外の事を知りたい、もしくは日本の文化をいろいろな人に伝えたいと考えている人にはとてもおすすめの活動です。
京都橘大学公式Webサイト http://www.tachibana-u.ac.jp/
(京都橘大学 文学部 樋掛彩乃)