【新入生必見】現役大学生が「失敗談」から考える入学準備あれこれ
こんにちは。読者の皆さんの中には大学入学が決まって準備を始めている方もいると思います。
今回は現役大学生にインタビューを行って新入生当時の「失敗談」を集め、そこから入学準備について考えてみました。
これから取り上げる4つの体験談を通じてリアルな学生生活をのぞいてみたいと思います。
もくじ
入学前後のSNSつながり問題
自分は入学前後にSNSで「#春から○○」といった感じでとにかくあらゆる人とつながっていましたが、結局その後あまり付き合いのない人も多いです。
確かにSNSは情報を集めるのには役立ちましたが、友達作りという点では必ずしもSNSに頼る必要はないのかもしれません。(一回生男子)
新入生同士がTwitterやInstagramで互いにフォローしあうというのは「新入生あるある」ですよね。とにかく手当たり次第につながりを作っていくのですが、大学は思った以上に大きいのでSNSで知り合った人と実際に出会えないことも多いのです。
なので入学前にSNSでのつながりが少なくても心配する必要はありません。むしろ学科のLineグループ(連絡網のようなもの)に入ったり、入学してからできた友達をフォローしたりといった実生活に関する範囲で行っていけば十分だと思いますよ。
授業のスタイルとノート問題
「講義で絶対必要やろ!」と思ってノートを10冊ほど購入しましたが、講義では「レジュメ」が渡されるので実際には使いませんでした。
授業ではレジュメに情報を書き込んで復習するときにもそれを使うので、ノートは今でもお蔵入りになっています(笑)。
テスト前に情報をまとめる際にもルーズリーフでまとめているので、ノートはほんとに大学に入ってから使っていないですねえ。(二回生男子)
「レジュメ」とは大学の講義で使うプリントのことです。先生によっては「ハンドアウト」という呼び方をする場合もあります。
大学には様々なタイプの授業があります。学部や先生にもよりますが、実はノートを使わない授業も結構多いのです。
高校では先生の話を聞きながら板書をノートに書き込んでいく形式が主流だと思いますが、大学ではそれ以外にも配布されたレジュメに書き込んでいくタイプや、ウェブ上から資料をダウンロードして使う授業など様々な形式があります。
学期初めに1、2回授業を受ければそれぞれの授業のタイプがつかめるので、それからノートに名前を書き込むくらいでいいかもしれません。
辞書の買い替え問題
電子辞書は大学で必須だという噂を聞き、中学から使っていたものを買い替えましたが、大学に入ってから未だに一度も触れていません。
自分がとっている第二外国語の辞書が入っていないことも大きいですが、ほとんど携帯の辞書か紙の辞書で調べています。
電子辞書は3万円くらいしたので、本当に後悔しています。(一回生女子)
辞書の買い替えって結構難しいですよね。高い買い物ですし、電子辞書は買う時期によって内容にそれぞれ差があります。
受験生向けなら古文辞書が入っていたり、大学生向けでは第二外国語の辞書が入っていたりと意外と内容に違いがあるのです。
自分は受験生の頃に電子辞書を買いました。英語ではその辞書をそのまま使っていますが、第二外国語では紙の辞書を使っています。不便はありませんが、一つで済めば便利なんだろうなと思うことはあります。
ちなみに京都学生広報部の部員の中には英語でも紙の辞書を使っていた人もいました。荷物が多くなり大変だったそうですが、紙の辞書でも十分授業には対応可能です。
手帳の選び方問題
手帳は、まさか大学でもらえるとは思っていなかったので自分であらかじめ買っていました。
ですが、大学からもらった手帳のほうがテスト期間や補講日など大学の情報がほとんど載っているので便利です。
今は勿体無いので、普段用と大学用で手帳を分けて使っていますが、買う必要はなかったなと思っています。(一回生女子)
実は、大学では学生向けに手帳を配布しているところが結構あります。試験日や学内各組織の連絡先など、学生生活を送る上で様々なデータが入っていてなかなか便利です。
ただ手帳選びには大きさやデザインなどいろいろな要素があるので、最終的にはそのあたりも含めて考えながら選べばよいと思いますよ。
よい大学生活のスタートを!
今回の記事を書くにあたって京都学生広報部の部員に入学当時の話を聞きましたが、みんな初めてのことにとまどいながら少しずつ大学生活に適応してきたんだなと感じました。
新入生のうちは慣れないことも多いので時には失敗することもあると思いますが、先輩たちの過去の「しくじり」を参考にしていただき、皆さんがよい大学生活のスタートを切れることを願っています!
(同志社大学 社会学部 西野洋史)