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大学図書館で活動?立命館大学学生ライブラリースタッフに聞いてみた!

何か新しいことを始めたい、大学生の今だから出来ることをやってみたいと思いませんか?
立命館大学図書館では「学生ライブラリースタッフ」として図書館で働けるのです!
2016年に新たに開館した綺麗な図書館で働けるなんて夢のようですよね。

そのこだわりが詰まった立命館大学の新図書館についての記事はこちら

 

学生ライブラリースタッフとは?図書館で働くってどんな感じ?

実際に働いている方々のインタビューを元に、普通のアルバイトとひと味違う学生ライブラリースタッフの魅力について迫っていきます!

学生ライブラリースタッフとは?

図書館の職員の方と意見や考えを交換させながら「学生目線で」図書館づくりをしていく活動です。通称はLS。衣笠キャンパス、びわこ・くさつキャンパス、大阪いばらきキャンパスそれぞれの図書館に学生ライブラリースタッフとして学生が勤務しています。今回取り上げるのは衣笠キャンパスの平井嘉一郎記念図書館です。

業務は貸し出し・館内利用された本を棚に戻したり整理する「配架」や「書架整理」。またなくなった本を捜索する「不明本調査」や図書館に設置されているぴあらにて設備・機器の管理、各種質問対応(蔵書検索・データベース等)を行っています。また学外のお客様や新入生に図書館を案内するツアー業務もあります。

図書館で働くとなると本の貸し出しや返却作業がメインと思われがちですが、多種多様な業務を行っているのです!

また立命館大学学生ライブラリースタッフはこの業務のほかにプロジェクト活動を行っています。館内の本の魅力を紹介する館内紹介プロジェクト、クイズラリーの企画や図書館内のシアタールームで映画上映会を行う誘致企画プロジェクト、大学教授にインタビューしたり、様々な分野・ジャンルから講師をお招きしてイベントを行う渉外企画プロジェクトの三つに分かれ図書館をよりよくするために頑張っています。

では実際に働いているスタッフの皆さんの声を聞いていきましょう!

現役学生ライブラリースタッフにインタビューしてみた!  

学生ライブラリースタッフチーフ 川合光さん

①LSを志望した理由

読書と立命館大学の図書館がとても好きだからです。元々、読書が趣味で、図書館の本を全部読むと意気込んで入学しました。実際に衣笠キャンパスに訪れると、図書館の荘厳な外観と綺麗な内装が気に入り通っていました。そこで働けるということを知り、真っ先に応募しました。
チーフに立候補した理由は、団体運営に興味があり、将来的にも良い経験になると思ったからです。約90人の大きな団体をまとめるという仕事は、大学在学中にはなかなかできない貴重な経験です。

②LS活動で大変だったこと

業務の際に必要な本の請求記号など覚えることが多かったです。でも2ヶ月ほどの研修期間で先輩方に様々なことを教えていただいたので、本の配架場所なども覚えていくことができました。

③LS活動を通して得たもの

LSの活動は、サークルやバイトとは少し異なり、図書館の職員さんと一緒に活動します。そのため、メールマナーや言葉遣いなど、将来、組織で働くときに必要なスキルを身につけることができました。また、チーフは職員さんと他のLSメンバーのパイプ役も務めることになるので毎週のミーティングの中で、意見を整理しまとめる力が身につきました。

④LS活動のやりがい

立命館大学図書館では、多くの本を知ってもらうことや、図書館に来てもらう利用者さんを増やすことを目的として、月に何度か上映会や講演会などを行っています。

私自身は図書館内のポスターの制作なども行っています。ポスター制作はなかなか大変ですが自分が作ったポスターを見て講演会に来てくれたり、企画に参加してくれたりする人がいるとやりがいを感じます。

⑤これからどのような図書館にしていきたいか

あらゆる利用者さんが自分のお気に入りの場所を見つけられるような居心地の良い図書館にしていきたいです。本を読むことは、いろいろな知識、思考法、疑似的な経験を新たに得られます。図書館で働く一員として、LSの業務が、学生の皆さんの経験値を高めることに繋がるようにこれからも活動していきます。

