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恵まれない女子大生が「楽」のみ考えて提案するバレンタインレシピ

バレンタインの時期が近づいてきましたね。

大学は春休み真っ最中だし、恋人もいない筆者には何の関係もないイベントですが、全国の中高生の皆さんの多くにとっては、己の女子力を発揮する大事なイベントのひとつなのでは……?(笑)。
そしてもちろん、恋人のいる大学生や社会人の皆さんにとっても気合の入る一日なのではないでしょうか?
そこで、恋人はいないけれどストレス解消のひとつとしてお菓子作りを頻繁に行う筆者、立ち上がりました。

大学生の一人暮らしでオーブンレンジがないのはわりと当たり前のこと。
筆者もその良い例です。オーブンレンジがないと、簡単に大量生産することが出来るマフィンやカップケーキすら型の紙が燃える恐れがあるので作ることが出来ません。
不自由極まりない制限された生活用品で、お菓子を作ることは意外と難しく、毎回試行錯誤しながらトースターでお菓子を作っています(笑)。

だからこそ今回は、恋人にもオーブンレンジにも恵まれない筆者が

「これなら作るのも持ち運ぶのも手軽にできる」
「30分以内にできて凝ったように見える」

レシピを4つお教えします!!100円均一ショップやスーパーなどで手軽に購入できるので 、 「お金に恵まれない」「時間に恵まれない」「家電や道具に恵まれない」皆さんにうってつけ!ぜひ参考にしてみてくださいね。
と、その前に。
一応、筆者が普段作っているお菓子をいくつか紹介します。

タルト台はトースターでも簡単にできるのでおすすめ。アイスボックスクッキーも多少手間はかかりますが、大量生産できるし、焼き加減を間違えなければトースターでもできます。
チーズケーキなども炊飯器でおいしくできますよ。

少し手間をかけたい方はこちらもぜひ挑戦してみてください!さて、前置きが長くなりました。本題に入りましょう~
(しばしば撮影現場が床になっておりますが、テーブルを買い替える前で塗装が剥がれていたので使用できませんでした。ご了承ください)

電子レンジ1分のスノーボールクッキー

トータル約10分でできるスノーボールクッキー。
しかも、こちらはオーブンでもトースターでもなく、電子レンジで作ることが出来ます!
以前、男の人にこれをあげたことがありますが、「家で抹茶味って作れるんだ~」と感動していたので若干凝っているように見えるはずです(笑)。

そんなスノーボールクッキーの材料はこちら。

材料(約6個分)

薄力粉25g
抹茶の粉2.5g
砂糖15g
サラダ油10g
粉砂糖(仕上げ用)

※必ずサラダ油を使ってください!以前代わりにオリーブオイルを使いましたが、香りが強すぎて味が変わりました。

手順 は以下の通りです!

①粉砂糖以外のの材料をむらなく混ぜ合わせる
②食べたい大きさより少し小さめに丸める(多少膨れるので大きさにはご注意ください)
③クッキングシートをひいて電子レンジで600W、1分30秒ほど加熱する(焦げる一歩手前でやめてください)


加熱した直後の写真です。とても柔らかいので触らないようにしましょう。
④冷めて固くなったら、粉砂糖を振りかける

これで完成です!
ね?簡単でしょう。この調子でどんどん行きましょう!!

型がなくてもできる型抜きクッキー


何とも言えない表情が少し腹立つこのクッキー。
大量生産したかったけれど、生地を寝かせる必要があるアイスボックスクッキーを作るには時間がなく、どうしようかと思った時にひらめいたものです。

「あ!トイレットペーパーかキッチンペーパーの芯で型抜きすればいいじゃん!」

衛生上汚いと驚愕したそこのあなたは、先端をラップで覆うかちゃんと型を買いましょう(笑)。でも、意外と形は綺麗にできるし誰も体調不良は起こしませんでしたよ?(笑)。
今回ご紹介するのは 甘いものが苦手な人向けに作ったジンジャークッキーです。
もし甘いものが好きな人向けに作るなら、生姜チューブではなくて砂糖入りのココアパウダーを入れるなどアレンジしてみてくださいね!

