インタビュー

京都四大祭!?京都市長×文化庁×京都学生祭典×京都学生広報部で座談会!

京都四大祭!?京都市長×文化庁×京都学生祭典×京都学生広報部で座談会!
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京都学生祭典の展望と期待

喜馬「京都学生祭典は今年第15回を迎え、6月に京都学園大学で、8月に京都駅ビルとポルタでアニバーサリーフェスタを開催するなど、新たなチャレンジもしてきました。来年の第16回をはじめ、今後の京都学生祭典にどのようなことを期待されますか?」

松坂「まず、自分の小さなコミュニティに閉じこもらない方が良いです。ゼミやクラスとかじゃなくて、大学の中で開放するような仕組みを作っていくことですね。さらに大学の枠を越えること。そのきっかけが学生祭典であるならば、学生祭典に参加する学生をもっと耕す。そうやって参加をしてもらうことで、必ず自分たちの経験になります。大学時代にしか一生の友達はできないと言われることが多いですが、その友達を得られずに社会の中に埋没してしまうこともあります。大学というのは利害を超えた出会いの場なんです。高校まではどうしても偏差値とかの賢さにとらわれてしまうのですが、大学に入ったら、そういうとこからちょっと離れて新しい地に踏み入れる。そのような場として京都学生祭典に期待しています。」

市長「私の言いたいことを、松坂さんが全部言ってくれました。自分の殻を破る、そして大学の枠を越え、京都の魅力を全部、京都学生祭典に詰めて、京都四大祭を目指す。一人ではできないから、みんなで感じて京都文化の習得のきっかけを作る。さらに、京都の殻を破る。京都の街の素晴らしさは、常に新しい人が入ってきて、伝統も大事にしながら殻を破って創造してきたことです。今後は世界学生祭典を視野に入れつつ頑張っていってほしいですね。ただし、根無し草になってはいけません。しっかり京都に根を下ろし、そして世界を見て、未来を見る。第20回くらいには世界学生祭典を京都でやってもらいたいですね。」

喜馬「京都に文化庁が移転すると、必ず学生と連携できることがあると思うので、そういったところを考えていきたいです。今年は「東アジア文化都市2017京都」など文化庁や京都市の事業とも連携し、また、この「学生文化発信の日」では京料理萬重の田村さんや未生流笹岡の笹岡さんからさまざまなことを学ばせていただき、私たち学生が「文化」を考える良いきっかけになりました。次の学生祭典は、ぜひ文化庁と一緒にやっていきたいですね。最後に、文化庁の移転の意義、移転を見据えた今後の取り組みを教えてください。」

松坂「文化庁が京都にきて、京都が良かったと言ってくれるのは当たり前。文化庁が京都に来たから、北海道の人も沖縄の人も良かったねと言ってもらえるようにしたいです。同時に国のあらゆる行政機能が、東京から東京以外の場所に移転するきっかけにしないといけない。東京はいろいろなことに対して無関心な街なんです。
東京のあるお祭りが、文部科学省の建物の前でも行われるのですが、その日は門を閉じたままですし、職員が参加することはありません。根底には、効率的に行政をやろうという精神があるんですが、そういう場にずっといると、地域との付き合い方や社会との付き合い方が、書類の上になってしまうんです。京都に来て、みなさんに文化庁を大事にしてもらって、どんどん干渉してもらおうと思っています。社会から遊離しないことが大切ですよね。」

市長「それに尽きますね。学生さんが京都の地域力・文化力・歴史力を存分に生かして、大暴れして街を元気にしてもらいたいです。学生祭典が文化とつながって、既存のお祭りに新たな変化をもたらすのが理想ですね。喜馬さんたちがやった学生祭典を見て、うちの街でも学生祭典をやろうという動きが日本中で出てほしいです。そして、学生祭典の噂を聞きつけて、その地域から外に出た人が帰ってきて、こどもが生まれると、人口減少に歯止めをかけるきっかけにもなると思うんです。
文化庁が京都に来ることで、京都が全国を元気にさせることを求められています。京都が良くなって、日本中が良くならないといけない。京都だけではダメなんです。その意味では、京都は良い意味での責任を背負っていると言えます。それにふさわしい京都学生祭典になってほしいですね。」

最後に

何事でも知ることによって親しみや興味が生まれます。今回の京都学生文化発信の日を通して、私たち学生も「文化」について考えるいい機会になりましたし,記事を読んでいただいた皆さんも、京都の文化により親しみを感じてもらえたら嬉しいです。そして個人個人が自分の好きな京都文化を発見して欲しいと思っています。

【ご案内】
会場で使用した「無鄰菴」は、京都市キャンパス文化パートナーズ制度(※)の登録施設です。登録した京都の大学生・短期大学生の皆さんであれば、100円で入場する事が可能です。下記より登録後、ぜひ活用してみてくださいね。

▽キャンパスパートナーズ制度
http://www.consortium.or.jp/project/kanren/culture

※「キャンパス文化パートナーズ制度」とは、大学コンソーシアム京都に加盟する大学や短期大学の学生であれば、学生個人による入会手続き(無料)により、他にも動物園や二条城、美術館などの各文化施設など、割引などの優待を受けることができます。

(京都産業大学 文化学部 石永路人)

この記事を書いた学生

かれんちゃん

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卒業生が執筆した記事はかれんが紹介しているよ!