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【オンライン研修会】オンライン会議が上手になる?~Google Jamboardを使って考えよう~

新型コロナウイルス感染症の影響で対面での活動が難しくなり、オンライン授業やオンライン会議など、オンラインで活動することが多くなりましたよね。

自分の時間が増えたり、移動時間が削減されたりと便利な一方、不便なこともちらほら……。例えば、回線が悪く途中で切れてしまったり、授業後の友達とのおしゃべりが起きなかったり(>_<)
そんな中、オンラインミーティングを“もっと”楽しくする方法を学ぶべく、
京都学生広報部では、オンライン研修会を実施しました!!

今回の講師は京都市役所の伊藤圭之(けいし)さんです。

京都市市民協働ファシリテーターとして活動し、オンラインでのファシリテーション(※1)の経験も豊富な伊藤さんに、企画会議を実際に体験しながらオンラインミーティングの方法を学んできました!
(※1発言や参加を促したり、集団作業の考え方や方法を工夫したりすることで効率よく仕事がしやすくする活動のこと)

企画会議の内容はもちろん、「こんなのがあったなんて知らなかったっ!!!」というツールも教えてもらったので、研修内容とオンライン会議で便利なツールを皆さんにもご紹介したいと思います。

Jamboardってなに?


令和2年12月8日(火)14時~ オンライン上で研修会がスタート!
まずは自己紹介をしました。

オンライン上でよくする自己紹介って、画面をオンにしてカメラを見ながら
「初めまして!○○大学○○学部の○○○○です。」
とかですよね。

しかし、今回の研修では
普段皆さんがしているであろう、あの自己紹介ではなかったんです。
Google Jamboard」っていうものを使用しました!!

Google Jamboardってなに?


「いや、Google Jamboardってなに??」
そう思われた方が多いでしょう。説明します。

『Google Jamboard』(以下、「Jamboard」)といって、簡単に言うとオンライン上で共同作業ができるホワイトボードのこと。実際にペタペタと付箋を貼るように使える便利な機能があり、今回はこれを使って自己紹介をしました。

1人がGoogleにログインしてJamboardをダウンロードしていれば、他の人はログインやダウンロードをしていなくても複数人が使用することができるんですって!
しかも、書き込んだボードは作成者が削除しない限り、いつでも見ることができます。

オンライン会議をしていて、「発言しにくい空気だな」「自分でいうのは恥ずかしい」
そんな方もご安心ください!このJamboardは、だれが発言しているのかわからないところが大きな特徴です!

下の写真は研修会後に、実際にミーティングで使用したものです。
誰が書いたかわからないでしょ?


ちなみにコロナ前の広報部のミーティングではこんな感じで意見を出し合っていました。


これは一昨年の研修会で、部員同士で記事のネタのアイデア出しをしたときのものです。
対面では付箋を使っていました。研修後はオンラインミーティングでも、対面の時と同じようにアイデア出しができるようになりました。何より文具の準備も保管場所を考える必要もなく、気軽に始められるところがJamboardの利点だなと思います。

学生が市政参加したくなる企画について会議したよ


さて、ここからは研修会の内容について紹介していきます。
会議の内容は2021年1月にオンライン開催される京都市主催の学生向けオンラインイベントについて。
まずは、講師の伊藤さんからの質問。
皆さん、「市政参加」や「市民参加」「まちづくり活動」と聞くとどんなイメージを持ちますか??

・選挙に行く
・花壇に花を植える
・住民の声が大事
・まちの清掃活動
・商店街の活性化

などなど、写真の通り、あれよあれよという間に多くの意見が出てきました。
きっとJamboardじゃなかったらこんなにも意見は出てきていなかったでしょうね。
思いついた意見を周りに気にせずに簡単に共有できるので、アイデア出しなどのシーンではJamboardが大活躍すると思います。

ちなみに私は「地域活性」というイメージを持ちました。
実際に自分たちが住む町を元気に明るくするって簡単なことではないですよね。
大人の意見だけではなく、学生の意見も聞くことで意見が出揃い、良い方向へと向かうのではないでしょうか。

みんなから出た意見は対面での会議と同じようにまとめるだけ。声だけで意見を出すよりたくさんの案が出てくるので、効率よく進むことがわかりました!
しかも色を変えられるからわかりやすいです!

さいごに

「こんな便利なアプリ、もっと早く知りたかった!!!」
ってどこかの広告のような発言をしてしまいましたが、本当に便利だなと感じました。
きっとこれからの時代には、もっとオンライン会議がしやすいサービスやアプリがたくさんできるんでしょうね。

そして今回の議題でもあった『学生が参加する市政参加』。初めは「難しいテーマかな?」と思いましたが、「『市政』とはなんだろう」と考えるきっかけになりました。
京都市で開催されるイベントのように、今後は多くの学生が自分の町について意見を述べられる機会がもっと増えてほしいし、述べたいと思える社会になってほしいと思います。
そうすることで学生と行政とみんなで素敵な京都の町づくりが創られる世の中になればいいですね。

(同志社大学政策学部 山口実由加)

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