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【涼しげ】キラキラ和菓子パーティーしてみた【後編】

「京都っぽい」「キラキラな」「和菓子」をたくさん集めてご紹介するこの企画。
前編では京都に昔から伝わる和菓子「水無月」と3種類の和菓子を紹介しました。
今回は新たに3種類の和菓子の紹介に加え、京都で話題のキラキラ和菓子「琥珀流し」を実食してきました!
(掲載している商品の価格はすべて税込みです)

中には金魚!? まさに「金魚鉢」

最初にご紹介するのは、市街地の北側、鞍馬口にある『幸楽屋』の「金魚鉢」(6~8月限定)。
金魚鉢を模した水色の寒天の中に、餡細工でできた金魚が入っています。

【涼しげ】キラキラ和菓子パーティーしてみた【後編】

ぷるんぷるんでかわいい!とにかく透明感がすごいので、金魚と藻がとてもはっきり見えますね。京都学生広報部のメンバーからも「もったいなくて食べられないよ~」との声が聞かれました。
まわりの寒天は結構しっかり固められています。
何か特殊な香りづけがされているわけではなく、和菓子本来の甘みが楽しむことが出来る一品。
こちらも冷やすと甘さが引き締まっておいしく食べられますよ~~!

-店舗情報-
幸楽屋「金魚鉢」220円(6~8月限定商品)
〒603-8146
京都市北区鞍馬口通烏丸東入ル新御霊口町285-59(地下鉄烏丸線鞍馬口駅 徒歩3分)
TEL:075‐231‐3416

 

ひそかなブームが到来!? 「琥珀糖」の魅力

最近、SNSやまとめサイトでちらほらと見かける「琥珀糖」。
これは、寒天に砂糖や水飴などの甘味を加えて乾燥させたもので、外側はシャリシャリ、中はとろとろ・ぷるぷるな不思議な食感が楽しめる和菓子です!
さて、この琥珀糖の大きな魅力は、なんといっても「キラキラ感」。和菓子の「宝石」とも称される琥珀糖は、パステルカラーのものから透明感あふれるものまで、いろんなバリエーションがあります。

今回ご紹介するのは、
鶴屋吉信さんの「京・季のこよみ」
鶴屋吉信irodoriさんの「琥珀糖」の二品です。

【涼しげ】キラキラ和菓子パーティーしてみた【後編】

まずは「京・季のこよみ」。こちらは昔ながらの琥珀糖ですが、何よりその形が可愛い!
写真は季節限定のもので、色とりどりのお花に、もらった人も心ときめきそう!
外はカリッと、中はとろっとしているのも琥珀糖ならではの食感。優しいお砂糖の味で心が癒されます。

【涼しげ】キラキラ和菓子パーティーしてみた【後編】

対して「琥珀糖」は、細長いスティック状。パステルカラー5色にあわせてそれぞれミントやラベンダーなどのフレーバーがついています。
砂糖本来の甘味に加えて、フレーバーの香りがほんわりお口の中に広がり、華やかでとっても上品なお味。
また、この琥珀糖は折ってみると……

【涼しげ】キラキラ和菓子パーティーしてみた【後編】

とってもキラキラ!!インスタグラムなどのSNSに掲載する写真のモチーフにも使えそうですね。こちらも、もちろん琥珀糖ならではのサクとろ食感は健在!おすすめの一品です!

-店舗情報-
〇鶴屋吉信
〒602-8434
京都市上京区今出川通堀川西入る(本店)
TEL:075‐441‐0105
「京・季のこよみ」756円※季節ごとに異なる内容・パッケージで販売

〇鶴屋吉信IRODORI
〒600-8216
京都市下京区東塩小路8-3JR京都駅八条口1Fアスティロード内
TEL:075‐574‐7627
「琥珀糖」1080円

大極殿本舗 六角店「栖園(せいえん)」でいただく、琥珀流し

ここまでは「お店で買える」お土産を紹介してきましたが、次は「お店で食べる」キラキラ和菓子を紹介します!
その名も「琥珀流し」!コトカレ取材班(池垣、笠原、岡嶋)が、その魅力をお届けします!

【涼しげ】キラキラ和菓子パーティーしてみた【後編】

『大極殿本舗 六角店』の隣にあるのが、甘味処の「栖園」。老舗ならではの落ち着いた内装で、各々がくつろぎながら甘味をいただけます。
こちらで
池垣「琥珀流しと小椀ぜんざい」(1200円)
笠原「琥珀流しとミニわらび餅」(1050円)
岡嶋「宇治金時」(830円)を注文しました。

【涼しげ】キラキラ和菓子パーティーしてみた【後編】

こちらが「宇治金時」。さすが老舗だけあって、見た目からも濃厚さが伝わってきます。
まずは「宇治金時」を食べた岡嶋くんの一言。
「食べてる感じがしない!」フワフワの氷に、濃厚な抹茶の風味が感じられるシロップがかけられています。小豆も粒がホクホクしていて、しっかりとした味わいです。「美味しくてずっと食べちゃった……」なんて言いながら、ペロっと完食!

そして、「琥珀流し」がこちら!

【涼しげ】キラキラ和菓子パーティーしてみた【後編】

どうですかこのキラキラ感!まさに宝石レベル!
月によって風味が変わる琥珀流し。こちらは7月限定のペパーミント味です。ペパーミントならではの緑色がよく映えていますね。
一口食べた笠原くんも、「これは気に入りました!」と大絶賛。

まず、食べた瞬間から清涼感を感じることができます。下のシロップは甘いだけでなく、爽やかなミントの香りがしっかりついているため、食べていてスッキリした気分に。
さらにみずみずしく、ひんやりしていてまるで水を噛みしめているかのような食感。「琥珀流し」は寒天で作られているため、こうした食感が味わえるのです。

ミント風味のお菓子はあまり食べないというメンバーも、

「人工的なミントの味じゃなくて、自然なミントの味がして美味しい」

という感想を抱いたようです。ミント特有の辛みが少なく、ミント風味が苦手な人でも挑戦しやすい味わいです。

また、琥珀流しには小さなサイダーがついています。少し酸味があり、一緒にいただくと琥珀流しの爽やかさがさらに引き立ちます。

【涼しげ】キラキラ和菓子パーティーしてみた【後編】

セットのわらび餅、小椀ぜんざいも絶品。皆さんも是非堪能してみてください。

-店舗情報-
大極殿本舗 六角店(栖園)
〒604‐8117 京都府京都市中京区堀之上町120
TEL 075‐221‐3311

前編、後編に渡ってお送りしてまいりました「キラキラ和菓子特集」。
暦の上では秋になりましたが、寒の入りはまだ遠いのが京都。
時折訪れる夏のような暑い日には、涼しげな和菓子をいただいてみてはいかがでしょうか。

(京都大学 文学部 池垣早苗)

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