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就職活動ってどんなもの?学生がJTB京都の皆さんに聞いてみた

こんにちは、京都学生広報部の西野です。
前回の記事では、2019年10月に京都B&Sプログラム主催の「修学旅行を企画する」をテーマで実施したワークショップについてレポートしました。今回は、その後に行われた座談会の様子をお届けします。会場となったJTB京都支社の社員の方々からこれから就職活動をはじめる学生にあてたメッセージをご紹介します。

就職活動の話というと大学生に限った話のようですが、社会や仕事についてだけでなく、中高生の皆さんが関心をよせる大学入試など、様々な局面で有用な内容も多いと思いますよ!

(JTB京都支店 左:森野さん 中:瀬尾さん 左:佐藤さん)

人や仕事にふれる

まずは佐藤さんからのお話です。佐藤さんは2002年入社で、現在は「営業一課」の課長さんです。

学生の皆さんに勧めたいことは『人や仕事に触れる』ことですね。ネットにもいろいろ情報はありますが、まずは実際に見てほしい。
そういう意欲的な学生には我々も真剣に向き合います。真剣に仕事の内容について見たり聞いたりする中で、互いに得られるものがあると思います。
あとは、自分が持っているイメージと実際の仕事にはギャップがあることも注意しておいてほしいですね。
例えば『JTB』と聞くとツアーガイドをイメージされることが多いかと思いますが、実際には旅行営業(ツアーの売り込みなど)や事務など、多くの仕事があります。応募する際にはその『職場』が何をやっているところなのかよく確認してもらいたいです。」

自分に嘘をつかないこと

続いては瀬尾さんです。就職して半年の新入社員さんで、現在は旅行の企画を立てる業務に従事されています。

「就活といっても、まだ何をすればよいか分からないという人も多いと思います。私自身4回生になっても自分は何がしたいのか分かりませんでした。
でも私が思うに、学生スタッフとして活動をしている時点で十分頑張っていると思います。私からアドバイスがあるとすれば『自分をさらけ出す』ことでしょうか。
自分をさらけ出すためには自己分析をする必要があります。自分の人生なんですから、嘘をついても仕方がありません。自分の性格、やりたいことなど徹底的に自己分析してみてください。本来の自分ととことん向き合って、何をやりたいのかを考えてもらいたいと思います。
また、就活では一喜一憂しないことが大事です。就活で落ちるのはその時の募集条件に『合わない』からであって、決してその人が『劣っている』からではありません。ひたすら自分を信じて進んでいってほしいです。」

遊べる時には遊ぼう!

最後は森野さんです。森野さんは入社5年目で、現在は「営業一課」で留学など大学に関する旅行関係のお仕事をされています。京都B&Sプログラムの担当でもあり、現場で学生スタッフのサポートもしていらっしゃいます。

「私は、大学で就活関係の研修を受けてみるなど、できることからやっていましたが、今の就活は取り組み方も変化していると思います。まずは業種や会社を絞らずに世の中を広く見てほしいと思いますね。
時にはしんどい時もあります。でも初めにもった『こうなりたい』という軸を大切にし、ブレないように活動してほしいです。
学生に勧めたいことは英語の勉強と、めいっぱい遊ぶことでしょうか(笑)。
実は勉強でも仕事でも、メリハリをつけることはとても大事なことなんです。
だからやることは素早くやって、その後はたくさん遊んでほしいですね。」

 

実物とともに学べるまち・京都

この後はJTBの新卒採用の手順や面接の実際、旅行業の展望といった具体的なお話もあり、大変盛り上がりました!
三者三様のメッセージでしたが、学生に前向きに頑張ってほしいという気持ちが伝わってきました。
一大観光地である「観光のまち・京都」には観光業者も多く、観光に関わる学部・学科も多くあります。旅行について学ぶにはうってつけの街といえるのではないでしょうか。

 

(同志社大学 社会学部 西野洋史)

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