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【お悩み解決】留年したくない!フル単で大学を卒業する方法とは?

【お悩み解決】留年したくない!フル単で大学を卒業する方法とは?
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みなさんこんにちは、そしてお久しぶりです!山下です。

今年ささやかながらコーナーを立ち上げました。

不定期更新ですが、読者の皆さんが悩んでいそうな素朴な疑問を記事にしていきます。

その記念すべき第一弾は、大学の成績システムと留年しない秘策!

『大学に入学して楽しい毎日を送りたいのに、留年するのはシャレにならない!!』と思って、まだ入学する前から不安になっている人もいるのではないでしょうか?

今回は、京都学生広報部の中で、文系と理系の 学部に在籍している部員 たちに学部や学科ごとの成績のつけ方や自己流の留年しない方法を聞いてみました。

皆さん、自分が興味のある学部だけでも覗いてみてください!

そもそも大学の『単位』とは ?

卒業の為に取得しなければならない単位数というのが大学または学部・学科ごとに決まっています。
その単位を4年間のうちに取得できれば大学は卒業できます。
ちなみに筆者が在籍している立命館大学文学部は124単位です。一見、かなり多いように見えますが、たいてい1つの授業につき2単位なので、4年あれば十分取りきることができます。

余談になりますが、『フル単』とは4回生までひとつも単位を落とさないことです!

学部や専攻ごとに取らなければいけない授業が違うので、もらった資料をしっかりと読み込むことが大切です。また、先輩に聞くのもいいですが、学年によって単位数や卒業条件が違うこともあるので、やはり自分がもらった資料を読むのが大切です。

皆さん、大学の単位のイメージはおおよそ掴めましたか?

ではまず、文系の主要3学部から見てみましょう!

文学部

これは、立命館大学文学部に在籍している筆者にお任せください!(笑)。

文学部の必修科目や専門科目の成績のつけ方は、期末テストの代わりにテスト期間にレポートを提出したり、論述テストが実施されることが多いです。

レポートの内容は様々ですが、日本文学研究学域に在籍している筆者は、純粋な文学作品だけでなく本の装丁や浮世絵、歌舞伎など様々な文化作品をテーマに4000字ほどのレポートを書くことが多々あります。

ただ、レポートの場合は特にですが、レポートだけで点数が決められるのではなく、出席点が3割から4割を占める場合もあります。

ですから、留年しない方法としては授業に出ることです!
「レポートの書き方が分からないから単位を落としそう!!」と叫ぶ前に、まずは授業に出ましょう~!
遅刻ギリギリマンの筆者からはあまり強く言えませんが、寝坊は禁止ですよ!

法学部

おつぎは法学部!テストが多いイメージですが実際どうなんでしょうか?

とっても優しい京都産業大学法学部の4回生の先輩に聞きました 。

『成績は、文学部と違って出席点が含まれることがほとんどなく、テスト100%のことが多いです。

また、レポートよりもテストのほうが圧倒的に多いですが、その代わり特に六法(憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法)は教科書や資料が持ち込み可になることもあります。

テストの内容は、事例問題を解くことはもちろん、法律関係や法律行為が成立する要件についてなど授業で取り上げられた基本的なことが多いです。レポートは事例問題を解くことが基本です。

法律上の争いについて自分の意見を書いたり、法的論点を明らかにして自分なりにどの学説を採用するのか考えて結論を出すものがほとんどです。』

持ち込み可はテストを受ける側にとっては嬉しいことです。でも、それに甘えて何も勉強しないでいると、その話題について書いてある場所を探すのに時間がかかって大変なことになるので要注意です!(笑)。

ちなみに、留年しない方法について聞いてみると…、

『第一条件として出席すること、そして興味のある授業を選択すれば記憶に残りやすいからテスト勉強が大変ではないです!そして論述テストは単位がとりやすい!』

だそうです!

経済学部

文系の最後は経済学部!計算やテストが多いイメージがあり、数学が大の苦手な筆者にとっては一生相容れなさそうな学部ですがどうなんでしょうか?

同志社大学経済学部2回生の編集チームーリーダーに、留年回避方法も含めて話を聞いてみました。

『同志社大・経済の成績評価はほとんどテスト形式です。基本的に中間テストと学期末テストと2回に分けて成績を評価します。先生によっては成績評価の1〜2割を出席やレポートにする人もいます。

経済学部のテストはどれだけ講義の内容を理解できているのか、そして過去問や練習問題を解いているかが単位を取るために重要な2点です。

この2点に共通して言えるのは友達がいるととてもよいということです。友達と講義の内容を確認しあったり、過去問はほぼ友達や先輩から貰うしかゲットできる手段は無いと思います。

要するに、経済学部でいい成績を取って留年を回避するには友達を作りましょう^^」

さて、皆さんいかがでしたか?

文系も学部によって成績の評価方法は様々ですね。

では理系はどうなんでしょうか?

部員に理系が少ないのですが…工学部と農学部の先輩に話を聞きました!

工学部

文系の筆者にとっては未知の領域の工学部。

京都大学工学部3回生のイケメン先輩に話を聞きました!

『専門科目は、参考書の持ち込みなし で出席点とレポート合わせて2〜3割が多いです。テスト7割ですね。

レポートは計算を含む演習が多めで、授業によっては、これから自分の専門分野として取り組むべき(注目している)社会問題や、習った技術の問題点を書かされることもあります。

学期によっては実験もあり、実験はレポート10割で出席は大前提です!ちなみにレポートのみの単位は実験くらいで、実験は全体の単位の1割にも満たないくらいです。』

やはりテストの割合が高いみたいですね。

そして先輩流の留年しない方法は?

『自分だけで勉強しない(友達を作る)です笑』

なるほど!

友達と一緒に勉強すればはかどるし、分からないところも教えあうことができます。
更に万が一、欠席した時も同じ授業をとっている友人がいれば授業内容を聞くことができるので一安心です。友達を作って、友達と一緒の授業をとりましょう!!

農学部

そして最後に農学部!

筆者は、動物と関わっていそうなイメージしか湧きませんが、、実際のところどうなんでしょう?

京都大学農学部2回生のしっかり者の先輩にお話を聞きました。

『そもそも農学部は、やってることが多岐にわたっていて、私の学科は食品生物科学科という名前の通り食品が専門です。ほかは農業、畜産、森林、バイオテクノロジーなど文系的要素が強かったり、工学っぽかったりと私もよくわからないほどいろいろあるんです(笑)。

私の学科の成績の付け方は、期末テスト一発が多いです。
先生によって1、2割が平常点だったりもします。平常点は小テストがほとんどです。出席点というのはほぼないというか、出欠をとらないことも多いです。

だから、テストでギリギリの人があてにしてるくらい(笑)
テストに参考書の持ち込みも基本的にないです。

講義の科目はほぼテストだけど、実験は実験ノートやレポートで成績がつきます。』

出席点がないことは文学部と大きな違いですね。

 

以上それぞれの学部の単位の取り方と留年回避の秘策でした!

いかがでしたか?

皆さんの疑問は解決されましたか?これから大学受験を考えている中高生の皆さんにとって、学部選びなど少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。

大学生の皆さんも履修登録などの時に参考にしてみてください!

それではまた次回お会いしましょう!!

 

(立命館大学 文学部 山下杏子)

 

この記事を書いた学生

かれんちゃん

かれんちゃん

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