材料(約20枚分)

薄力粉100g
バター大さじ1
砂糖小さじ1
はちみつ大さじ2
卵1/2個
生姜チューブ2㎝程
ナツメグ(シナモンなど香辛料)お好みで適量
※ココアパウダーはアイシング用です

手順は以下の通りです!
①バターを電子レンジで600W、40秒ほど加熱する
②バター、砂糖、はちみつ、生姜チューブ、ナツメグをボールに入れてすり合わせる
③計量した薄力粉をざるでふるいながら先程のボールに入れる
④ボールに溶いた卵を半分入れ混ぜる
⑤丸めた生地の上下にラップをかけ、厚さ3~4ミリほどに手で伸ばす
⑥トイレットペーパーかキッチンペーパーの芯で型抜きする

※もし、軽くアイシング をしたいならこの時に行う。ココアパウダーを少量の水で溶かし、つまようじにのせて描きたいものを描く
ココアはこのくらい水に溶かします。


最初に、描きたい絵柄をつまようじで書きます。
その後、つまようじの先に、先程水に溶かしたココアパウダーをのせて絵柄の上から色を付けていきます。
(こちらは、自分で食べるものだと思って雑に作ったものです。生地にムラがあるのが分かると思いますが、これは薄力粉を振るっていないからです。これを反面教師にして、面倒くさがらずきちんと振るいましょう。)

⑦天板にのせて、700W、4分ほど加熱する
(時間はあくまで目安です。焦げないように様子を見ながら行いましょう)
※トースターもないという方、朗報です。フライパンに魚焼き用の焦げ付かないクッキングシートをひいて中火で焼きましょう。片面に焼き色がついたらお箸でひっくり返して、上からアルミホイルをかぶせ弱火で焼きましょう。
最終的に焦げずに火が通れば何でもいいんです!!!
⑧冷めるまで触らずに待つ

風味がよく、パリッとしていておいしいです。
ジンジャークッキーなので薄めにしましたが、ココアパウダーの時は少し厚めの5ミリ~1センチほどにするとサクッとなっておいしいかもです。

一見女子力が高そうに見えるフィナンシェ

今回紹介する中で、筆者はこれが一番おいしいと感じました。
100円均一ショップなどでもよくフィナンシェの型は売られていますが、どれも紙製のものでトースターや直火は不可です。
しかし、アルミ製ならトースターでも大丈夫!
そこで今回は家にあったアルミ製のパウンドケーキの型を使用しました。(これも100円均一ショップで購入)無い方は、アルミのカップなどでも大丈夫です。


材料(約6個)

卵白1個
砂糖30g
薄力粉15g
アーモンドプードル15g(100円均一ショップにもあります)
ココアパウダー5g
バター30g

手順は以下の通りです。

①卵白と砂糖をボウルに入れて泡が立たないように軽く混ぜる


(写真はこんな感じです)
②薄力粉、アーモンドプードル、ココアパウダーをふるいにかけて先程のボウルに入れる
③よく混ぜる
④フライパンを中火にしバターを溶かし、味が出てきたら火を止める
⑤④で溶かしたバターを②のボウルに入れてよく混ぜる
⑥型に薄く油をひく
⑦⑤を型に流し入れる
⑧型をトントンして空気を抜く
⑨トースターで1000W、4分加熱する


(焼く前と焼いた直後の写真です)

⑨冷めるまで待って型からはずし、切り分ける
お好みでトッピングをして女子力を発揮しましょう!!

関西人なら一家に一台ある!?たこ焼き器でドーナツ

最後は、オーブンもトースターもないけれど、たこ焼き器は持っているよという方におすすめ。
関西地方の方はもちろん、タコパなどを頻繁に行う大学生や中高生も持っている方は多いのでは?
今回は、そんな万能たこ焼き器を使って、小さくてかわいい、そして簡単に作ることのできる揚げドーナツを紹介します。

材料(約13個分)

ホットケーキミックス100g
卵1/2個
牛乳(今回はなかったので豆乳にしました)15㏄(生地がべたべたになり過ぎない程度)
溶かしバター小さじ2
揚げ焼き用の油 適量(多め)

手順は以下の通りです。

①油以外の材料を入れて混ぜる
②たこ焼き器に多めの油を入れる
③熱してきたら、生地を入れる
④焼き色がついたらひっくり返す

油の量とひっくり返した後の様子はこんな感じです。

外はカリカリ、中はもちっとしたおいしい揚げドーナツの完成です。
大量生産できるので、友達にあげるのにも丁度良いのでは?
油もほとんど残らないので、後片付けも簡単!!

アレンジして、ココアパウダーや紅茶の茶葉を生地に練りこんだり、トッピングをするのもおすすめです!


100円均一ショップで購入したラッピングで、少し手の込んだものに見えます(笑)。

さいごに

さてさて。
4つのお手軽レシピを紹介しましたが、いかがでしたか?!
準備も作るのも、ラッピングも簡単にできるものばかりだったと思います。
「お金に恵まれない」「時間に恵まれない」「家電や道具に恵まれない」
だけど「恋人や友達には恵まれている」そしてなにより、日頃の感謝を伝えたい人がいる皆さん、このレシピを参考に、誰かを笑顔にしてくれたら筆者も恵まれます(笑)。

素敵なバレンタインになりますように。

(立命館大学 文学部 山下杏子)

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