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【vol.3】 旅するコトカレ(大阪)履正社高等学校にて!!

筆者は高校生の頃、よくこのようなことを考えていました。

「大学生の生活ってどんな感じなんだろう?」

「大学の授業ってどんな授業をするんだろう?」

 

筆者が高校生だった頃は、周りに大学生の知り合いや先輩など居なかったため、中々このようなことを大学生に直接聞くことが出来ませんでした。

 

京都学生広報部の目的は、「全国の中高生の皆さんに、京都での学生生活や京都ならではの魅力を発信する」ことです。

 

私たちは取材をしていてよく疑問に思うことがあります。

「今、中高生はどのような疑問や話題を持っているのだろう?」

「全国の中高生から見た京都とは?」

 

そこで、今回新しく始まったこの企画、「旅するコトカレ」。

京都学生広報部の部員が全国の中学校・高校にお邪魔し、中高生が今興味を持っている進路や、京都についてのイメージを聞く「旅するコトカレ」プロジェクト。

 

第3回目は、筆者の母校である履正社高校にお邪魔して、インタビューをしてきました!

 

履正社高校は大阪府豊中市に所在する私立高校です。

履正社高校はスポーツの実績が素晴らしく、卒業生には、日本のプロ野球界を代表する選手の一人、東京ヤクルトスワローズの山田哲人選手や、オリックスバファローズのT-岡田選手(岡田貴弘選手)、千葉ロッテマリーンズの安田尚憲選手などを輩出しています。

また、勉学にも非常に力を入れており、毎年、国公立大学や私立大学へ多数の合格者を出す実績を持つ進学校です。

 

今回は、履正社高校の生徒会役員の皆さんにインタビューさせていただきました。

 

(左から現在高校3年生の志水さん、山崎さん、谷さん)

 

京都の印象について

―高校生から見て京都の印象を教えてください。

 

志水さん「歴史ある建物とかがあって、日本を代表する建物であったりするので、海外からも観光客が多い印象があります。」

 

山崎さん「日本の文化が集まったまちというイメージがあります。祇園も京都ですよね。海外の人が『日本の文化』と言ったら、やっぱり京都に行くと思うし、自分達も外国人じゃないですけども、日本文化に触れるなら京都に行くと思います。」

 

谷さん「日本を代表するような京料理などのイメージがあります。私は和菓子が美味しいなと思います。住んでいる所が京都に近いので、よく京都に行くのですが、お土産に買うお菓子も美味しいです。」

 

大学に入ってやりたいこと

―現在皆さん高校3年生ということで、残りの高校生活も半年程だと思うのですが、これから先、大学生になったら自分がやってみたいことや目標などを教えてください。

 

志水さん「高校では自由な時間がほとんど無かったので、これから自由な時間を利用して、社会勉強の一環として、ボランティア活動に挑戦してみたいと思います。」

 

―ボランティアをしたいと思ったきっかけなどはありますか?

志水さん「昔からボランティアの活動があるのを知っていましたが、今まで参加したことがありませんでした。大学生になったら自由な時間が増えるだろうから、ボランティア活動に参加してみたいなと思っています。」

 

山崎さん「自分は、大学に入学したら知識を増やしていきたいと思っています。大学生になったら、色々なサークルに入ってみるなど、1つのことに固執せずに、知識を深めていきたいと思っています。また、免許を取得し、日本一周旅行にチャレンジして、大いに見分を深めるつもりです。」

 

―色んな団体に参加してみたいということですか?

山崎さん「そうですね。例えば赤十字であったり、国が支援している活動に行ったりして知識を得たりとか、今自分の持ってるものって少ないので、もっと視野を広げていきたいと思っています。」

 

谷さん「私は大学で、他の地域の方や外国の方など、いろんな人との関わりを持って、他人の考えとか地域の特色とかを学んでみたいなと思います。」

 

高校生の皆さんから学生広報部員へ逆質問!

志水さん「さっきのボランティアをやりたいということに関連しているんですけど、やっぱり大学生って自由な時間は多いですか?」

 

―メチャメチャ多いです(笑) 大学って入ってみたら実際に分かるんだけど、大学の時間割って一部指定された時間とかもあるけど、ほとんどは自分で受けたい授業を決めて、時間割を作るから、時間割の組み方次第では毎日学校に行く必要は無いし、中には平日に休みがある学生もいるよ。上手く時間割を作って、空いた時間にボランティア活動をしてみてはどうかな。

 

山崎さん「学生が主体となってボランティアをしているのですか? やっぱり中学・高校って何かと制限が多いので、何かやりたいって提案しても、その提案が通るまで時間がかかってしまうので…。」

 

―そうだね。大学にも先生は居るけど、大学は基本的に学生が主体となって動くよ。これはボランティアの活動に限らず、何においても基本的に学生が主体となって動く。要は自分次第やね。自分がやりたいと思ったことが出来る場所が大学。だけど、自由の反対側には責任というものが付いて、例えば大事な資料を提出し忘れたら自己責任。中学や高校のように担任の先生から提出の締切が近いとか催促されることもない。大学生って自由に好きに過ごせる分、責任は伴うかな。中学や高校では色々制限され、とやかく言われる時もあったかもしれないけど、逆に言えば、大学生になった分、自分で動けることを周りも期待しているってことじゃないのかな。

 

 

谷さん「大学生になると、勉強って難しいですか?」

 

―勉強が難しいかと聞かれると、確かに、難しい内容の授業もある。だけど、全部が全部難しい訳じゃないし、基本的に授業は毎回出席して、先生の話を聞いて、試験勉強をしたら、それで悪い点数になるってことは無いと思うよ。それに、大学の授業の時間割を組む時もしっかり期間が設けられていて、それぞれの授業がどういった内容を取り扱うのかというのも分かるし、自分の興味ある分野もしっかり考えて授業の時間割を組んだら、難しいものばかりでは無くなると思うよ。

 

インタビューを終えて・・・

(履正社高校内 エントランス)

 

履正社高校生徒会役員の方とのインタビューを終えて、自分の高校生時代と照らし合わせながら、今高校生は大学にどのような疑問を持っているのかを生の声で聞くことができ、非常に良い機会となりました。

 

中高生の皆さんに、京都学生広報部の「コトカレ」サイトを見ていただいて、大学生活の疑問の解決や、自身の今後の大学生の理想像を描いていだきたいです。

 

今回、「旅するコトカレ」プロジェクトに賛同していただき、お忙しい中取材を引き受けて下さった履正社高校の生徒会の皆様に深くお礼申し上げます。

 

 

(龍谷大学 文学部 須藤祐)

 

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