館内紹介プロジェクトリーダー 竹中琢視さん

①LSを志望した理由

元々本を読むことが好きで一度は本に携わる仕事をしてみたかったからです。図書館でスタッフを募集していることを知り、ここで働けるチャンスなんて滅多にない!と感じ応募しました。

②LSで大変だったこと

特に大変だったのは、研修期間です。研修では、本の配架方法や図書館ツアーなどを先輩から教えていただくのですが、初めてのことばかりで、焦る日々でした。

③LS活動を通して得たもの

様々な人との関わりです。LSには多くのスタッフがいるので、そういった方々と関わる機会は、LSにならなければ得られなかった貴重なご縁だと思っています。

④LS活動のやりがい

私はPJ業務で本を紹介する部署に所属しています。その部署では、一度に8冊程度の本を紹介するのですが、その本が多く借りられていたとき、密かにうれしく思っています。

⑤これからどのような図書館にしていきたいか

より多くの方に愛着を持っていただける図書館にしたいと思っています。そのためにLSができることは、利用者さんの質問への丁寧な対応や正確な配架作業など学生としてできることを真面目に取り組んでいきたいと思っています。

誘致企画プロジェクトリーダー 藤井夏美さん

LSに応募した理由

プロジェクト業務での館内のポスター制作に興味があり、また図書館司書資格の勉強をしたいと考えていたため学生ライブラリースタッフの活動に魅力を感じ応募しました。

②LS活動で大変だったこと

人前で話すことが得意ではないので、図書館ツアーや誘致リーダーとして発表することが大変でした。少しずつ慣れてきましたが緊張せず話せるように、活動を通して慣れていけたらなと思います。

③LS活動を通して身についたこと

学生ライブラリースタッフ活動を通して得たものは、聞く力だと思います。誘致プロジェクトの話し合いや、図書館の利用者の方の質問に答えることを通して身につきました。

④LS活動のやりがい

自作のポスターを見ている方を見かけた時や、ポスターを見てイベントに参加してもらえた時にやりがいを感じます。次はどんなポスターにしようかと思い、ポスター制作がより楽しく感じます。

⑤これからどのような図書館にしていきたいか

図書館では映画鑑賞やサークルの集まり等に利用できる環境があります。勉強以外でも利用できることを知ってもらい、気軽に利用してもらえる図書館にしていきたいです。

渉外企画プロジェクトリーダー 小野雄飛さん

①LSを志望した理由

サークル活動の関係で比較的自由に働ける環境を探していたのと、1度図書館で働いてみたいと思っていたため志望しました。

②LS活動で大変だったこと

急遽、その日の内に講演会の英語版のポスターを作ることになった時です(笑)

③LS活動で身についた力

職員さんとも密にやり取りをするので、メールの文章構成方法が身につきました。また、どんなご質問を頂いても臨機応変に考えて対応する力も身につきました。
この2点は特に得られたと思います。

④LS活動のやりがい

利用者の方が探しておられた本を見つけたときや、企画した講演会が終了した後にお礼の言葉を頂いたときにやりがいを感じます。そのようなときに「LSをやっていて良かった」と思います。

⑤これからどのような図書館にしていきたいか

日々の勤務やPJ活動を通して、多くの方に気軽に足を運んでもらえる図書館にしたいです。

ただ働くだけではなく、「どうすれば図書館をより良くできるのか」を考え、自主的に活動していく。インタビューを通して、これがアルバイトとの違いだと感じました。

さいごに

今回取材した私たち自身も立命館学生ライブラリースタッフとして働いています。私が学生ライブラリースタッフの魅力を一つあげるなら学部も学年も異なる先輩や同期と関わりながら働けることだと思います。立命館大学に進学した際にはアルバイトの1つとしてチャレンジしてみては?

また、もし立命館大学を訪れることがあれば、是非図書館にも足を運んでみてください。立命館大学学生ライブラリースタッフがお待ちしています!

(立命館大学 文学部 田中陽奈子 立命館大学 文学部 山田知世)

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