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コロナ禍でも大学デビューの方法とは【現役大学生4人のリアルな体験記】

今年大学に入学する新入生も、どのようにして大学生活を始めればいいのか不安な人も多いと思います。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、2020年に入学した大学1回生は、いつ授業が始まるのか、オンラインになるのか、何もわからないまま自宅での大学生活を始めました。

そこで今回、4人の新2回生に大学生活1年目を振り返ってもらいました!
どうやって友達を作るのか、オンラインでサークルにはどうやって入るのか、気になることをたくさん聞いてきました!

1人目:一人でもできることを見つけました


Mさん

――友達はどうやって作りましたか?

前期はずっとオンライン授業だったのですが、第二外国語のオンライン授業で先生がブレイクアウトルーム(zoomの少人数で話せる機能)を使って交流時間を作ってくださったので、そこで友達ができました!
実際に対面で会えたのは後期になってからの授業です。

――Mさんは京都学生広報部に所属していますが、入るサークルはどのように決めましたか?

入学式前の3月から5月にかけてインスタグラムやツイッターでたくさんの勧誘がありました。プロフィール欄に「京都女子大学1回生」と書いていたからかもしれません。大学に知り合いがいなくても勧誘はいくらでも来ますよ(笑)。
オンライン新歓に参加してみて、こわいなどと感じたことはありませんでした。参加するだけでギフトカード等の商品が当たる新歓もありました。
まずは情報収集のために積極的に参加してみることをおすすめします。

――今年入学する1回生に向けて、アドバイスをお願いします!

私は前期はほとんど大学の友達には会いませんでしたが、趣味を増やしたり、せっかく京都に住んでいるのでお寺を巡ったりして過ごしていました。ただ、自由な時間がたくさんあったので、もっと自分の専攻する分野の勉強や資格の勉強をしておけばよかったとも思います。参考になれば嬉しいです。

――この状況でできることを見つけたら積極的に行動に移していくことが大切なんですね。ありがとうございました!

2人目:部活に専念しました


Oさん

――部活にはいつ入部しましたか?

昨年の11月に入部しました。
もともと何かに打ち込みたいと思っていたので、サークル大百科(京都大学で新入生に配られるサークル一覧)を読んで体育会所属の部活を探して、気になった部のオンライン説明会に参加しました。
実際にどの部に入部するか決めたのは、対面での部活動の体験会に参加させてもらってからです。対面で新歓を行うことは禁止されていたので、大々的に体験会の参加募集は行っていませんでした。そのため、本当に入りたいサークルや部活などがあれば、個人的にそのサークルの活動を見てみたいとお願いしてみると良いと思います。

――次に、勉強の面はどうだったか教えてください。単位はとれましたか?

大学内に知り合いが少なかったこともあり一人で勉強することが多かったのですが、一人での勉強はやる気もでず、授業内容も難しいので大変でした。特に自分の場合はオンライン授業に向いてないみたいで、毎週の課題をこなすのに一苦労しました(笑)。友達の助けを借りてなんとか単位は取得できました。
家で一人で授業を受けていると怠けてしまうので、同じ学部・学科に友達は作っておいたほうがいいと思います。

――1年を振り返っての感想をお願いします!

前期は怠けて過ごしてしまったので、とても反省しています。ですが部活に入ってからは毎日が充実しているので、11月という遅い時期ではありましたが、入部してよかったです。

――部活はほとんど毎日練習があるので、メリハリの付いた生活習慣になりますよね。これからも頑張ってください!ありがとうございました。

3人目:早めに学生団体に入りました


Sさん

――オンライン新歓には参加しましたか?

はい。入学前からツイッターをやっていたので、DMで複数の団体から勧誘を受けました。そこで海外インターンシップ関連の学生団体を知って、5月ごろに入会しました。

――それでは、入学してすぐに充実した毎日を送れていたのですね。

そうですね。学生団体の活動はオンラインでもしっかり行われていたので、暇すぎると感じたことは特にありませんでした。また、その活動のためにもオンライン英会話を個人的に始めたので、時間を有効活用できたように思います。

――サークルを選ぶコツはありますか?

実際に参加して、気まずい雰囲気を感じない団体に入るのがいいと思います。
私は他にも後からいくつかのサークルに入りましたが、入会費もかからず、入って損はなかったです。とりあえず複数の団体に入会してみるのもありだと思います。

――次に大学の授業について教えてください。

第二外国語のオンライン授業ではブレイクアウトルームで新入生同士で交流する機会はありましたが、特に友人関係になったりはしませんでしたね。
スポーツ実習(体育のようなもの)は数少ない対面授業だったし、クラスの子とも知り合えるので、とっておいて良かったです。
勉強面は同回生に聞いてもみんな分からないのは同じなので、先輩に質問するほうがいいと思います。

――早い時期からサークルを決めることで、学科の勉強以外にもやることが見つけやすくねりますね。ありがとうございました!

4人目:オンラインでクラスの友達をたくさん作りました


Kさん

――友達ができたきっかけは?

私はツイッターを利用していなかったのですが、入学してからアカウントを作成してツイッターで同じ学科の子を探し、その子を通じてクラスのLINEグループに入れてもらいました。私の学科には率先してオンラインでの交流会を開く子たちがいたので、私もそれに参加して、早い時期から友達がたくさんできました。

――その友達とは授業外でも交流はたくさんありましたか?

はい。オンラインで仲良くなってから、学食でランチを食べたり、オンラインで筋トレ会やヨガ会などの企画があったりもしました。

――今2回生の私よりもクラスの子たちとの交流がありそうです(笑)。勉強の面でもその友達と協力できましたか?

はい。特に数学の授業では課題が多かったので、いつでも入れるオンラインミーティングが学科内で作られて、そこで教え合いながら課題に取り組みました。時間割作成の際にも自然と友達から情報が流れてきたので、特に困ったことはありませんでした。

――新入生へのアドバイスをお願いします!

周りの環境は変わらないので、それを言い訳にせず、自分から何か行動を起こすしかありません。クラスでの集まりに参加していないと友達も作りづらく、情報も手に入れられないので、そういったものがあれば積極的に参加しましょう!
また入学前は履修登録に気を付けてください。
必修科目をとらずに不必要なものをとったり、必修だと思ったものが必修ではなかったり、抽選申し込みが必要な科目があることを知らなかったりした友達もいました。

――履修する科目によって負担は全く変わってきますからね……。ありがとうございました!

まとめ

お話を聞いた4人は共通して、「自粛期間もっと勉強をして時間を有効活用するべきだった」と言っていました。また、色々なことがオンラインになる今の時代、自分から積極的に動かないとひとりぼっちで大学生活を送ることになってしまうようです。
新型コロナウイルス感染症が流行りだした初期のころは、私もオンラインで人と話すことを躊躇しましたが、今では全く抵抗がありません。積極的に参加することが、大学生活の成功の秘訣です!

資格取得や勉強の参考に、こちらの記事もご覧ください!

(京都大学 法学部 矢野史穂)

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