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海外経験ゼロでも安心!オーストラリア・メルボルン留学に行ってきた

 

みなさんは「海外留学」にどんなイメージを持っていますか?

語学力UP!
外国人の友達ができる!
異文化を体験できる!

こんな楽しそうな印象はもちろんですが、

言葉が通じないかも…
お金がかかりそう…
治安は大丈夫かな…

など、色々な不安を感じる人もいるかもしれません。

というわけで、今回は僕の留学経験をもとに「海外で生活するって、実際どんな感じ?」という疑問に少しでも答えられたらと思います!

最後まで読めば、あなたもメルボルンに留学したくなるはずです!

 

そもそもメルボルンってどこ?

僕は3回生の夏から冬にかけて(昨年8月~12月)、メルボルンに留学していました。
と言っても、まず「どこだよ!」って話ですよね(笑)。

オーストラリア地図

メルボルンはオーストラリアの南東部ビクトリア州の州都で、シドニーに次いで国内第2の都市。
成田空港からは直行便が出ていて、メルボルン(タラマリン)空港までは10~11時間です。

日本人観光客にはゴールドコーストやケアンズといったリゾート地の方が人気ですが、実はこの街、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が毎年発表している「世界で最も住みやすい都市ランキング」で、なんと7年連続1位(2011~2017)!


(シティ中心にあるロイヤル・アーケード)

中心部はヨーロッパ風の歴史的建造物と現代建築が調和した美しい街並みで、オシャレなレストランやカフェ、ギャラリーなどが集まる“食と芸術の都”。
そして、郊外に出れば雄大な自然が広がり、素晴らしい景色や野生動物たちにも出会えるという最高のロケーションです!


(グレートオーシャンロードの12使徒)


(郊外のキャンプ場で見つけた野生のコアラ)

 

慣れないオーストラリア英語…


(ビクトリア国立美術館にあったアートな国旗)

日本人が「英語圏に留学しよう!」と決めた時、オーストラリアの他に候補となるのが、アメリカ、カナダ、イギリス、ニュージーランド、フィリピンといった国々。
どこで勉強しても大差ないと思われがちですが、国や地域が違えば使われる英語も違ってくるので、少し注意が必要です。

僕は大学に入ってから、1回生の時にイギリス留学、2回生の時にアメリカ研修に行き、今回のオーストラリア留学では休暇中にニュージーランド旅行もしましたが、色んな国の英語に触れると、単語・発音・文法・言い回しに差があることを実感します。

オーストラリアの英語はイギリス英語の影響を強く受けており、さらに人によって発音に少しクセがあるので、日本の学生にとっては分かりづらい場合もあるようです。一緒に留学していた友人も違和感を感じたらしく、「やっぱり日本人ってアメリカ英語に染まってるんだな~」と言っていました(笑)。

こうした英語の違いに興味がある人は、YouTubeで「Australian English」や「English accents」と検索してみてください!「オーストラリア英語 vs アメリカ英語」のような比較動画がたくさん出てきて、とても勉強になるのでオススメです!

 

この街、ホントに住みやすい?


(ヤラ川沿いのサウスバンク地区)

さて、話をメルボルンの街に戻しましょう。

さっき紹介したように、メルボルンは世界で最も住みやすい都市No.1
でも日本人からすると、「絶対に日本国内の方が住みやすい!」と思うかもしれません。
(実際に、別のランキングでは東京が3年連続1位に選ばれています。)

そこで、メルボルンでの生活は本当に快適か、暮らしてみて感じたメリット・デメリットをまとめてみました。

メリット

○フレンドリーな国民性

メルボルンに限らず、オーストラリア人はオープンでフレンドリーな人が多いと思います。

 

○多様な人種・文化

オーストラリアは歴史的に多くの移民を受け入れてきた多民族国家で、メルボルンも様々な人種や文化が混ざり合った社会。そのため差別なども少なく、外国人観光客や留学生を温かく迎えてくれる雰囲気です。

 

○安心・安全な社会

アメリカやヨーロッパに比べて銃規制が厳しく、治安は比較的良いです。しっかりと気を付けていれば危険な目には遭いません。また、政府がESOS 法(※)という法律を定めて留学生を保護しているのも特徴です。

※ESOS法…「留学生のための教育サービス法(Education Services for Overseas Students Act)」の略。オーストラリア政府が教育機関を厳しく監督することで、留学生に質の高い教育と快適な学習環境を保障している。

 

○学生ビザで働ける

海外留学で一番気になるのが学費・生活費など“お金”の問題。オーストラリアでは学生ビザでアルバイトができるので、大学や語学学校で勉強しながらお金を稼ぐこともできます。

 

○時差が少ない

メルボルンと日本の時差は+1時間で、サマータイムの期間は+2時間になります。日本より1~2時間進んでいるだけなので、日本にいる家族や友達に時間を気にせず連絡ができてとても便利です。

デメリット

×物価が高い

実はオーストラリアは物価が高いことで有名。例えば、自動販売機でペットボトルの水(600ml)を買うと$3.50=約300円です。日本の倍くらいでしょうか…。スーパーへ行っても、基本的に日本より少し高いという印象でした。

 

×変わりやすい天気

オーストラリアは全体的に温暖で過ごしやすい気候ですが、残念ながらメルボルンは例外。「1日の中に四季がある」と言われるほど急激に天気が変わります。昼と夜で気温が20℃違うこともあるので要注意です。

 

×夏は虫が多い

自然に囲まれた環境だからか、夏になると街中でもハエがブンブン飛んでいます。日本の蚊のように刺してきたりはしないので無害ですが、虫嫌いの人には少しキツイかもしれません。

 

意外と身近な日本文化


(スワンストン・ストリートの辻利ティーハウス)

日本人にとってメルボルンは、留学だけでなく、ワーキングホリデーの行き先としても人気の街。
中国人やベトナム人など他のアジア人に比べれば少ないですが、日本人も数多く住んでいます。
市街地には日本食レストランや日本人向け施設・サービスが充実しているので、「海外での生活は不安…」と感じる人でも心配いりません!


(“ウドンヤサン”という名のうどん屋さん)

「海外留学中は他の日本人に頼らない方がいい」とか、「日系の店ばかり行ったら海外にいる意味がない」と言う人もいますが、個人的にはそんなに堅苦しく考える必要はないと思います。
日本食が恋しくなったら食べればいいし、日系のお店を有効に使えば、留学生活をもっと快適にできるのではないでしょうか。

ユニクロ、無印良品、ダイソーなどの有名チェーン店もあるので、機会があれば立ち寄ってみてください!

 

結論:良い街なので行ってみて!

長々と書いてきましたが、まとめるとメルボルンは「海外生活に慣れていない人でも安心して暮らせる便利で美しい都市」です。

特にまだ留学に行ったことが無い人!
ベストな環境が整っているので、メルボルンで“初めての留学”にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

(同志社大学 法学部 木村望)

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